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2011年2月27日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第21話感想

#21「リビドーなお年頃」

第4フェーズまでは到達できないにしても、3.5フェーズは、人為的にたどり着ける最高峰。
それは、スタードライバーとサイバディとの一体化。
マドカとヘーゲントが合体した、美形サイバディの誕生です。
「その戦い方、よろしくないわね、タウバーン」ξ゚⊿゚)ξ
よろしくってよ、ひろみ」の、エースを狙えのお蝶夫人を思い出したのはヒミツですww

これまでの戦闘において、タクトは常に、敵を思いやってきました。傷つけないように、殺さないように。
要するに「童貞の優しさ」なんですよね。
そのイノセントっぷりにイライラしまくっていたのが、綺羅星の、ツワモノ揃いのお姐さまたち
とくに、リビドーが溢れかえっているマドカさまは、タクトを犯したくてたまらない最右翼だったんでしょう。
「余裕かましてるんじゃないわよ、この坊ちゃん!」
イケイケな彼女が、タクトのタウバーンを押し倒し、サイバディ同士の、まさに「行為」に及ぼうとしたそのとき。
ワコの嫉妬が爆発!巫女のサイバディを召喚し、すべてを無効化した!
経験豊富なマドカさまも、処女の執念にはかなわなかったのです。

演劇部の劇の、タクトのキスの相手にも立候補したし、ワコちゃんはいよいよ本気出してきましたね。
処女の思い込みの強さ、畏るべし…。
ますます、かつてのヘッドとリョウスケ、ソラとの関係の、二重写しの様相を呈してきました。
まさに、世代間の相克を描いた、ツルゲーネフの名作『父と子』のアナロジーそのものです。

敵を思いやる優しさは、裏返せば、銀河美少年の唯一の弱点。
中世ドイツの雄渾な叙事詩『ニーベルンゲンの歌』において、不死の英雄ジークフリードの唯一の弱点が背中の傷だったのと、同工異曲です。
タクトを、あまりにも超人的な主人公に仕立ててしまったので、引っ込みがつかなくなった。
構成上の瑕疵を収拾する手法として、「英雄のただ一つの疵」を指摘してきたのは、上手いやり方なのですが。
誰かが言ってたけど、タクト自身には、相手を殺してしまう覚悟はないはず。それやっちゃったら、爽やかヒーローではなくなってしまうので。
だとすれば、相手が自滅してくれるか、誰かがレスキューしてくれるか。選択肢は限られているのですよ。
結果、ワコによって救われました。
でもねえ…。
救ってもらうばかりの主人公って、印象が弱いんだよな…。

マドカは、ミセスワタナベと、いろいろあったみたいですね。
破滅へのリビドーを内包しているマドカ。最も危険なマドカ。
だからこそ、自分の方から、終わりにした、と。
暗示ばかりで、説明してくれないのがもどかしい!
もう終わりが近いのに、それはないでしょう?って問いつめたいところです。

いよいよ、「神話前夜」の発表。
演劇的な手法を駆使する『輝きのタクト』の、演劇回に期待です。
何かが起こりそうな予感…。

次回「神話前夜」

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2011年2月26日 (土)

魔法少女まどか★マギカおまけSS「ほむみて、もしくはまどみて」

この百合SS、2週間ほど前に完成していたのですが、もう少し推敲しようかな?とあたためていたところ。
今回、まどかLOVEなほむらちゃんが、はしなくも暴露されてしまいました。
やっぱりなーって、思わず納得です。
ということで、後出しジャンケンっぽくなっちゃったけど、公開しまーす。

【まえがき】
書いてみたくなりました、ちょっと百合風味のSSを。
ほむらが見ている。略してほむみて。
まどかだけを見ている。略してまどみて。
そんな感じ♪

「いったい、何度忠告させるの?あなたはどこまで愚かなの?」
「愚か者が相手なら、あたしは手段を選ばない」
(/_<。)
「ほむらちゃん、どうしていつも冷たいの?」

ごめんね、まどか。いつも辛く当たって…。
あたしだって、涙を流しているのよ。心の中で。
佐倉杏子が磯村さやかに言ったことで、真実があるとすれば。
その人のすべてを手に入れたかったら、方法はひとつ。徹底的に思い知らせること。自分が無力だということを。
もちろん、手や足を潰したくはない。だからあたしは、心を潰すの。
そうすれば、まどかは、身も心もアタシのものだって…。
あたしはキュゥべえを殺すことだってできたのだけれど、そうしなかった。
キュゥべえを生かしておけば、あなたが追いつめられるから。
追いつめられたあなたは、必ずあたしを頼るから。

…ううん、ちがうちがう、そうじゃない!あなたを独占したいからじゃないの!本当よ!
あたしにとって、いちばん大事なことは。
あなたが、魔法少女という苛酷な運命に、もう二度と飛び込まなくてすむこと。
だからこそ、あたしはそれを願いにして、魔法少女の契約を受け入れたの。
そして、あなたは幸せになった。
なったはずだった…。

あたしの能力は、時間をあやつる能力。時間を巻き戻して、もう一度ここに還ってきた。
未練って言われても、仕方ないかもしれない。
でも、もう一度、もう一度だけ、あなたに会いたかったの。
あなたの幸せを、この眼で確かめたかったの。
あたしの事をすっかり忘れて、幸せそうなまどかを見て、ちょっぴり胸が痛んだけど、でも嬉しかった。
あなたはもう、戦いの世界に戻ってくる必要はない。いえ、戻ってきちゃいけないのよ。
ねえ、あたし、確かめたわよね?
「鹿目まどか。あなたは自分の(いまの)人生を尊いと思う?家族や友だちを大切にしてる?」
あなたは言った。
「うん」
それでいい、それでいいんだ、って、あたしは何度も自分に言い聞かせた…。

ワルプルギスの夜は、あたしが何とかするわ。
佐倉杏子と組んでもいい。あの子なら、容赦なく捨て駒にできるしね。
でも、あなたはダメ、あなただけは…。

まどか…。
ホントに、あたしのこと忘れちゃったの?
愛も死も、結局はひとつなんだ、って、抱き合いながら涙を流したあの日は?
死ぬときは一緒だね?って約束した朝を、忘れちゃったの?

