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2011年3月27日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第24話感想

#24「ひが日死の巫女」

二人が仮面をはずした
「委員長!」
「スガタくん!」
一緒になって愕けない自分(視聴者)は哀しからずやwww

ケイトを攻撃するそぶりをみせたスガタ。
「キミの封印が解かれなければ、すべては次の世代のことになる」
「でも、あなたはこの時代に生まれてきた。運命の人として」
BGMがすばらしい!台詞もよくキレてる!名場面でしたね。
「お願い…。あたしに、永遠をください」
悪いけど、タクトとワコのキスより、遥かに輝いていました
このとき、スガタは、献身してくれるケイトと心中する意志を固めたのでしょうね。

さて一方。
大食い巫女としての地位を確立しつつあるワコ。
弁当のコロッケに、舌鼓をうっております。暢気(のんき)です。
「恋するオトメはかわゆいのう」って何ぞwww
最後まで、空気ヒロインで終わるのか?
ワコぼっち問題が、語り草になりそうな予感。

ミセス・ワタナベ「巫女の封印の影響を受けてる、近くの火山が爆発することも考えられる」
脚本が、現実とのシンクロを志向した
もちろん、この流れは、思いつきとかじゃなくて既定路線ではあったけれど…。
にしても、人妻銀行さんは、やっぱりデキる人だった!
「あなたたちも、島民のみなさんの避難誘導に協力するのよ?」
「カッコいい!」
それに比べて、ヘッドときたら…。▼▼〆
やっと覚醒したシンゴをいたわるでもなく、いきなり『とにかくキミのが欲しいんだ』ってきたもんだ。
「今度は俺が夢を見る。永く、愉しい夢をね」
「ふははははは!」
ヘッドカッコわるいww
しょせん、リーダーの器じゃなかったんですね。

次回サブタイは、森田童子の名曲『僕たちの失敗』を思わせる…。
♪だめになった僕を見て
君もびっくりしただろう
あのこはまだ元気かい 昔の話だネ♪

僕たちのアプリボワゼはこれからだ!」
蜜柑(未完)ってシャーマンキングなオチなら笑えるけれどwww

そして、劇場版人生は続く…。

次回(最終回)「僕たちのアプリボワゼ」

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GOSICKスペシャル感想

「美しき怪物は混沌の先を視る」

総集編ということで、記事は予定してなかったのですが。
桜庭一樹先生の出演で、一気にテンションが上がりました!
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』で魂を撃ちぬかれ、読書日記の大ファンでもある私にとって、まさにご褒美。
直木賞受賞のときの特番では、ボーイッシュな印象があった桜庭先生ですが、あらためて見ると、なかなかキレイな方なんですねえ。いろんな意味で、惚れ直した!
原作も、アニメと軌を一にして、夏に終了とか。愉しみです。

錬金術師?
リヴァイアサン?
モンストル・シャルマン?

気になるキーワードがてんこ盛りですね。
ミステリからゴシックへ。まさに、そんな感じ。

次回「そのドリルは雄弁に愛を語る」

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バクマン。第24話感想

#24「電話と前夜」

KOOGYざまあww
アートなマンガを否定はしないけれど、『カラフジカル』はダメダメですよね。いかにも表層的で。
耽美を狙うなら、丸尾末弘くらいは行かなくちゃ。

金未来杯は同時受賞。蒼樹・中井コンビにもまだチャンスが。
王道というか予定調和な結果でした。最終話で明かされるだろう連載の行方も、おそらくは予定調和。
だがそこがいい!
不条理なアニメも多い昨今、バクマンのような安定感は必要です。何より、キモチがいい。
「なんと気持ちのいい連中だろう」(カリオストロの城より)
そんな感じ。

亜豆とたのしそうに喋っているシュージンに嫉妬する見吉がカワイイ!
なんと気持ちのいい娘さんじゃろう、って、おじいさんか私はww

服部と雄二郎が、飲み屋で連載談義。
ルーキーズとハンター×ハンターとか、確かに黄金時代でしたね。何もかもが懐かしい。

次回「ありとなし」

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夢喰いメリー第11話感想

#11「夢の守り人」

樹海さんマジ最強!

まあ憎らしいですねえ。言いたい放題ですねえ。矢作さんの声が合ってますねえ。メリーも夢路も、河浪さえも無力でしたねえ。
こういう増上慢な娘さんは、どっか暗がりにでも連れ込んで、お仕置きしてやりたいww
そういえば、器である飯島先生にいけないことされていたけれど、夢魔と性交とかできるのか?
インキュバス(淫夢魔)ならいいのかww

視聴者のフラストレーションをかき立てる作業に終始した印象。
テストが終わるまで待ってやる」吹いたww
「あたしはこいつらの担任だ!」ってアレでしょうか?
飯島先生は教師の鑑です。

勇魚の夢魔であるパレイトが、何とも弱弱しい。
あまりに繊弱なので、何かウラがあるのか?って勘ぐりたくなるほどです。
そういえば、ジョン・ドゥはどうなったのか?それだけが気になるところ。

次回「夢魘」

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フラクタル第10話感想

#10「僧院へ」

フラクタルについて、ネガな感想はもうあまり書きたくありません。
私が言わなくたって、この世界にはフラクタルへの讒言が溢れているからですww

どうしてこうなった…。
ひとつひとつのパーツはそれほど悪くないのに、集積すると怪しさ満載の作品になってしまう不思議。
フラグメント手法はキライじゃないのですが、どうにも違和感が拭いきれません。
だって、フラクタルは壮大なドラマを志向しているんですよね?
全体主義社会とか個としての自由とか尊厳とか愛とかを描こうとしているんですよね?
なのに、フラグメントアニメの極北である『けいおん!』みたいな手法を使ったらいけないと思います。

論より証拠、記事を書くためにメモった台詞を列挙してみます。
こう並べただけでも、苦笑が込み上げてきそうww

「バロー、あなたはお下がりなさい!」
モーランさん、何故に強気?てか何でバローは従順なんだ?明らかに、前回と齟齬があるぞ?

クレイン「人殺しだけど、仲間だ!」
仲間だけど人殺しだ!って反語しても空しいよね。

スンダ「ディアス、何を考えている?」
ディアス「何を?愛!」
ALL YOU NEED IS LOVE!ジョン・レノン辺りにふさわしいユートピアな台詞。

「あなたは世界の愛しい娘。そして私は世界に愛されなかった娘!」
年増女の呪詛に聞こえてしまったのはヒミツです。

バロー「私たちが豊潤な愛で結ばれているということを」
てへぺろ♪いや、そんなカワイイものじゃないねww

クレインは、主人公らしくなったのかなあ?
スンダは評価していたようだけど、まだまだ微妙と言わざるを得ない。

ちょっとした小ネタ。
クレイン・ネクラン
それが少年の名だったのか!
やっぱりネクラいや何でもありませんwww

物語は、いよいよ佳境に。
フラクタルからの解放みたいな結末になるんでしょうけれど…。
もういっそ、名画『惑星ソラリス』みたいに、「解放されたように見せて実は」なんて終わり方も一興かも。

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2011年3月26日 (土)

とある魔術の禁書目録Ⅱ第23話感想

#23「開戦前」

Aパートは、上条さんの高潔な説教と、姫神&吹寄を愛でるお話。そして、すき焼き。
Bパートは、一通さんが「グループ」に就職し、スキルアウト退治に赴くお話。
魔術側の攻勢が一段落したと思ったら、えらく内輪な諍いに収斂してきましたね。
スキルアウトの首魁である駒場(何となくフランケンシュタイン似)がどれほどのヤツか分らないけど、規模縮小は否めないところ。一通さんの嘆きが、理解できます。

今夜はすき焼き!みんなですき焼き!牛充(うしみつ?)の高級すき焼きだ!
卵のかき混ぜ方が遅い!
上条の卵をちゃっちゃとかき混ぜてやる吹寄は、もはや世話女房ですねww

クラス討議の結果、今夜の鍋はすき焼きで決まり!
苦笑する黄泉川さん。
「いいなあ、バカなことばかりで
(ノ∀`)

一通「頸を切り落とす!」
アックア「頸を切り落としてこようか?」
一通さんもアックアも、何故か頸チョンパの欲望に取り憑かれているようです。エルフェンリートの呪い?