…ダメだ、混乱してる、あたし。
忘れてほしいって言ったばかりなのに…。

いつまでも、家族や友だちを大切にする、無邪気なままのまどかでいてね。
思い出す必要なんてないの。辛いことや、苦しかったこと。
あたしとの、秘めやかな想い出さえも…。
そう、それがあたしの、最後で最大の希みなのだから。

あたしだけの、まどか…。

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バクマン。第21話感想

#21「文学と音楽」

「…はキライです」
「…はキライです」
これだから美人さんは…。▼▼〆

まあでも、蒼樹紅(あおきこう)さんはヴィジュアル的にキライじゃないので、これからも出場してほしいですね。
岩瀬さん似なのはご愛嬌ということで。なんちゃってwww

KOOGYこと、間界野昴次。売れっ子のロックスターです。
有り余る才能を武器に、オールジャンルで成功してきた。今度は、マンガで成功するつもりだと。
いるいる、こういうヤツwww
全ては感性だって嘯くやからですよね?ちょっとムカツクZE!
感性だけで渡っていけるほど、この分野は甘くないんだよ!そう説教したくなるところです。

「まかいのこうじ」。
馬飼野康二」は実在します。
大物作曲家として、歌謡界の大御所であるとともに、アニメ主題歌にも縁の深い人です。
エースをねらえとか魔法少女シリーズとかザブングルとか、ガンダムWも彼の作曲ですね。実は、好きな作曲家さんだったりします。

今回、福田を筆頭に、KOOGYのあざとい宣伝に抗議して、団結ガンバローみたいな感じになってました。
彼らの怒りは正当であり、まったく同感なのだけれど、社会人としての機微も分ってしまっている身としては、ひとこと添えざるを得ない。
小説の新人賞でもそうなんですけれど、文学プロパーで努力している人間を差し置いて、他の分野から参入してくるひとを優遇する風潮があります。
理由は単純。ネームヴァリューがあることに加えて、彼らの作品世界は多彩だから。
要は、小説の読まれ方が変化してきたことが、最大の理由なんですよね。
ひとが、小説を読む動機って、何だろう?
小説としての完成度でもない、文章力でもない。いろんな世界を愉しませてくれればいい。
作品そのものよりも、話題性重視。
現に、真摯なテーマを扱っているバクマンにおいてさえも、今回はHYDE自身が本人役で出演してますしね。
つまり、そういうことなんです。

最近の例でいえば、ポプラ小説大賞を受賞した、元俳優の、水嶋ヒロが典型。
ただ、彼には、力はあるかな。
KAGEROU』を立ち読みしてみたのですが、画期的な傑作とまでは言えないにせよ、地味に良作な感じがしました。
題材も文章力も、言うだけのことはあると思います。
KOOGYも、そうだったらいいのだけれど。

次回「団結と決裂」

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フラクタル第6話感想

#6「最果ての町」

電波塔の男がヴィンテージカメラで撮影していたのは、実はクレインだった!
ショタ趣味のおじさん?って勘ぐるのは早計で、どうやらクレインの父親らしい。
フラクタルに縋るのでなく、フラクタルを呼び寄せるのだ!って、壮大だか何だかよく分らない計画を立てております。
父と子の邂逅ということで、けっこうイイお話なのだけれど。
盗撮していたのがクレインの写真だと分って、なあんだ、って舌打ちした私は、エッチ人間としてエンリに処刑されても仕方ありませんww
すぐ脱いじゃうフリュネちゃん、これからも「直接接触」に励んでほしいですね。
ジャガイモの皮むきは、皮を途切れさせないように!
美味しんぼの大根の桂剥きみたいに、妙なこだわりですね。
でも、こういう単発描写がフリュネという人格への理解に資するのかというと、そうでもないので微妙www

圏外難民たちを言葉巧みに籠絡し、予防注射と称してターミナル除去手術を行い、強制的にロスミレに組み込んでしまう。
アラバスターのディアス、悪い奴なんだけれど、難民側も共感できる連中じゃないので、どっちもどっちという感想しか浮かばないのが残念。

それにしても。
公式のキャラクター紹介の画と、アニメ本編の画との落差が激しすぎる!何とかならないものかwww

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夢喰いメリー第8話感想

#8「夢回廊」

「あたしは夢喰いメリーだ!(ドーナツも食うけど!)」
夢魔だらけになったら、誰がドーナツつくるのよ吹いたwww
確かに、現(うつつ)を守護するのに充分な理由ですね。
由衣ちゃんパパの「まずは交換日記から」も笑えます。

ファロス・エルクレスって、暗黒騎士みたいなお姿だったんですね。
ミストルティンが女の子なので、エルクレスも女の子かと思い込んでいました。
以前の予告で、そう錯覚してしまったのですが、パティ・スリーピースだったのか…。

本当は、画を描く仕事をしたい!
とうとう、おにぎり担任に打ち明けちゃった勇魚ちゃん。
何だか、キケンな匂いが立ち込めていますよ?エルクレスの器疑惑もある飯島ですからね。
おにぎり飯島は、獣医になりたいって生徒さんに、全力で応援するとか言っちゃってたけれど。
勇魚ちゃんには、どんなサポートをするのかな?
「画も大事だが、まずは東大灯台を目指してみないか?」

………………

うわーん!オヤジギャグだっていいじゃないかあ!
(ノ∀`)

ランズボロー役の吉野さん、上手いなあ。
カルい道化(クラウン)から、一瞬にしてドスの効いた悪役へ。緩急を心得た演技が光っています。
サーカスになぞらえた夢魔世界。
尖鋭的な表現のシャフトに対して、夢幻的表現のJ.C.STAFFって感じです。

次回「夢乱れて」

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とある魔術の禁書目録Ⅱ第20話感想

#20「猟犬部隊(ハウンドドッグ)」

「冗談でしょ…」
「冗談?んー、新ネタだな。あひゃひゃひゃ!」
一方通行さんのキチガイ笑いが炸裂ww
BANG!おまえ死んだ!
ナンシーさん、あえなく挽肉状態に。さらに、昇降機でプレス加工を狙うとは…。
ビザールな殺戮ショウでしたね。個別撃破で、ハウンドドッグ(とくに女性)を一人ずつ「人肉ジュース」に変えていく過程が、なかなかヒサンでした。

「アハ…アハ…アハ……アハハハハハハ!」
夢野久作という異能の綺談作家がおりまして。
突如として爆発する「キチガイ笑い」が著名なのですが、一通さんのも、コレに匹敵する不気味さです。

ところで、一通さんと一休さんって、語呂が似てると思いません?
「一通さーん」
「ハーイ」
♪好き好き好き好き好きっ好き 一通さん♪
「あわてない、あわてない。一人ずつ、一人ずつ

('A`|||)
この『一休さん』ネタが分る人はアラサー以上ということでww
前回の感想記事で、一方通行に、柄にもなく熱いエールを送ってしまったのですが、見事に冷水をぶっかけてくれました。
KOOLな一通さんを、これからも尊敬します(´∀`*)

ヴェントさん相手に、上条くんも善戦。
「禁書目録さえもメじゃない、あんたに会いに(殺しに)きたんだ!」
熱いラブコールを受けたモテ上条ですが、流石にこのイカレたシスター相手じゃ嬉しくないかも。
平松晶子さんの、緩急を心得た発狂演技がお見事。これがベテランの味か。
平松さんといえば、『逮捕しちゃうぞ』の小早川美幸ですが、『あずまんが大王』のゆかり先生とか懐かしいですね。
本命が当たらない、というのは、例の昏睡術式でしょうか?

カエル医師もカッコよかったし、『みにくいアヒルの子』の寓話を点綴して一方通行の心情を暗示する演出も、心にくいものでした。

コンビニでお買い物しているレールガンさんも、もしかして参戦するのかな?
熱い熱いヴェント編に期待です!

次回「学習装置(テスタメント)」

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GOSICK第8話感想

#8「過去の王国に遠吠えがこだまする」

かずやが、すきだあ~。あったまるう~♪」
(ノ∀`)
二人の深い絆を確認できた、イイお話でしたね。

ふつうにデリクが犯人でした。動機は仲間割れかあ。
そして、シオドア殺しの犯人は、予告編どおりにハーマイニア
Σ('∀`;)
裏の裏ってヤツですかね?犯人と思われていた人物がやっぱり犯人という、クリスティ好みの意外な犯人トリック?
まあ、ただの酷いネタバレという解釈が正鵠かとwww

金貨の使い方については、カーの短編に倣って、被害者を屈み込ませるためだろうと予想できたのですが、柱時計の使い方は、なるほど…。
というか、ハーマイニアが当時6歳の子どもだったとか、気がつきませんでした。
むかし、自分でミステリを書こうと思ったとき、「預言の成就を阻止するための殺人」という動機トリックを使おうと試みたことがあります。
「26歳で死ぬ」というシオドアの神託を阻止するための犯行だったんですね。
寡聞にして知らなかったのですが、けっこう流布されているトリックなのかな…。

にしても、ヴィクトリカって、腕力あるんですね。
一弥の体重を片手で支えきるなんて、小柄な少女にできるわざじゃないですよ。
それを言えば、ハーマイニアの脚の速さは、もはや異常www
何ですか、村が次々と発火していくこの尋常ならざる速度は…。
とても人間業とは思えません。まるで加速装置です。
跳ね橋で、一弥に槍を振り回したときの踏み込みもすさまじかった。斉藤一の牙突か瀬田宗次郎の縮地かって感じwwwww
「――まで生きる!」と狂気のように叫び続けるハーマイニアは、鬼気迫るものがありました。
流石は桑島さんです。イイ仕事をしてくれます。

ブライアン・ロスコーの正体が赤毛の魔術師なのは、ほぼ確定。
隣の金髪女性は、コルデリアということに…。
母と娘の物語にも期待できそうです。

次回「人食いデパートに青薔薇は咲く」

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魔法少女まどか★マギカ第8話感想

#8「あたしって、ほんとバカ」

「まどかを他の時間軸で生き返らせること。その願いによって、私は魔法少女になった。
この世でいちばん愛するあなたと、もう一度会うために」
愛するあなたって…。
Σ(゚Д゚;
あり得ないよ、ほむらちゃん。だって、あたしたち、女の子どうしじゃないの」
「…それがね、まどか。他の時間軸では、あなたは『何かを持っている』存在だったのよ」
何かって何?」
「は、恥しくて言えないわ。こっそり教えてあげる」
(そっと耳打ちする)
「ええー?あたしって、魔法少年だったの???」
転生したら女の子になるなんて、まったく想定外だったわ。でも、これはこれで、いけるかも」
「ほ、ほむらちゃん…。眼がコワイよ…。そんな、息を荒くして、迫ってこないで…」
「うふふふふ、まどか、たあべちゃうぞ~♪」

( ´▽`)σ)´Д`)

ほむほむは素敵な魔法百合少女だったのです。本当にありがとうございましたww

大方の予想を裏書して、時間操作の魔法を駆使する彼女は、他の時間軸から来たんですね。
「私、魔法少女っす。あと、時をかける少女っす」って感じ。
『ワルプルギスの夜』の出現分布予想も、これまで蓄積したデータを活用したのでしょう。