それにしても、物語をどう纏めてくるのか?
事ここに至ってのスキルアウト編に、カタルシスはあるのか?
恍惚と不安、我にあり。
そんな心境です。

次回「スキルアウト」

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IS <インフィニット・ストラトス>第11話感想

#11「ゲット・レディ」

「本来なら、女の上に男が乗るなんて、私のプライドが許さないが…」
騎上位女が上ならいいのか!?
Σ(゚Д゚;
何気にエロかった箒さんでした。いやあ、おぢさん一本とられたよww

「力が欲しいか?」
ということで、第四世代IS「紅椿」という至高の「力」を得た箒。暴走IS「銀の福音」の制圧に向かうのですが。
海域を犯した密漁船が闖入!庇おうとする一夏。一本気な箒が、激昂します。
箒「犯罪者など構うな!」
(いきなりトランザム状態)
一夏「箒、そんな寂しいこと言うな。言うなよ…。力を手にしたら、弱いやつのことが見えなくなるなんて…」
だから違うんだってば!』(箒の心の叫びww)
しかし、自己陶酔している一夏には、箒の抗弁も、全く届きません。君に届かない。
てゆーか、そんな事やってる場合か?銀の福音、まだそこにいるしww
ほーら、いいのを一発もらっちゃった!
撃沈された一夏が、そのまま昏睡状態に。

甘酸っぱい回想場面が続きます。
これがいわゆる走馬灯ってヤツかwww

昨夜は「さくら水産」にて突発の飲み会、本日も夕方から青山方面に出かけるので、簡易感想にて失礼します。

次回「君の名は(ユア・ネーム・イズ)」

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2011年3月24日 (木)

まどか★マギカ考察「クリームヒルト、そして」

まどかの魔女名が、Kriemhild Gretchen(クリームヒルト グレートヒェン)であることが判明しました!

クリームヒルト。叙事詩『ニーベルンゲンの歌』に登場する美女。
前編では、英雄王ジークフリートの貞淑な王妃だったが、後編に至って、夫をだまし討ちした梟雄ハーゲンと、兄王グンターに復讐すべく、罠にかけて惨殺し、自らも滅びた。
グレートヒェン。詩劇『ファウスト』に登場する美少女。
純真無知と、ファウストへの愛ゆえに、母を誤って殺し、兄を死に追いやり、発狂してわが赤児を殺害するという罪を犯し、牢獄で死亡。しかし、その無垢を言祝いだ神の恩寵により、天に召された。結末で、死にゆくファウストを救済する天使として再来した。

まどかだけが、なぜ破格の魔法力をもっているのか?なぜ、最高の魔法少女たり得るのか?ずっと考えていました。
彼女の稟質について、以前、おもに即物的側面(血すじとか魔法力の堆積とか)から考察したのですが。
やはり、魔法少女としての「願い」の質や強さが、大きな要素になっているのは、間違いないところでしょう。
ほむらの例からも、その推測は裏書されます。

どうして、Kriemhild Gretchenなのか?どういう意味があるのか?
タクトのフェニキア文字のように、何かアナグラムが匿されているのでは、と考察されているサイトも見かけましたが、特に結論には至っていないようです。
私は、まさに「名前自体」に意味が匿されていると直観しました。
復讐と呪いに憑かれた美しき烈女と、自己犠牲によって恋人に恩寵をもたらす天使
この魔女名自体が、矛盾を内包しています。そこに、「鍵」がひそんでいるのではないかと推論したのです。

魔法少女の「願い」と、魔女の「呪い」。
このふたつは、対蹠的なものであり、相互矛盾であり、同時に、同じ「エナジー(ちから)」の表裏をなしています。
拮抗し合うものが、やがて止揚(アウフヘーベン)されて、さらに高度な段階に統合される可能性を示唆している…。
まさに、ドイツ哲学者の孤峰、ヘーゲルが提唱した弁証法です。
Kriemhild Gretchenは、「止揚」を象徴的にあらわしているのではないでしょうか?

「最高の魔法少女」と「最悪の魔女」を担保する、まどかの「願い」と「呪い」は、想像を絶するほど「巨大」なはず。
その正体を大胆予想すると。
この世界をいったん滅ぼし、そして再生する
より正確にいえば。
ワルプルギスの夜を斃す
→しかし、この戦いにより、世界は崩壊状態
→最高の魔法少女として、世界を再生する

脚本・虚淵の、過去の仕事(沙耶の唄ほか)から、導いてみました。
まさに矛盾です。だからこそ、正と邪を、同時に担保し得るのです。

しかし、エントロピーの不可逆性により、魔法少女まどかの再生の願いは、魔女の滅びの呪詛に変貌してしまう。
「魔女になんか、なりたくない…」そう呟いて、ほむらに殺してもらったまどかです。望んではいないはず。
どうすればいいのか?
思い出すのは、『ハンター×ハンター』の、念能力への「制約」。
「制約の強さが、念能力の強さを決定する」というルールです。
クラピカは、「旅団以外に念能力を使ったら、即座に死ぬ」という制約を自らに課しました。
だとすれば…。
「この世界をいったん滅ぼし、そして再生する。もし魔女化したときには、自分自身が滅ぶ
この制約を附加するしか、世界を救う方途は残されていません。

でも、これでは救いがない。
まどかの幸福は、どこにあるのでしょう?
これについて、多く語ることは至難です。
虚淵×新房であることを考え合わせると、悲惨なまま終る可能性も高いからです。

それでも、まどかの物語には、一掬の救いがあってほしい…。
サン=テグジュペリ『夜間飛行』に、アンドレ・ジイドが寄せた序文を引用して畢(おわ)ります。
「私は、次のような真理を、著者サン=テグジュペリが闡明してくれたことをありがたく思う。すなわち、人間の幸福は、自由のうちにはない。義務の容認のうちにある、という真理だ」
『法王庁の抜け穴』等の作品で、個人主義を追究し続けた果てに、ジイドが辿りついた思想です。軽々に論じるわけにはいかないので、引用に留めます。

ただ、私は信じたいのです。
この世を絶する力を得てしまったまどかにただひとつ残されているのは、「義務を果たす幸福」なんだと。
人の幸福を規定するのは、「何をなすべきか」なのだと。
それゆえに、まどかは幸せになれるのだ、と。

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君に届け2ND SEASON第10話感想

#10「ここから」

「黒沼!好きだよ!」
「夢みたいだ。やっと、届いた…」
そして、緊急地震速報に向かって顔をあからめている風早、って違うかwww

白日の下の告白に、みんながビックリしてる!そして二人を祝福してる!
ピンもいた!茫然自失してる!人間性って、こういうときに露呈されるものなんですね。
他人をすなおに祝福できないヤツはダメだって、先生に教わらなかったのか?
('A`|||)
三浦健人もいた!てへ♪って感じだ。相変わらず反省しとらんようだなキミは。
くるみちゃんの不存在だけが、唯一の瑕瑾(かきん)です。画竜点睛を欠くとは、このこと。
次回には登場して、風早と爽子の大団円に、華を添えてくれるかな?

集大成としての、爽子のうらめしや演技!まさに、一世一代の熱演です!
しかし、審査員に提供した飲み物がワイロ認定されて、仮装行列のポイント剥奪!
ピン、石化して崩れ去った!暴れ出そうとする教師を、生徒たちが必死に制止!ふつう逆だろww
下心は心だあ!」
やっぱりな。
やっぱり、そういうことだったか…。
でも、ピンだしね、仕方ないねwww

次回「祭りのあと」

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2011年3月23日 (水)

レベルE第11話感想

#11「Field of dreams!」

ポルノ外人現象吹いたww
主将、ナイスです。さすが、マネジャーの藤井さんに愛されるだけはありますね。
満塁ホームラン打ったらキスすっぺとか、このマネジャーさん、やるなあ。主将を完全にマインドコントロールしている感じです。
きっと、ドラッカーを読んでマネジメントしているんでしょうねwww

懐かしの、トワイライトゾーンとかミステリーゾーンとかを想起させる、オカルトミステリ風味の綺談でした。
地方決勝戦へのストレスが原因?
ネガティブシンキングなお話かと思わせて、実は、イメトレで集中し過ぎたために生じた幻影甲子園という、むしろポジティブシンキングというオチが爽やかでした。

『ロバート事件』の、少女の夢の中が凄まじかった!
気分は、エイリアンVS物体X
少女の深層心理では、両親の諍いは、このように増幅されて恐怖を煽っているということなんでしょうね。

犯人当てゲームとしては微妙、というご意見もあるみたいですね。
まあ、お久しぶりの雪隆くんのために、祝杯を上げることにします。
クラフト隊長とともにww

次回「Half moon…!」

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2011年3月20日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第23話感想

#23「エンペラー」

ヘッド描くところの、スガタの肖像が届けられました。
何となく邪悪…。『うみねこ』の魔女ベアトリーチェって感じ?
ヘッドの第一フェーズは、「永遠のジュネス(青春)」だったのでしょうか。若づくりなんてレベルじゃないですもんね。
だから、いまでも美少女も美少年も、こませるんだよな。部長には振られてたけどねww

何食わぬカオで、息子(タクト)に近づき、道を尋ねた。
そのとき!
タクトの「ジョルト」(『はじめの一歩』参照)が炸裂!腰の入った会心の一撃が、ヘッドの美しい顔面に決まった!
ヘッドざまあ、と喝采したのは、私だけではないはず。おじさんはダメだなwww

ホンダ・ジョージが、やっとストイックな特訓から開放され、蒼穹(あおぞら)の下に。ロッキーばりの特訓は終わったと見えます。
フィラメント隊の彼らは、憮然と呟きました。
「青春を謳歌し、旅立ちのときを迎えたとき、部外者でいいのか?」
それぞれの幸せ(恋人)を手に入れかけているのだから、いいと思うんですけど…。
しかし、ベニオが諦めない限り、フィラメント隊は不滅。彼らは、青春の季節で、一蓮托生なんですね。それもまた善きかな。

ワコとの喫茶店デートのさなか、ゼロ時間が発生!
タクト「今日は何だか賑々しいな」
彼を待っていたのは、バニシングエイジによる、三位一体攻撃。
ガンダムのジェットストリームアタックですね?結局は「オレを踏み台にしたあーーーッ!」なんですね?
しょせんは、噛ませ犬ということでwww

それでも、さしもの銀河美少年ですら押され気味。そのとき!
「僕を使ってタウミサイルを撃て!信じろ!」
闖入したのは、王であるスガタだった!二人揃えば、プリキュア無双
王の力との相乗効果なのか?タクトに、バックから熱く「発射」されたスガタミサイルは、三体を一気にぶち抜いた!
青春の横溢するリビドーは、すべてを「撃ちてし止まん」なんですね?分りますwww

さて、綺羅星十字団の総会です。
キーング、颯爽登場!あからさまにシンドウ・スガタです。
って、仮面つけてないやんけ!ツッコミ入れようと思ったら、さりげに、後から仮面着けましたね。
にしても、露出多いなキングww
「スガタくんが来てくれた!」
嬉しそうなベニオ。でも、このコって、本当に捨て駒っぽいんだよね。
冷酷な王となったスガタに、いいように使い捨てられないことを祈りたい…。

スガタのとーとつな変節は、なして?
タクトとの共闘で、何かを確認できたから?
両雄並び立たずを、あらためて痛感したから?
イブローニュとの悪縁?義理を立ててる?
それともただ、シャーロック・ホームズばりに「最後の挨拶(Last Bow)」だったのでしょうか?
分らん、分りません。

すべては…。
綺羅星!」(スガタ)
(ノ∀`)
、なんでしょうね。時分の花。世阿弥の『花伝書』の。
理屈は不明ですが、派手でさえあればそれでいい、という強引な作劇なのかもしれません。
否定はしません。作品は、ハッタリが大事。それさえあれば、七難隠す。
それとも「効果を狙い過ぎだ」って、かつての文芸批評家みたいに、不満を洩らすべきなんでしょうか?
ある著名作家が、反論しました。
「では、何を狙えばいいんだ?無効果か?」
ケレンが、けっこう好きだったりします。
危うさはあるにせよ、まだまだタクトの作劇法を支持したいと思います。

終章もすぐそこに。爽快な大団円に期待しまーす。

次回「ひが日死の巫女」

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2011年3月19日 (土)

バクマン。第23話感想

#23「火曜と金曜」

フローリングの床に端然と正座する蒼樹嬢に惚れた!
あまりに自然なので、ぜんぜん違和感ありませんでしたよ。
こういうやんごとない方は、お紅茶とおケーキなんでしょうね。
おせんべボリボリとか、あり得なさそう。まあ分んないけどww

しかし、メルヘンな画にぴったり合わせてきた中井さんすごいな。
元から、あの作風だったんでしょうか?それとも、蒼樹さんへの愛が為せるわざ?
というか、四者四様の作品を描き分ける小畑健さんがすごいと思います。
中井さんは高速で点描打ってましたが、あの細かさは、所謂「マゾ点」ですね。
単調きわまる作業を愉しめるマゾの人にしか不可能、という意味で。
もっと大雑把で適当な点描を「サド点」というそうですww

サイコーたちだけでなく、全員がネームを手直ししてきたというのが面白かった。
あの高慢そうな蒼樹さんでさえも、少年誌寄りに修正を。
読み合わせは、各自にしっかりと刺戟を与えていたんですね。
編集者が、三人とも連載前提のネームを指示してきた!
それほどにも拮抗しているのか?真相は、まさに「藪の中」ですね。

アンケート結果を一瞥したKOOGYの不敵な笑みが、気になるところです。
気になるといえば、地下鉄内で、金・女・マンガに反応してきた会社員風の男。
ヤバそうな眼つきだけど、今後は、意外なダークホースになるんでしょうか?

ともあれ、金未来杯の結果が待たれます。

次回「電話と前夜」

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フラクタル第9話感想

#9「追いつめられて」

作画は丁寧で繊細になってきたし、ときおり閃光のように煌めく場面もある。
たとえば前回の、ネッサ?号が自己犠牲によりクレインたちを救い、消えていく場面。
今回なら、ネッサが自己崩壊の幻覚に怯える場面。
上手くこなせば、感銘や衝撃に繋がるはずなのだけれど。
そこに至るまでの描き込みが不足しているので、効果を発揮しきれない憾みが残ります。
あと、ターミネーターとかエヴァの単なる引用という疑いも拭いきれません。
仏つくって魂入れず。そんな隔靴掻痒感が纏綿しているのが、『フラクタル』の現状だと思います。

「永遠に繰り返される自己相似形の連鎖(中略)
ならば、祭祀長たる私のなすべきことは決まっています
もはや慈悲は尽きました。世界は彼らの死を望んでいます」
モーランさん、読み上げお疲れさまですww
流石に終章が近いということで、とくにAパートは、世界観の説明に終始した印象。
判明したのは、鍵の正体でした。
フリュネはあの方の「肉体(器)」。
ネッサが「精神」だとすると、「あの方」なるひとは、さぞやフリーダムな方だったかとww

フリュネ「その鍵こそが、長年のエントロピーの蓄積で崩壊しかかっているフラクタルの再起動を可能にするものなのです」

Σ(゚Д゚;

Oh!entropy!
That's fantastic idea!
wowwwwww
!