キュゥべえはインキュベーター。
インキュベーター(孵化器)と、インキュバス(夢魔)辺りをかけたのかな?
「やがて魔女になるキミたち」って…。
澄まして言う台詞じゃありませんよキュゥべえさん。
ほむほむに蜂の巣にされた自らの体を、勿体ないからって、キレイにむしゃこらしてしまいました。
喰ってやがる…」
使徒ゼルエルを喰らうエヴァ初号機を想起してしまいました。

自分を痛めつけ、グリーフシードによる浄化を潔しとせず、意地を張り続けたさやかが、ついに魔女覚醒!
引鉄(ひきがね)は、電車内でのホストたちの腐った会話。
歌舞伎町付近を歩いていると、ふつうに聞こえてくるやり取りですね。ホストとキャバ嬢のカンケイって、全くこのとおりです。
飛田さんと三木さんか。何という豪華なホストさんたちなんでしょwww

神にもなれる、究極の魔法少女。
こういうクトゥルーっぽい設定が好きですよね、虚淵さんは。

さあ、まどかが追い込みかけられた!
親友が魔女化したいま、もう逡巡してる余裕はありません。
魔法少女になっちゃいなよYOU
取り合えず最強魔法少女になれば、この世界を統べることも可能。宇宙の法則を捩じ曲げて、何でもアリのやりたい放題です。
後のことはどうとでもなりますよって、リビアの超独裁者、カダフィ大佐みたいですねwww

見る前に跳べ!」(大江健三郎)

次回「そんなの、あたしが許さない」

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2011年2月25日 (金)

IS <インフィニット・ストラトス>第8話感想

#8「ファインド・アウト・マイ・マインド」

鉄の処女ラウラ、陥落の巻
(ノ∀`)

ベルリンの壁崩壊とかナチス第三帝国の壊滅ほどのインパクトがありましたね。
鋼鉄の女ほど、デレたときの落差がすさまじいという法則が、まさに実証された感じ。
「お前は私の嫁にする。決定事項だ!」
一夏が嫁ですかwww
遺伝子強化試験体として生を享けたラウラ。そんな彼女にとって、常勝こそは、レーゾンデートル(存在理由)そのものでした。
しかし、ISが登場し、適合できなかった彼女は、一気に不適格者の烙印を押されてしまう。
失意の彼女を救ってくれたのは、千冬教官。
厳しくて優秀な千冬に憧れ、同じ剣技も会得し、身も心も同化しようとするラウラだったのですが。
唯一、優しい表情を見せるのが、弟の一夏だった。それが許せない。
ルサンチマン」が、ラウラを突き動かす「動機」だったんですね…。

密かに埋め込まれたVT(ヴァルキリートレース)システムが発動して、ラウラは、自らのISとシンクロ率400%、虚無の海に呑み込まれた!
「力がほしいか」って、まるっきりARMSですww
そんな「心の攻殻(から)」を一刀両断して、彼女をレスキューしてくれたのは、一夏でした。
ラウラが心を取り戻し、最初に認識したのも、一夏。
いきなりのディープなキス。どうやら、庇護者やら恋人やら、いろんな愛慕をごっちゃにしてしまったらしい。
刷り込み(インプリンティング)なんですね?分りますwww

男の娘シャルルくんは、シャルロットとして、再び転入。女子たちの夢は、はかなく散りました。
これでまた、一夏の一人勝ちハーレムということでwww

次回「海に着いたら11時!(オーシャンズ・イレブン)」

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2011年2月24日 (木)

君に届け2ND SEASON第7話感想

#7「あきらめちまえよ」

風早「でも、オレの好きと、黒沼の好きとは、ちがうね
近藤さん(兄好)「でも、私の好きは、あなたたちのとはちょっとちがう好きなの
Σ(゚Д゚;
なるほど
何となく分ってきましたよ?風早くんの趣味性癖が。
決め手は、爽子に黒パンストwwwww

梅ジュースを飲む胡桃沢うめちゃんがステキですね。
かつては、「梅」って名前にコンプレックスを抱いていたようですが、いろいろ吹っ切れたのかも。
爽子を一喝し、健人にビンタをくれるなど、八面六臂の大活躍です。
少しはショック療法になったかな?
銀河美少年ケントには、悪気はなかったみたいですね。本当に、考えナシでお節介なだけのようです。
まあでも「悪気はなかったんだ」って弁解するヤツに限って、始末に負えないのだけれどww

龍「オレが言うのもなんだけど、言葉足らなさすぎ」
確かに、寡黙がウリの龍に言われちゃオシマイだwww
迷走しながらも、爽子の決意表明らしきものもあって、どうやら収束に向かいつつある恋模様。
次回は、何かが「届く」ようですよ?

次回「届け」

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2011年2月23日 (水)

これはゾンビですか?第7話感想

#7「おい、お前、どこ中だよ?」

とんこつラーメン屋を食べ歩く、さすらいのくいしん坊少女。ラーメンに対峙する姿勢は、真摯そのものです。
その正体は、吸血忍者ことメイル・シュトロームちゃんでした。
あたし吸血忍者っす。あと、トモノリっす」ww
エンドロールでも、なんとトモノリ(金元寿子)。吉田友紀ちゃんトモノリ確定の瞬間でした。
中の人はイカちゃんでゲソ!
(´∀`*)

キス=結婚、それが吸血忍者の掟。
歩と事故キスしてしまったトモノリは、さっそく、新妻気取りでお弁当を拵えてきました。何故か絶品チャーシュー入りだそうです。
ハルナとキャラがかぶる部分もあるけれど、どうやって個性を表出していくのか、楽しみですね。

宇宙ヒモ理論とか、二匹の獣をしたがえて七夕の夜にやってくる恐るべきアイツ(注・サンタクロースのことらしい)とか、ネタ満載でしたね。
とんこつスープはメガロを斃す。そのヒミツは?
全国のとんこつラーメンを味わいつくし、三ツ星以上の店のレシピを盗み出し、ついに完成した究極のスープだから。
そうだったのか!Σ(゚Д゚;
わからんwwwww