('A`|||)

エントロピー再び。もはや、何も語るまい。
「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」(ウィトゲンシュタイン)

クレイン「こういうのって、なんか嬉しいよね…」
手を重ねるという象徴的行為により、3Pなハーレム構築に励むクレイン。
カヤの外で、寂しげに微笑むエンリ…。(/_<。)
逃げちゃダメだ!飛び込むんだエンリ!
「なにイイことしてんのよ!あたしも混ぜなさいよ、このエッチ!」
エンリは、今でこそ雀斑(そばかす)のちんちくりんなお下げちゃんだけど、将来は必ず美人になると思うんだ。
それを見抜けずして何とする!
先見性こそが、男の品格なんだぞ?分ったか、少年

ディアス「われら全氏族、一千年の悲願を成就させるときなのです!」
そんな積年の宿願だったんだ。知らなかった…。

置手紙して去っていったフリュネ。
「何だよ!しおらしいこと言っといて、進歩ゼロじゃん!」
おまえもなwww
というか、フリュネは何をしたくて逃亡したんでしょうね?
一人でバローと刺し違える?いやそれはムリかと。
魔法少女にでもならない限り、ね。

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とある魔術の禁書目録Ⅱ第22話感想

#22「天罰術式」

「だからあたしは、科学が嫌いで科学が憎い!
科学ってもんがそんなに冷たいもんなら、全部ぶち壊して、もっと暖かいもので、世界を充たしてやる!」

そうか…。
ルサンチマンこそが、ヴェントの根拠だったんですね。
悪役にも、きちんとした理由を与える。そこが禁書の上手いところです。

ゴドウィン『冷たい方程式』という名作短篇SFがあります。1954年の作品ですが、いまでも、SFにとって「試金石のような古典」と呼ばれている、里程標的傑作です。
致命的な疫病が発生した惑星に向けて、大至急で血清を運ぶ任務を課せられ、発進した宇宙船。遅延は、惑星に住む人々の死を意味します。
そこに、密航した18歳の少女が発見されました。惑星に赴任している兄が心配ゆえの、必死の行動だったのです。
しかし、宇宙船には、重量の余裕が全くありませんでした。惑星に到達するためには、船外に「余計なもの」を廃棄しないといけない。
冷たい決断を迫られて、懊悩する主人公(船長)。
そして、少女は、自らエアロックを解除し、船外にジャンプした…。

「科学」が課した「多数の命と一人の命」という「究極の二択」な大命題に問題を投じたという意味で、今回の禁書と、ほとんど軌を一にします
そして、上条の説教は、この恒久的ともいうべき命題に対して、一つの解答を与えました。
正しいのかどうか?それは、歴史が証明するのでしょうね。
参考までに、引用してみました。

ヴェントってば、舌を垂らしっぱなし。
もしかして、あれもアヘ顔?カザキリのことをいろいろ罵ってるけど、じつはアヘ顔に憧れが?
だが残念なことに可愛くないww
ここはやはり、上条さんの出番かと。
「おまえを救ってやるよ!カワイくなって帰ってこい!」
そげぶ炸裂!ヴェントは可愛くなったのか?
それは、永遠のエニグマ(謎)ww

カザキリちゃんマジ舌出し天使。
石森章太郎に『あかんべえ天使』という作品があります。下町の人々の哀感を描いた、心温まる名作です。
え?何の関係があるかって?
まったくの余談です。単に、私が石森ファンというだけです。失礼しましたww

インデックスの詠唱に共鳴したのか、アクセラレータの黒い翼、覚醒!
カザキリちゃんが白い天使なら、さしずめ、「黒い天使」でしょうか。しかも、その力は圧倒的!
クリアランスとかAIM拡散力場の制御とかいろいろあるようですが、そこは原作既読者にお任せしますね。
ともあれ、木原くんは、お星さまになったのです。本当にありがとうございました。

EDが流れたあとに、後方のアックア颯爽登場。
「天才(天災)は、忘れたころにやってくる」の典型かもwww

次回「開戦前」

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GOSICK第10話感想

#10「風邪ひきは頑固な友人の夢をみる」

グレヴィール警部のヘンな髪型の謎がすべて解けた!
対価」だったのですね。妹に援助を頼んだがゆえの等価交換だったのです。
そんな罰ゲームを要求するヴィクトリカは、グレヴィールに言わせれば「悪徳高利貸し」!
だとすれば、もはや奴隷状態の久城は、ナニを要求されるのか?
久城、BL本を買ってきなさいとか。
それじゃミスターXだしww

ブルー・ジョンを使った隠し部屋探しは巧みでした。いい工夫でしたね。
視覚で見せるのは、映像ならではの演出なので、もっといろいろ活用してほしいと思います。
ジャンタンで行われていた人身売買。哀れな少女たちは、下衆な貴顕たちの慰みものになったのかな?
イヤな世の中だなあ…。

アナスタシアちゃん(川澄綾子)、ちょっと暗めだけどカワイイ!
アブリルに続いて、今度は亡命ロシア貴族の娘とフラグが立つのかな?
ちょっぴり期待したのですが、あっさりと別離しました。
志操堅固な一弥くんカコイイ!と言いたいところだけど、ただ単に「金髪大好き」なだけなんでしょう。このエロい小僧めがww

驚異の記憶力を誇るルイジくんも、ジャクリーヌさん(たしかグレヴィールの妹か姉)のお蔭で、すっかりお坊ちゃんに変身しました。
似合わない刈上げアタマに吹いたww
まさに『家なき子』さながらの出世ですね。

相変わらず圧倒的な存在感の、赤毛の魔術師、ブライアン・ロスコー。
物語にどう絡んでくるのか?
そして、ヴィクトリカママのコルネリアの行方は?

次回「そのドリルは雄弁に愛を語る」

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2011年3月16日 (水)

レベルE第10話感想

#10「Boy meets girl」

本当は怖い人魚姫www

ウソをつけば、脳波の乱れに感応して、尖った舌で殺す。人魚の宿命なんですね。
原典であるアンデルセン『人魚姫』もしくはフーケ『ウンディーネ』では、裏切った男性を殺さなければならないという苛酷な宿命を、彼女たちは背負っていました。
その意味で、レベルEのこのお話は、メールへンの設定を篤実に踏襲しているといえます。
ただ、冨樫設定の方がずっとイヤなんだけどwww

ゴン清水の友情噺と絡めて、とっても後味のよいお話でした。
冨樫にしては、ですけどね
「世界で最も孤独な人魚」が、仲間たちに遭遇するラストは、思わず胸熱!
あと、立花先生も、さりげにイイ仕事してました!先生の熱烈ファンになりそうww

それにしても、人魚シスターズ、可愛かったなあ…。
ポートレートのみですが、すっかり惚れてしまいましたよ。
みんな撃ち殺されていた、という惨酷な結末を迎えてしまったのが、かえすがえすも痛恨です。
「にいに」「あにさま」というような、甘美な使い方はできなかったものか…。
でも冨樫だものね、仕方ないねwww

次回「Field of dreams!」
さらに映画の引用。だから、野球回なんでしょうか?

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2011年3月14日 (月)

魔法少女まどか★マギカ第10話感想(承前)

#10「もう誰にも頼まない」

関東では、放送は相変わらず未定です。未来がまったく見えません。
でも、西の方からは、「畏るべき神回」というざわめきが、潮騒のように伝わってきます。
見たい…。でも違法動画は……。
「SIGERU、僕と契約して、YouTubeで視聴してよ!」
キュゥべえの巧みな誘惑に、身を任せてしまった私。
よわいわたしをゆるしてねww

でも、悪魔の誘惑に誘われて、視聴してみて正解!まさに神品(しんぴん)でした!
予想もけっこう的中?
いや、予想が当たったなんて、僭越ですね。というか、「予想してました」を自慢しているブログの殆どが、僭越といえます。見る限り。
制作側があらかじめ蒔いたものを、たまたま上手く忖度できたというのが、真実のところでしょう。

ほむほむが、初めて誘い込まれた魔女世界で、ピカソ『ゲルニカ』が引用されていたのに満足。やっぱりピカソはイイ!

みんなが望んでいたマミさん復活。もちろん、私もです。
しかし、最初はふつうにあっけなく戦死。
二度目は、魔法少女の運命に絶望し錯乱し狂気して、杏子のジェムを破壊したうえ、ほむほむのジェムも破壊して無理心中しようとしたところを、まどかに殺害された。
ひどいよ虚淵。ゾンビにするより非道い…。
('A`|||)

まどかとほむほむの、死線を超えた友情に満足。手に手を取り合って、生と死を交換する姿は、まさに「愛する時と死する時」そのもの。
エロスとタナトス、愛と死。私にとっても、偏愛のテーマです。
思わず、涙…。(/_<。)

ワルプルギスの夜を一撃のもとに屠って、しかも地球を10日以内に滅ぼせる、最悪の魔女に変身したまどか。
ここまで描き切ったということは、別の結末があるということですよね?
視聴者の予想をことごとく消去した果てに、瞠目すべき終わりはあるのか?
あったとすれば、それはもう至高の…。

アルコールで微醺をおびていたりもするので、明晰な文章がつづれません。この辺で擱筆しますね。
いつか、本放映を視聴して、ホンモノの感想記事が書ける日を夢見つつ…。

次回「最後に残った道しるべ」

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2011年3月13日 (日)

夢喰いメリー第10話感想

#10「夢から覚めずに」

飯島先生=ミストルティン
河浪千鶴=レオン

すると、ファロス・エルクレスの器は?
私としては、霧島咲ちゃん相手に、ますますイケメンっぷりを発揮してきた秋柳くんを疑っています。
妹を慰撫するために俳句だか川柳だかを詠み始めたという「ちょっといい話」も、疑惑を深めるばかりです。我ながらイヤなヤツだとは思いますww
病弱な妹さんも、ハンバーガーショップでバイトできるほど元気になったようですね。俳句の効能ってすごい…。

さて、「ごはんはおかず!」なメシ島先生ですが、めし屋で丼飯をかっこむ姿は、餓鬼そのもの。まさに、貪欲(どんよく)のグリードです。
私も、お酒ならあれくらいイケるんですけどねwww
彼は、生徒たちの夢を叩き潰すことによって快楽を得ているようですが、ミストルティンに憑依されたせいなのか、それとも元からそういう人格だったのか?
明確な描写がないので断言はできませんが、他の夢魔と器との関係を見る限り、飯島の歪んだ人格に、ミストルティンが器としての可能性を見込んだ、というのが正解でしょう。
もしかすると、彼自身も、教師(聖職者)としての夢が破れて、こんな極悪人に成り果てたのかもしれません。
それとも、もっと雄大な夢を抱いていたのだけれど、挫折してデモシカ教師になったのかな?
それは、もっとイヤ。少女が好きだから小学校教師になったってヤツ(実在ですww)と同じくらいイヤですね。

夢魔レオンは、松本零士のハーロックか、島本和彦キャラみたいに、しぶくてカッコイイですね。
ミストルティンへの復讐を誓っていましたが、どんな確執があったのか気になります。
勇魚を、「必要な犠牲」と位置づけていますが、千鶴は勇魚へ特別な感情を抱いています。
夢路たちの、心強い味方になるのか?それとも?

あのジョン・ドゥでさえも取り込まれかけたという、エルクレス。
でも、今回のやり口を見る限り、「灯台」と呼ばれるほどの魅力が感じられません。ただの冷酷な悪役って感じ。
その辺も、これから説明があるのかな?期待して待ちたいと思います。

次回「夢の守り人」

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テレ東讃歌

われらのテレ東が、また漢(おとこ)をあげましたね。
テガミバチの放映を敢行!さすがだぜ!
巷にはさぞ「さすがテレ東!他局にできない事を平然とやってのけるッ!(以下略)」なAAが氾濫したことでしょうね。
ついさっきまでは、『地球ゆうゆう紀行』という番組を、悠々と放映していました。
まさにNice Boatです。好意に値します。

まどかも禁書も、GOSICKやスタドラさえもないんだよ
ある意味、難民状態に陥っている関東のアニメファンにとって、テレ東は、まさに「灯台」です。
何処までもついていきやすぜ、テレ東のだんな
(ノ∀`)

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2011年3月12日 (土)

フラクタル第8話感想

#8「地下の秘密」

というか、エッチの秘密www

この作品には、エッチか変態しかいないのか?
('A`|||)
何ですか、あのバローとかいう司祭は?
実の父ではないにしても、フリュネの下腹をくんかくんかする姿は、もはやド変態ww

フリュネが、大股開きで何やら怪しい検査を強要されていましたよね?
あれは、「処女検査」です。決してバローの独創ではなく、中世ヨーロッパにおいては、けっこう普遍的でした。
たとえば、こんなエピソードがあります。
「フランスの処女鑑別法は、裸にした娘を不動の姿勢で立たせ、後ろにまわった男性が娘の両足のあいだに左手を入れて局部をつかむ。そこを強く握りながら、やおらに右手でお尻のあいだをかきわけて尻あなを開け、息を力いっぱいそこから吹き込む。
そのとき風が外にもれ、男性の左手に風が感じられるようなら、その娘は処女でないことになる。女の局部と尻あながつながっていて、局部の入口を処女膜がふさいでいるので、もし処女なら、尻あなから息を吹きこんでも局部でストップし、左手には風が感じられないはずだというのだ」
(桐生操著『やんごとなき姫君たちの秘め事』)

マジかよww

公認の強制猥褻じゃないですか!
中世ヨーロッパはエロかった!そんな時代に生まれたかったなあ。

エンリちゃんが、エッチさん(クレインww)に、明らかにフラグ立てしてきました。
勝ち目のない戦いなのになあ…。不憫でたまりません。
(ノд‐。)
本当のことをいえば。
クレインは、フリュネやらネッサやら、イミフな電波処女に振り回されるよりも、しっかり者のエンリの尻に敷かれる方が、幸福な人生を送れると思うんだ。
だって、クレイン自身には決断力とか行動力がないんだしさww
とはいえ、それも、クレインの「運命」なのでしょう。仕方ないねww

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IS <インフィニット・ストラトス>第10話感想

#10「その境界線の上に立ち(シン・デッドライン)」

「山はさけ海はあせなむ世なりとも
君にふた心わがあらめやも」
「大海の磯もとどろに寄する波
われてくだけて裂けて散るかも」
(源実朝)

怖ろしい地震や津波の映像を繰り返しみつめているときに、ふっと脳裡に去来しました。
28歳で非業の死を遂げた鎌倉幕府三代将軍が、まるで自らの冥い(くらい)運命を予感したかのような、切迫した歌いぶりの秀歌です。

本当に心が揺さぶられたとき、心を保つために、人は何かに頼るしかありません。
それは、宗教であったり、思想や芸術作品だったりするでしょう。
アニメも、そのひとつといえます。
それでもアニメは廻る。アニメを見れば、たのしい。
哀しくもあり、いとおしくもある。そんなフクザツな心境です。

さて、肝心のインスト感想ですが、
国際色豊かなこの作品でも、温泉回はあるんですね。何だか新鮮。
水着も浴衣もあるんだよ?って感じかもww
(ノ∀`)
セシリア・オールコットは言いました。
「一夏にアーンしてもらえますわ!」
それはとっても嬉しいなってwww

箒のねえさんが、侵蝕力バツグンでした!見ているだけで、脳が壊れそうですww
しかも、ISを創造した天才科学者だったりするので、もうたまりませんよ。
第四世代の専用機『紅椿』が、真の力を発揮する次回が待たれます。

次回「ゲットレディ」

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2011年3月 9日 (水)

君に届け2ND SEASON第9話感想

#9「告白」

君に届いた!!

「あの、風早くん、す……」
「す?」
「す…
すきやきは玉子で食べるタイプ
(ノ∀`)
ってなことにならずに済んで、よかったよかった。二人のキモチは通じ合いました!

にしても、ジョーとかピンとか、容赦なく割り込んでくるお邪魔軍団に吹いたwww
ことに、ジョーの闖入で我に返った爽子が、「あたし、何してるんだろ?」って逃げ去る場面には、「まさか、またすれ違いが?」とイヤな既視感を覚えたのですが、杞憂でした。
ピンはイイ仕事してたよね?
「おまえは、翔太やほかの奴らには、下心なんかないとでも思ってんのか?心だ、持って当然だ!」
すっげえ含蓄の深い名言です。ピンでなければ、すなおに随喜の涙を流していたことでしょう。
ただ、のちの描写で、爽子に何かハプニングを強要していたので、単に「自分の下心のハナシをしていた疑惑」も拭いきれないのですが、それはともかくww

次回「ここから」
吉田拓郎の名曲『今日までそして明日から』を想起。いいサブタイですね♪

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2011年3月 7日 (月)