次回「えへ、学園妻です」

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2011年2月22日 (火)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない第12話配信感想

#12「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない TRUE ROUTE」

なるほどTRUE ROUTE。
「化物語のようにお待たせしないように頑張ります」
確かにww
俺妹スタッフ偉いっすwww

最終回予想で『もしかすると、配信版は、黒猫エンドという可能性もあるかも』って、皆さんと同じ予想を立てていたら、ホントにそうなった!
「呼び方が変わるかも」は、「にいさん→せんぱい」だったんですね!
制服姿の大人びた黒猫に、あらためて欲情です♪
もしかして、バジーナさんも同じ高校だったりするのかな?
桐乃をアメリカに駆逐しておいて、恐るべきハーレムエンドに持ち込もうというスタッフの謀略がひしひしと。
配信は、15話まででしたよね?今後の展開に、すっごく期待です。

ちょっと余談を。
高坂さん家って、千葉でしたっけ?
痛チャリ借りた京介が、家路への途中で通過する鉄橋が、すっごい既視感あるんですよね。
私も、酔っ払って千葉まで地下鉄乗り越して、タクシーで戻る帰路、これとソックリな鉄橋をゴマンと眺めてきました。
酔いに霞む眼で瞑い東京湾を茫然とみつめながら、ぼんやりと考えていました。
地下鉄なら500円以内で戻れるのに、タクシーだと、一万円以上は確実。
どうしてこうなった…。

(ノд‐。)

泪橋を逆に渡れ!立て、立つんだ、ジョー!!
ちくしょう、涙で曇ってなんにも見えねえ!!!

失礼しましたwww

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2011年2月21日 (月)

みつどもえ増量中!第7話感想

#7「みそじもえ?」

宮下さんが、やっぱり面白い
前科一犯以来、何をやっても三女さんに嫌われまくります。
うっかり板書消しといて、非難されたら「三女だってがんばってるんだから!」
そんなつもりはなかったのだろうけど、やはり舌禍ですね。
サンタエピソードでも、空気っぷりを遺憾なく発揮しました。
杉崎弟とは、おむつも替えてやった仲。なのに「見ない顔だな」って…。吉岡はすぐマユゲバレしたのにね。

矢部っちの足元でなら、リラックスできる三女。
スカートもブルマも鬱陶しいが、何故か矢部っちの股座(またぐら)を見ていると、癒されるらしい。
股間のヒミツを探ろうと、机の下に潜り込んだ宮下さんですが、矢部っち逃げた!
どう見てもストーカーです。ありがとうございましたww

みそじ先生こと海江田先生。ふたばの文字会話を、自分に振られたものと曲解して、ヒドイめにあいます。
けっこう魅力的に見えるんですが、嫁き遅れたのは、あの率直すぎる性格が災いしたのか?
校庭周回エピソードは、皆さん同様「もうゴールしてもいいよね?」を即座に連想したのですが。
決してイイ話にならないところが、みつどもえのみつどもえたる所以です。
中の人、寺田はるひさんは、ガチレンジャーのジャマーラ役だったんですね。
38歳のリアルみそじさんでしたww

みつどもえ増量中フェス開催!詳細は次回、震えて待て。
震えて待つのかwww

軽快なカルメン組曲にのせて、ハイライトシーンのプレヴューです。
みつば、どんだけ磐石なんだよwwwww

他作品に先駆けて、もう最終回か。早い、早すぎる!
花の命は短くて…。
(/_<。)

次回「みつごは続くよ どこまでも」

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2011年2月20日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第20話感想

#20「描かれたあの日の虹」

ヘッドの本名はツナシ・トキオ
マジでタクトの父親だったのか!ミヤビ・レイジは、画家としてのPNだったのですね。
タクトの母の名は、ソラ。カタシロ・リョウスケの婚約者だったが、ヘッドが寝取ってしまった。
スガタとワコとの関係に似てる…。
ヘッドが看病していた眠れる麗人は、マキタ・シンゴ。ヘッドにシルシを譲ってくれる約束になっていた、すっごくBLっぽい美青年です。
どうやって籠絡したのかな?まあ、シンゴの陶酔しきった表情から、一目瞭然なのですがww
このハーレム能力は、タクトにも遺伝しているのかもしれません。
ただし、シンゴさえも攻略したトキオに比べ、タクトは、スガタなど男性陣までは取り込めていないので、まだ父親の域には達していないのかもwww
みなみの巫女の封印を解いてゼロ時間を解除したとたんに、核攻撃を受ける可能性すらあるが、サイバディなら耐えられる。
ゆえに、封印が解かれる瞬間には、アプリボワゼしていないと何が起こるか分らない。

Σ(゚Д゚;
おどろいた!
一気呵成に情報を放出してきましたね。もう少し、先延ばしにするのかと予想していたので。
ともあれ、物語の視界が拓けて、ようやく俯瞰が可能になりました。
ヘッドとタクトが血縁だったことから、二人のあいだの相似と乖離が明確になったのです。
同時に、「父と子」及び「島の人とよそ者」という二極対立の構図が、いよいよ旗幟を鮮明にしてきました。
ヘッドが望むのは革命。閉鎖された場所からの開放。この世代(父親世代)に通底する思想です。
しかし、タクトにとって何よりも大事なのは、何物にも束縛されない、自由で清新な空気。
青春を謳歌する」ことの真の意味は、こうした対立構造を、いかにして止揚(アウフヘーベン)するのか?にあるのかもしれません。

ちょっとだけ、個別感想を。
キャメルスターの第一フェーズは、動物への憑依。
冒頭で、禊のさいちゅうのワコの全裸を覗き見した鴉は、こいつだったんですね。
ヘッドが封印を解かないのは時間稼ぎと看破した彼は、一気に行動に出た。
ハブを使役して、タクトにラブ毒注入。
そのまま、ゼロ時間へ。タクトはふらふらです。キャメルスター、策士だなあ。
しかし、マドカのヘーゲントが目覚めてないのに、させるかあ!と百合パワー全開のコウに邪魔されて、仲間割れによりあえなく敗北。