みつどもえ増量中!(特別編)感想

#9「OPPAI IPPAI ママ元気」

ザギンでシースー」(銀座で寿司)ネタがおもしろかった!
皿とか板とかをめぐるズレが、滑稽味を生んでいました。
「隣の人に取られそうになったら」とか「流れてくるメロン」が、とってもシュールww
爆笑ではなく、「くすっ♪」という感じの、小粋な笑いが好きです。
ひとはいじりや、みつばの受難ネタが定番のみつどもえですが、忘れてはいけないのが、こうした「ちょっとした食い違い」から生まれる笑い。
人間観察のはての、透徹した眼だけが産み出すことのできるユーモア。
まさに、人間通だけが到達できる境地です。チャップリンです。
それは大袈裟かwww

「メロンやプリンがおいしかった!」と、嬉しそうに杉崎ママに報告するみくちゃん。
でも、寿司の味になると、凍りついたような無表情に。
彼女も、若くして「至高の舌」を手に入れてしまったのですね…。
高級料亭や三ツ星レストランで、仁王立ちに獅子吼する姿が、眼に浮かぶようです。
「おのれ、この私を杉崎みくと知って、こんな料理を出したのか!あるじを呼べ!」
('A`|||)
小生も、今や、回る寿司だけの、みつば寄りの人間に成り果ててしまったのですが。
でも、回転寿司だって、最近のは結構いけますよ!ネタも新鮮だし!
以上、庶民の遠吠えでしたwww
それにしても。
杉崎みくちゃん、小学生から銀座で寿司じゃ、人生スポイルされるよ?(負け惜しみ)

ひとはのちくびネタ、これでもか!ってほど盛られてましたね。
ふたばや千葉氏など、おっぱいゾンビたちが不気味。学園黙示録よりコワいかもwww

「特別編」ということで、棚卸は、これにて終了。
あとは、1期のアンソロジーということで。

次回「傑作選」

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2011年3月 6日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第22話感想

#22「神話前夜」

エントロピープルって…。
('A`|||)

そうなのか?
神話系SF路線で確定なんでしょうか?
まどか★マギカに続いて、輝きのタクトまで…。

みーんな、宇宙人?
南十字島には、魔法を使わないエントロピープルと、魔法(フェーズ)を使う綺羅星系とが共存している、ということなのかな?
まさに、レベルEの世界観です。
でも、宇宙人ねえ…。
輝きのタクトは、なんか違う気がするんですよね。何よりも、まどか★マギカが先にやっちゃったし。
こうなったら、ハンパにSFしないで、星の王子さまみたく「大人になりきれない大人のための寓話」に邁進してほしい気がします。
あと、副部長がしゃべったのが、とにかく衝撃でした。やっぱり統合思念体のインターフェイスだったのか、とかいろいろ妄想してみたり。
でも、このタイミングなので、悪名高いキュゥべえを連想してしまうのは不可避かと。
「どうして、人間はサイバディとの一体化を怖れるんだろう?わけがわからないよ」www

ここまで讒言しちゃうと、制作側の抗議の叫びが聞こえてきそうです。
「銀河美少年だから銀河なんだよ!何が悪い!」
「空飛ぶ船だって、サカナちゃんの語るお伽噺で、ちゃんと伏線しいただろ!文句あんのか!」
いやまあそうなんだけどさwww

芝居は、比較的観ている方だと思います。
唐十郎の状況劇場を中心に、夢の遊民社や、下北沢の本多劇場とか、文学座アトリエでのつかこうへいの芝居とか。
今回、「劇中劇」ということで、メタファー大好き、芝居大好き人間としては、かなりの期待を寄せていました。
芝居をとおして、登場人物たちの内面を説明するのは、オールジャンルの前衛作品で頻回に使われる手法ですからね。
期待したのは、たとえば、唐十郎の芝居のように、虚構世界が現実を侵犯する「打ち毀し」的なカタルシス。
歌舞伎でいう「荒事(あらごと)」です。
それを、劇中でやってのけたとしたら、アニメでは稀有な画期的手法として、心からの喝采を送ったでしょうね。

もちろん、芝居としての味は、芬芬と薫っていました。台詞がね、もうモロなんですよね。
男はみんな一本のナイフを持っている」吹いたwww
完っ璧に、芝居の台詞です。だがそこがいい!
ただ、進むにつれて、さすがに不安になりました。
このまま、お芝居が30分続いたらどうしようかと。
声優さんたちは、ノリノリで愉しそうでした。皆さん、やっぱり演劇人なんですね。舞台こそ人生。
ただ、スガタくん刺しまくり過ぎ。まるで快楽殺人者です。
ふだん「いいひと」を演じているフラストレーションを、劇で解消していたんでしょうwww

次回は、バニシングエイジの3体が挑んでくるらしい。
ワコのキスを得たタクト。たぶん、無敵化してるから問題ないでしょうww
でも、ザメクのスガタが気になる…。

ネタを少々。
棒読みの人キター!
タクトの幼なじみ、例の人力飛行のときの、オカダ・ハナさんです。これがまた、9nineの川島海荷ちゃんなんですよね。
モブならまだしも、台詞を与えちゃったのは禍根かもwww

そして決め台詞が変わりましたね。
バビューン!ですか…。
私世代だと、宇宙少年ソランの思ひ出につながりますね。
♪バビューンと ソランが走る バビューンとソランが駆ける
光のようにとんで行け ソランが走る
バビューン♪

次回「エンペラー」

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バクマン。第22話感想

#22「団結と決裂」

「面倒なやつらですね」
「でも、あれくらいでないと、人気作家にはなれない」
さすが、編集長クラスは分ってらっしゃる!福田たちの蛮行は、ムダではなかったのです。よかったよかった。

「マンガは、面白ければいい!(連載される)」
サイコーがカッコイイこといって、事態は収拾に向かいました。
編集長が満足げに頷いていたのは、「そこは分ってくれるんだな?」という相互理解のしるしなんでしょうね。
でも、金未来杯→連載が、アンケートだけで決まるのなら、厳しい状況に変わりはありません。
「アンケート結果を参考にして」ならいいのだけれど…。

決裂って、ネーム見せ合ったけどまったく譲らなかった、って意味だったんですね。
とにかく自分が1番!という稚気あふれる自恃は頼もしいし、何より前向きなのが嬉しい。

しかし、蒼樹さんもガンコですねえ。
これだから美人さんは…。
でも、福田と真向から対立する場面を見てると、何か起こりそうな予感も。
中井さんがいかにも道化っぽいので、胸が痛みますww

ポイントは、新妻エイジの評価。
「3番は決まりですけど、1番は引き分けです」
エイジのリアクションからは、読み取りづらいですね。
内心を見せない蒼樹はともかく、福田も中井も、亜城木作品には驚倒していました。つまり、玄人受けする作品という事です。
類推すると、何となくですが、野性の天才児エイジの評価には、逆転がありそうな予感。
いずれにしても、サイコー自身は、ダントツでないこと、アンケートはKOOGYが有利なことに気づいたようですね。
その結果…。

ネームを描き直す
サイコーは、大英断を下しました。
ネームとは、ストーリーを具体的に画に移し、台詞と構図を決める、重要なもの。
画の下書き、というようなカルいものではないのです。
つまり、シュージンも巻き込んで、根本的に練り直すということ。
直前で迷うと、いい結果に繋がらないこともあるこの世界ですが、吉と出るか凶と出るか?