残る問題は。
封印が解かれ、ゼロ時間が解除されたときに、「本当は何が起こるのか?」ですね。
核攻撃?終末の世界?
だとしても、それは単なる表象でしょうね。
一つの世界が終わって、もう一つの世界が始まる。そういうことなのかもしれません。

次回予告に、実は欣喜雀躍しております。
サカナちゃん!帰ってきてくれたのかい?
寂しかったよ。またお伽噺でボクを慰めておくれよ…。

次回「リビドーなお年頃」

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2011年2月19日 (土)

バクマン。第20話感想

#20「協力と条件」

二人を手玉に取ろうとして、逆にハメられてしまった服部さん。
ドヤ顔が滑稽でしたね。リンゴとか、まるっきりリュークだし。
騙しの天才QBを模倣しようとして、そうは行かなかったの図。
格の違いってヤツか。このド三流がッ!なんてねwww
まあ、篤実そうな服部さんには、やはり直球勝負が似合うということで。

連載を熱望する二人に課された、高いハードル。
高校生活と週刊連載を両立させるためには、これ位はこなせないとお話にならないという判断です。
じっさい、連載が始まってしまえば、ノンストップのジェットコースターが始まりますからね。担当編集者としては、当然考慮すべき試練でしょう。
「〆切り、守りました!」ってシュージンが言ってたけど、あたりまえのことです。小説を例にとれば、あの村上春樹だって、新人時代には雑誌〆切りを遵守してます。
守らなくても何とかなるのは、冨樫レベルの超売れっ子だけということでwww

次回は、いよいよ美人の蒼樹さん登場!
蒼樹うめじゃないですよね?wwwww
高学歴だし、モデルは池田理代子さん辺り?
「文学」ということは、岩瀬さんもそろそろ再登場しそうな予感です。

次回「文学と音楽」

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IS <インフィニット・ストラトス>第7話感想

#7「ブルー・デイズ/レッド・スイッチ」

シャルル効果は絶大。
男の娘と目されていたのが、実は真性の女子だったわけですが、人気に翳りが見えないのは不思議です。
「ボク」っ子なのもポイント高いですしね。
視聴者(腐男子たち)も、シャルルによこしまな期待を抱いているのかもしれません。両刀使ってくれるのではないかという秘めた願望がwww

最も危険なラウラ・ボーデヴィッヒ。
鉄血ドイツの代表ラウラさんの無敵っぷりはハンパありません。一夏さえも、あの結界を破れませんでした。
独眼竜な眼帯も凛々しいラウラさんは、勝ち誇ったとき、ジョジョ立ちで叫んでくれそう。
我がドイツのISは世界一ィィィ!できんことはないイイィーッ!
やれやれだぜwww

セシリアも鈴音も、あっさり蹴散らされてしまいました。完全にザコ扱いです。ありがとうございました。
これで、ラウラがフラグ立ちしたら、さぞ殺伐としたヤンデレさんになるんでしょうね。今から愉しみです。

にしても、変身する一夏が「アプリボワゼ!」って叫んでそうな気がしてならない今日この頃。
闘技場への入り方も、壁を引き裂いてゼロ時間に侵入するタウバーンそっくりに見えますしね。

次回「ファインド・アウト・マイ・マインド」

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とある魔術の禁書目録Ⅱ第19話感想

#19「木原数多(けんきゅうしゃ)」

木原といいヴェントといい、チート過ぎる!イライラするほど勁い!つよすぎる!
一方通行さんも決して善良な人ってわけじゃないのですが、木原を見てると、コイツぶちのめしてやれよって机を叩きたくなりますね。
完膚なきまでに打ちのめされつつ、最後の力をふりしぼって「反射」で打ち止めを逃がした。
踏みにじられてもいい、笑われてもいい。
誰でもいいから、あのガキを…」
(ノд‐。)
泣かせるぜ一方通行さんよ!キミの、打ち止めへのキモチは本物だ!そうだよ、そうやって負債を返していけばいいんだよ!
「あの人を助けてって、ミサカはミサカは頼み込んでみる」
打ち止めにも涙ながらに頼られたし、ここで立ち上がらなきゃ漢じゃないぜ上条さん!

学園都市への闖入者は、「神の右席」こと前方のヴェント!
あの蛇舌ピアスのシスターです。何てパンクなお姿!狂気に充ちた眼もまた良し。
イマジンブレイカーも禁書目録も潰すって放言してますよ?
しかし、挑戦を受けたアレイスターも、場数を踏んだカリスマさん。不敵な自信の片鱗を見せます。
隠し弾は、AIM拡散力場?木原を使役し、風斬氷華を使って、何をしようというのか?

おおっ、盛り上がってきたぞ!
昂奮するッ!次回が待ち遠しくてたまらんッ!

次回「猟犬部隊(ハウンドドッグ)」

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GOSICK第7話感想

#7「夏至祭に神託はくだされる」

夏至祭の名物は、村長の神託。
「これから何年のちか、世界を揺るがす大きな風が吹くであろう。
その大きな風によって、二人は離れ離れになることだろう。
しかし、心はずっと離れまい」
大きな風って何だろう?第二次大戦にはまだ早いし…。
にしても、村長って、ハガレンの「おとうさま」にそっくりだな。ムキムキなところとかww
そう思って見ると、アンブローズは、奴隷だったときのホーエンハイムに似ていたりします。

一弥「ずっと友だちでいられるか」
ヴィ「背が伸びるか」
表情が曇っているのは、思わしくない託宣があったからでしょうね。
いえいえ、小さくてカワイイのは正義
「おふろがすきだあ」って変てこでヘタな歌もステキ!
ってヴィクトリカなら何でもいいのか私www