次回「火曜と金曜」

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2011年3月 5日 (土)

フラクタル第7話感想

#7「虚飾の街」

ネッサは、フラクタルを創造できるし、破壊もできる。だからこその「鍵」だったんですね。
破滅の呪文は「バルス!」って違うかwww
今回の作画は好きです。人物の表情がイイですね。何と言うか、端正な感じ。

ザナドゥ。
モンゴル帝国のクビライ・カーンが高原に建設した王宮。転じて、詩人コールリッジにより、理想郷の別称に。
名画『市民ケーン』において、新聞王ケーンが完成させようとした、城塞のような大豪邸もザナドゥでしたね。
ついに、ディストピアな物語にふさわしい、無機質都市の登場です。
上流社会の腐敗を摘抉した名作、サッカレー『虚栄の市』を想起させる設定です。
直接接触が不要な、利便に充ちた街。でも、本然の人間性そのものは、忘却される街。
フラクタルシステムのいかがわしさが、際立っていましたね。

巨乳のミーガンさんは彫刻アーティスト。なかなか前衛的な作風とお見受けしました。
クソ親仁のゲイルは、コミュニティの理想とか何とか言ってますが、結局はザナドゥの富裕層。ヒマにあかして似非自然生活を送っていたのです。
正しい批評に逆ギレしたあげく、フリュネにいけないことをしようとして、エンリに成敗されました。やれやれだぜ
文明批判というか似非芸術家批判ですね。小人閑居して不善を為すってアレかな。
ほんっと、自称アーティストの輩は、いろんな意味で度し難い…。

謎めいた美青年のコリンは、神谷浩史さん。声ですぐ分りますww
なるほど、フラクタルなしでは生きられない体だったんですね。ある意味、切実ですな。
クレインが撃たれたΣ(゚Д゚;
何で?重要なのはネッサじゃないの?
ネッサはドッペルで破壊できないから、とばっちりでクレイン?
何という不幸属性wwwww

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夢喰いメリー第9話感想

#9「夢乱れて」

夢魔をたおすと、憑かれた人間の夢も終わってしまう。
いわば、夢を人質に取られたということ。
ランズボローが、まあ、にくらしいですね~。吉野裕行さん上手いですね~。それでは、サイナラ、サイナラ、サイナラ。
(ノ∀`)

おにぎり飯島先生、正体を現すの巻。
彼がミストルティンだったか!獣医志望の吉田さんに蹴り入れまくる姿は、狂気そのもの。
いいじゃないかあ、獣医ドリトル目指したって!
('A`|||)
飯島をずっと尾行していたという河波は、誰の器なのかな?

そして、勇魚にナニを仕込んだのか?って、夢路が透視したとおり、夢魔の種を植えつけたんでしょうね。
絵本作家の夢が…。

圧倒的に不利な立場に立たされたメリーたちに、勝機はあるのか?
そろそろ、ジョン・ドゥこと中田譲治の登板が待たれるところです。

次回「夢から覚めずに」

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IS <インフィニット・ストラトス>第9話感想

#9「海に着いたら11時!(オーシャンズ・イレブン)」

好きな人は、すべて「オレの嫁!」
Σ('∀`;)
黒うさぎ部隊の副隊長さんが、ラウラの参謀さんだったんですね。
ニッポンのマンガやアニメで知識を仕入れたようですが、傾向的というか何と言うかww
謹厳なラウラ隊長が、すっかりヘンなひとに。全裸で寝技とかありえません!
鋼鉄の処女の面影やいずこ…。('A`|||)

鈴音とセシリアが、すっかり病んでいます。無理もありません、一夏から隔離されて、ただのモブに堕してしまったからです。
一夏成分の不足は、精神まで蝕んでしまうのですね。
そして、シャルことシャルロットは、同室という特権を駆使して、そのアタックは容赦ありません。

すっかり影が薄くなった箒ちゃん。
水着回なのに、活躍の場すら与えられないのが不憫です。(/_<。)
ウサミミおねえの用意してくれた専用機「赤椿」で、巻き返しなるのか?

次回「その境界線の上に立ち(シン・デッドライン)」

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とある魔術の禁書目録Ⅱ第21話感想

#21「学習装置(テスタメント)」

一方通行は打ち止めを闇から救い出すために!
上条は、友だちの氷華を悲惨な境遇から解放するために!
美琴は、そんな上条の正義を信じるために!
インデックスは、「壊すんじゃなく、助ける!」と言い切る上条をサポートするために!
熱っついぜ!熱いバトルが加速だぜ!作画もよく切れている!

ヴェントはカラダが弱かったわけじゃないんですねwww
アレイスターの攻撃だったわけだ。あの吐血は、そのせいだったのか。
「おまえのような小物は後回しだ!」
前回は、イマジンブレイカーこそが標的だって言ってたのに…。
仕方ないね、アレイスターだもんね。

ビルにはビルを!力を解放した一方通行さんは、ハンパありません。
ヴィジュアル的にも魅せてくれますね。

携帯電話を通じて、一方通行と上条との、時ならぬ共闘。
「死ぬなよ!」が合言葉に。
レールガン美琴も参戦!
むしゃくしゃしているのは何故?
愛する上条の傍を離れないインデックスのせいなのかな?
(ノ∀`)

学園都市の穹(そら)を覆う天使の翼。
あれがヒューズ=カザキリ。ミサカネットワークを活用した、人工の天使なんですね。
曝心地の中心にいる、風斬氷華の表情がヤバイ!あれがアヘ顔ってヤツか!
悲惨すぎて何だか昂奮するッ('A`|||)

ケンカするほど仲が良い一方通行と木原くん。
き~は~ら~く~ん!!」
むしろ愉しそうだぜアクセラレータ!
木原神拳の威力を確信する木原は余裕綽々。
だが、怒りMAXの一通さんが、同じテを喰うとは思えない!
「スクラップの時間だぜクソ野郎!」
まったくだぜクソ野郎!!(誰?)

次回「天罰術式」

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GOSICK第9話感想

#9「人食いデパートに青薔薇は咲く」

迷路の奥の、ドールハウスに蟄居するヴィクトリカ。
あっさり通過してましたね。方向音痴の私だったら、迷路を彷徨ったあげく、餓死するだろうなきっとww
九城からもらったキモノに有頂天。でも、片意地にも本の知識だけで着付けに挑み、失敗して風邪をひくはめに。
みつどもえのひとはは、熱があると美少女に変身。
ヴィクトリカちゃんも、瞳を潤ませ、ほっぺは紅潮して、すっかり美少女さんです。
あ、ヴィクトリカちゃんは、もともと美少女なのかwww

アブリルちゃんが、きょとんとしていましたね。
「ヴィクトリカって…?」
そんな少女は存在していなかったんだ、ってフランス映画の名作『我が青春のマリアンヌ』みたいなオチなのかと、一瞬危惧したのですが。
単に、二人はまだ逢っていなかったのですね。いや~修羅場が愉しみだ。
でも、村長の神託が気になってしょうがない今日この頃です。

人食いデパートから、少女たちが次々に失踪。人身売買という真相は、容易に推察できます。
『新青年』というミステリ雑誌に掲載された、マーキー『空室』を想起しました。
万国博覧会開催中のパリへ旅行した母娘。
娘が市内観光をしているあいだに、ホテルの居室から母親が突如失踪し、杳として行方が知れない。
しかし、ホテルの従業員たちやタクシーの運転手は、母の姿など見なかったと証言し、部屋の痕跡も完璧に消し去られている。
真相は、伝染病の風評を怖れたための、観光都市ぐるみの隠蔽工作、というものでした。

人食いデパートの謎そのものは、ミステリとしては底が割れている感があるので、ここは素直に、病める美少女ヴィクトリカちゃんを愛でるのが吉かと。
注射された瞬間、金髪がピンピンと立っていく演出が、可愛らしさを三倍増しです。
病床から動けない彼女は、完全なる安楽椅子探偵として、推理に特化するのでしょう。
アニメの家なき子っぽい風体の少年が、いろいろ活躍してくれそうです。

次回「風邪ひきは頑固な友人の夢をみる」

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魔法少女まどか★マギカ第9話感想

#9「そんなの、あたしが許さない」

ハズれても悔いのない大胆予想!
ワルプルギスの夜とは、「まどかママ」だ!

これなら、まどかの破格な才能の説明もつきます。
最高の魔法少女で、最悪の魔女。
何故まどかだけが、それほどたぐい稀な稟質を持つのか?
説明可能性としては、ふたつを考えていました。
血のなせるわざ
転生による魔法力の堆積
そのうち、①だったという解釈です。

魔女のシステムが、いよいよ明らかになりました。
魔法少女の願いが等量の呪いを生じ、穢れたソウルジェムはグリーフシードに、魔法少女は魔女に。
魔女へ到る道は、熱力学による「不可逆」なシステムだったのですね。
キュゥべえの謂うシステムとは、エントロピー均衡による宇宙の熱死状態を回避するために、エナジーの転移を人為的につくりだそうとするもの。
私もエントロピーという概念がお気に入りで、あちこちで使い回ししているのですが、魔法に特化するとばかり思っていたまどかマギカで登場するとは…。
物語は、一気に神話系SFの世界へと突入。何でもアリになってきました。
もう何もこわくない(ノ∀`)

さて、冒頭の論旨に戻ります。
システムに最適なのは、アドレッセンス期の少女たちの、希望と絶望との相克が生み出す、膨大なエナジー。
いわば、子どもを「生贄」にしているわけです。
浮かび上がってくるのは、大人対子どもの争闘の図式。
キュゥべえの論理が、全体のために個を犠牲にせよ、という「大人の論理」だとすれば。
子どもたちは、穢れの最終形態としての魔女化、という不可逆に対して、魔法少女にとどまり続けようと抵抗する。それが、魔女との永遠の闘争状態の、正体だった。
だから、まどかが挑むべきラスボス「ワルプルギスの夜」は、まどかにとって超克すべき、もっとも身近な「大人」なのかもしれません。
だとすれば…。

この論理の弱点は、残された体です。
魔女化したさやかの体は、魂の抜け殻、つまり死体となっていました。
まどかママは生きて、動いていますからね。
でも、超ド級の魔女だもの、そこは何とかするのさ!(強引)

別の可能性としては、クトゥルー神話っぽく、まどか自身が、かつて、まつろわぬ神の眷属だった、という結末もあり得ます。
「ワルプルギスの夜」の正体が、たとえば、全てを滅し去る「時間」だったという、幻魔大戦っぽい抽象的解釈だって可能。
多義的な解釈を許す作品は、名作であることが多いので、いよいよ楽しみです。

みんなの熱い期待に応えて、赤(佐倉杏子)が死亡!
「ひとりは寂しいもんな。一緒にいてやるよ」
これは泣かせるッ!!!
ライバルだった磯村さやかとの心中なんですね…。
(ノд‐。)

涙と恐怖とで視聴者を酔わせるまどか★マギカに、今夜も乾杯だ!

次回「もう誰にも頼まない」

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君に届け2ND SEASON第8話感想

#8「届け」

もう何か、視聴者全員のコールが、潮騒のように聞こえてくる気がします。
と・ど・け!
と・ど・け!
と・ど・け!

(ノ∀`)
くるみちゃんが爽子の蒙を開き、龍が諭し、非を悟ったケントが必死でリカバリーに走る。
ここまで周囲のサポートを受けておいて、届かなかったら、もうご縁がなかったとしか申し上げられませんww

「憧れていたのは、俺の方だ…」
至高の「いいひと」風早くんが、自省しまくっております。
そう、透明感あふれる非存在だったキミも、そろそろ人間にならなくちゃね。
「風早くんが誰を好きでも、もういい!」
蝸牛のように殻に籠もりがちだった爽子が、ついに心の壁を破った
自らを拘束していたATフィールドが消滅だ!
あとは、大団円があるばかりです。

「おめでとう、爽子」
「おめでとさん♪」
「…ありがとう」
ぱちぱちぱち。

って、またもエヴァ落ちですかwwwww

次回「告白」

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2011年3月 4日 (金)

これはゾンビですか?第8話感想

#8「えへ、学園妻です」

黒いオーラをまとって登場した「夜の王」!
糸目キャラは最強、という伝説のとおりですね。あの無敵なネクラマンサー(笑)のユーが怯えております。
でも、学園妻と魔装少女とのタッグがインパクトありすぎて、ちょっと霞んじゃった感じ。
運が悪かったね夜の王www
ちょっとだけマジメに考察。夜の王って、歩と同じく、ユーが創造したゾンビなんですよね?
なのに、ユーを圧倒しかねないあの迫力は…。
創造主フランケンシュタイン博士に叛逆する、フランケンシュタインの怪物、ってポジションなのかな?

いやー、学園妻トモノリがよかったっす♪
「オレ、おまえのこと好きになるから、おまえも好きになってくれ!」
「だって、オレたち夫婦なんだろ?」
ベタな台詞が、とっても新鮮に聞こえる。
「今どきの若い人は――」って役で、何処にでも遍在する二人組の主婦が、イイ仕事してます。
ドップラー効果?で、ハルナも思いっきりデレた!
「あたしにキスしろ」に続いて、マウントポジションからの、打ち下ろしの左右の乱打!
「お願い…優しくして…」吹いたwww

「ひじきが卵焼きに見えるというんなら、そうなんだろう。お前ん中ではな」
「眼が、眼があ~~~!!」
引用も冴えておりました。こういうの大好き。

次回「はい、脱ぐと凄いんです」
そうなんですかww
鎧のことかな?

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2011年3月 2日 (水)

みつどもえ増量中!第8話(最終話)感想

#8「みつごは続くよ どこまでも」

草次郎パパと三姉妹との、心あたたまるエピソードで掉尾を飾ってくれました。
ありがとうみつどもえ
(ノд‐。)

おばさんが語る、みつごちゃんの伝説
むかしむかし、イケメンパパと、とっても可愛いみつごちゃんがいました。
微笑ましいほど、仲のいい親子でした。
時は流れ、町内で見かけなくなってしまったけれど、どこでどうしているのかしら?
すれ違っても、まったく気づいてもらえません。
それもそのはず、イケメンパパは変質者に、可愛いみつごはナマイキ盛りの変態三姉妹に変貌していたのです。
どうしてこうなった…。
('A`|||)
まあでも、最後はお巡りさんにも挨拶されて、やっと親子認知してもらえたようです。
めでたしめでたし♪

ひとはちゃん、まだ矢部っちにガチレン好きをカミングアウトしてなかったんだ!
ガチピンクは、巨乳グラドルさんでもあるので、盗撮など変態者を呼んでしまうんですね。
盗撮の通報が縁で、二人ははれてガチ仲間に。ツンしてるけど嬉しそうなひとはちゃんが可愛いですね。

やきいもギャンブラーさんのエピソードが、みつどもえならではのイイ味でした。
培ったカンで、客の年齢を的中させてみせる!
ひとはとの心理的駆け引きとか、ムダに熱いところがカイジっぽくて吹いた
杉崎ママ17歳!永遠の17歳なんですね?わかりますww

前回、3組にヒドいめにあわされた、みそじ海江田先生
リレーエピソードでは、復讐鬼と化しておりますww
やきいもエピソードでも、29歳をズバリ的中されて泣いてたし、キリッとした美人さんなのに不幸属性。
この先生、好きだな~。栗山先生より好きかも。

次回は特別編で、1期の総集編というふれ込みなのですが。
「1期にこんな場面あったっけ?」
「サービスよ!」
積み残し?まあ嬉しいんだけど。

♪トラブルと遊べ ヤンチャ・ボーイ
We gotta power!みつどもえ!♪

次回「OPPAI IPPAI ママ元気

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レベルE第8話感想

#8「You're my darling!」

ロミオとジュリエット?
恋愛映画の名作『卒業』?

マクバク族のサキ王女が、お供の美女二人を引き連れて、地球を来訪。
目的は、地球人の♂との交尾でした。
女性だけという生態系にあって、唯一、交配して子を成せるのが女王なのです。女王蟻の原理ですね。
しかも、嫉妬ウイルス?の発動により、相手の種族は去勢され、数世代後には絶滅させられてしまうというリスククライシスが、もれなくついてきます。

折りしも、地球ではクリスマスのさなか。
年中発情期の地球人ですが、クリスマスイブとは、恋人たちが最もサカるイベントって…。
当たってるかもww

同時進行で描かれていた、幹久くんとカノジョさんとの、初めてのお泊り。
とっても甘いムードだったのに、何故か、ホテルのベッドを前に、ムリ、とてもムリ!とカノジョは帰ってしまいます。
傷心の幹久クン、ホテルの入口で、すれ違ったサキ王女と、Falling loveは突然に!
Σ(゚Д゚;

そして、愛の逃避行。愛し合う二人を追跡するクラフトたち。恋人同士の邪魔をする、野暮な保護者という役回りと思われたのですが。
「おまえ、女だろうがあ!」
幹久は、幹久今日子さんだったのですwww
どうして小林ゆう画伯が声をあてていたのか、思いっきり納得。
ラブストーリーと見せて、性同一性障害のお話でした。相変わらず、冨樫のブラフが冴えてますね。

真摯に地球人類の存亡を憂えてくれるクラフト隊長はいいドグラ星人ということでww
どうやってお話にオチをつけるのか、楽しみです。

次回「Love me tender」

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