ハーマイアニが、過剰な演技で目立とうとしていました。何ですかねあの目玉グリグリは。
あ、桑島法子さんだったのか!この作品では重用されているみたいで、嬉しいです。
初手から怪しい(怪しそうに描かれている)人物は犯人ではない、というミステリの金科玉条があるのですが。
そのウラを行くというメタ手法もあるし、ちょっと予断を許さない流れです。
「小さいコルデリアが、背の高いセオドアをどうやって殺したのか?」
身長差を解消して刺殺する方法なら、ディクスン・カーの短篇をはじめ、例には事欠かないし。
村に電気が引かれたことと、柱時計を考え合わせると、ドロシイ・セイヤーズが用いた機械的トリックという可能性もあるかな。
別にコルデリアさんを犯人にしたいわけじゃないので、スルーしておきますww

シスター・ミルドレッドは、赤毛のステキなシスターさんでした。そばかす美人♪
おっぱいも大きいし、萌え候補だな。
美女が必ず犯人という、レイモンド・チャンドラーの例もあるので、油断はできないけれど。

次回「過去の王国に遠吠えがこだまする」

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魔法少女まどか★マギカ第7話感想

#7「本当の気持ちと向き合えますか?」

宗教エピソードを挿入したのは、魔法少女と世界の救済について、ひとこと言及しておきたかったのでしょうね。
表と裏から世界を救う。新しい世界には、新しい宗教が必要。ちょっと晦渋な表現だけど、今後の展開に欠かせないと判断したのでしょう。
もちろん、「他人のために魔法を使うな」という杏子のドグマを裏づけるために用意されたエピソードでしょうけれど、必ずしも宗教である必要はないので、ここは積極的な選択だったと解釈したい。

佐倉杏子の父は聖職者。
彼女が強迫的に何か食べているのは、餓えた経験からのPTSDだったのですね。
この町にこだわったのも、教会があった場所だったから。
辛い過去を一気にカミングアウトすると、さやかに同情的に接してきました。
なあんだ、案外いいコじゃん、とホッとしたのもつかのま。
最強の刺客は、親友の仁美だった!
いずれ恋敵は登場すると思っていたけど、まさか仁美だったとは…。
割り込まれても、もはや肉体を持たないさやかには、なすすべもなし。
幼なじみのあなたにも権利があるから、告白は明日の放課後まで待つ、って正々堂々の態度です。
「正午までに町を出ろ」って感じ。名作西部劇『真昼の決闘』みたい。
でも、「人外」を自覚してしまったさやかにとっては、ただ辛いだけの公明正大さですよね。
正論を吐くことほど、人を傷つけるものはない。そんな逆説と皮肉。

さやかに徹底的に追い込みかけるウツ描写の羅列が正視に耐えなかったので。
むしろ映像表現に注目しながら視聴していました。今回は、特に冴えてましたね。
教会や杏子の家族を描写するときの画風が、童話の挿絵とかでよく見かける誰かさんを思い出させます。
初山滋の流れを汲むあの人だったかな?うーん、思い出せない…。
さやかと魔女との戦いを、あえてシルエットで描いた「間接話法」もお見事。
慟哭をナマでぶつけるよりも、抽象化によって抑制された表現の方が、遥かに哀しみが伝わってきます。
ピカソ『ゲルニカ』を見たときにも、戦争への怒りがよく伝わってきました。悲惨を衒った凡百の戦争絵画なんてメじゃないと痛感しましたね。

アニメ作品をいちいち現実に置き換えて見るという皮相な視聴態度は、本当は好きではないのですが。
契約に拘束されて体を張る魔法少女は、実は人間社会の縮図だったりするのですよね。
魂はソウルジェムに移植され、ゾンビと化しているというのも、人間性喪失のアナロジーが効いています。
残る問題は。
「魂を失っても、人間性を復権することは可能か?」
メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』が提示した命題にまで突き抜けるのかどうか。
脚本の包丁捌きの冴えを、刮目して待ちたいと思います。

余談です。
先般、伊豆に旅行したとき、土産物店で、とあるアイテムを発見しました。
ご当地マスコットキャラの「みかんちゃん」です。

201102151025000_2

Σ(゚Д゚;
「こわがらないで?ボクは何処にでもいるんだよ?そこにも、あそこにも、そしてここにも♪」
そう語りかけられているようで、思わず悚然と立ちすくんでしまいました。
ほら、あなたの傍にもQBが…。

次回「あたしって、ほんとバカ」

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フラクタル第5話感想

#5「旅路」

物語の求心力が失われている…。
本歌取りとか引用とか、フラグメント手法を擁護することにかけては人後に落ちないと自負している私ですが、『フラクタル』に関しては、今のところ厳しいと言わざるを得ません。
期待しているだけに、どうしても辛口になってしまうのです。

クレインのアナクロな「hundoshi」とか豪快なおばさんたちに剥かれる健康なエロスとか肉体労働を通して描かれる人としての健全さへの志向とか。
黄金時代への回帰や、人間性の復興みたいな要素を、絶えず匂わせてはいるのですが。
ラピュタ辺りの表面的な引用にしか見えないのが、本当に残念です。

このタイプの物語には、明快な意思をもった主人公が必要。
千篇一律とか何だかんだ言われても、ジブリ作品はその辺が磐石で上手い。だからこそ、視聴者は物語に酔うことができるのです。
ジブリ作品との相似を指摘される『フラクタル』ですが、そこは継承してないんですね…。

「かくれんぼ」するネッサを、パッチを使ってバーチャル的にトレースするクレイン。
ファーストガンダム初回のアムロを想起させる異能。視聴者のクレインへの興味を掻きたてる面白い「頭出し」だったのですが、単発に終わっています。
ネッサを誘い出すための珍妙な踊りとか、天岩戸的な神話要素を点綴しようとしたのかもしれませんが、これも単発。
不発弾が多すぎる…。

あざとさや煽情のみで勝負しようとする作品が眼につく深夜アニメ帯にあって、「良心」を感じる稀少な作品ではあるのだけれど。
良心的というだけでは、生き残れないのもまた現実。
もっと線の太い構成を!大胆で粗々しいタッチを!

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2011年2月18日 (金)

夢喰いメリー第7話感想

#7「夢と水着と海の色」

海水浴への転換がとーとつ過ぎて、誰かの第一フェーズかと思ったwww

みんなの水着を堪能できるかと全裸待機していたら。
噂のミストルティンが颯爽登場したり、メリーがひたすら懊悩したり、予想外の流れになりました。
折衷的な、不思議な味の話数でしたね。見応えはありました。
ただ、梃入れ回こそ、最高の作画で見たかったかも…(ぼそり)。

ミストルティンの器は、河波千鶴?
そうとしか思えない映像の繋ぎなのですが、フェイクかもしれません。エルクレスという可能性も捨て切れないし。
秋柳が、どうにも気になるんですよね。柳=樹海という連想は、ちょっと苦しいかな?
もちろん、おにぎり大好きな眼鏡教師も、超あやしい…。

特撮ヒーローを暗喩とかネタに使うのは、最近の流行?イカ娘とかみつどもえとか。
グリッチョ撮影シーンには、正直、またか、と天を仰ぎそうになったのだけれど。
でも、『メリー』における「特撮ネタを扱う手つき」は、やはりひとあじ違いますね。流石です。
マサルの夢を護ろうとした夢魔デルガが、ミストルティンに打ちのめされ、消滅させられた。
そのまま、マサルは「夢なくし」に…。
「夢も希望もなくなっても、ヒーローやんなきゃならないのかな?」
メリーの懊悩と好一対の、なかなかにヒサンなエピソードでした。
('A`|||)

これだけ視聴者のストレスをためてくれると、メリーがミストルティンとかエルクレスを相手に啖呵を切るときが愉しみです。
時代劇のカタルシスよろしく、豪快に成敗してほしいですね。決め台詞も入れて。
てめえら、人間じゃねえ!」
まあそうなんだけどさwww

次回「夢回廊」

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2011年2月17日 (木)

君に届け2ND SEASON第6話感想

#6「好意と迷惑」

君に届かない
それしか言いようがありません。いやもうホントにwww

「でも、オレの好きと、黒沼の好きとは、ちがうね
うん
Σ(゚Д゚;
何でそうなるかね…。
三浦のは好意で、オレのは迷惑なのか
ああ、どんどん捩れていく…。
風早が饒舌になり、それなりに理のとおった説明もしたのに、爽子には通じないどころか、さらに縺れていきます。
自己卑下とか、鈍いとかも、程度問題ですよね。

くるみちゃんが、健人をつかまえて、糾明に乗り出した!
二人はやはり、知らない仲じゃなかったようですね。
くるみちゃん、キミが最後の希望だ!この、こんがらがった糸を何とかしてほしい!
快刀乱麻な解決を望みます。
誰も解けなかったゴルディアスの結び目を、アレクサンドロス大王が一刀のもとに両断して解いてしまったように。

次回「あきらめちまえよ」

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レベルE第6話感想

#6「Dancing in the trap!!」

物分りがよかったクラフト魔人。
子どもたちもクラフトも、王子の被害者ですからね。同病相憐れむ。

なるほど、RPGツクール。
辺境の惑星ひとつを、丸ごとRPGにするとは壮大です。
HUNTER×HUNTERのグリードアイランド編もそうですが、冨樫のゲーム好きが仄見えて、微笑ましいですね。
もっとヘンなクリーチャーが雲霞の如く湧いてくるのかと思ったけど、それほどでもありませんでした。

立花先生のシャワーシーンキター!
「たちばなせんせい、せくす、したいです」(それはダメでしょ♪)

子どもたちはレベル上げに夢中。確かに、いったんハマるとのめり込んじゃいますよね。
黛くんLV71に吹いたwww
いよいよお城へ向かいます。次回、ダンジョン攻略ですね。
どういう結末をつけるのか、楽しみです。

次回「Game over…!?」

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みつどもえ増量中!第6話感想

#6「トイレがあいてないなら雪の上にすればいいじゃない」

「なんだか氷レモンみたいな雪ねえ。じゅるり」
Σ('∀`;)
千葉氏の氷レモンをムシャコラするみつば…。
も、萌えるッ!!!

緒方たちのいただきマーキングマジやばいww
たて笛とか上履きとか体操着とか教科書とか、何でもぺろぺろ?
何しろ、佐藤くんの氷レモンな雪球だと思い込んでいるうちは、ぶつけられても快感。
しかし、実は千葉氏のなので、体が受け付けず、アナフィラキシー現象が!
ダメだこの人たちwww

保護者懇談会は、濃いメンツが全員集合。
佐藤ママが、いちばんマトモかな。さすがイケメンの母だけあって、爽やかな美人さんです。過保護気味なのが玉に瑕。
千葉ママは、あの雄大の母だけあって、フリーダムな感じ。自分の下着で必殺技を開発させてるって…。
千葉氏の中の人、山本和臣さんが、ママも演じているんですね。声優さんってすごい。
まゆげ吉岡のママはPTA会長だったのか。だが、あのチャラい旦那は何ぞww

エイプリル・フールに疑心暗鬼に陥るひとはちゃん。
矢部っちたちに看病されて、4月2日まで昏睡していた?
みんなの献身に感激するひとはですが、「うそだぴょーん♪」でした。
「みんな死ねばいいのに」
ごもっともwww

次回「みそじもえ?」

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これはゾンビですか?第6話感想

#6「そう、私は死を呼ぶもの」

これもまた一つの生命賛歌。

ユーや歩が、京子のストックした生命を削っていく場面に、ハガレンの、ホムンクルスたちの最期を想起しました。
マスタングがラストの再生力を焼尽しつくそうとする、あの場面です。
あのときも、マスタングの執念に慄然としつつ、凄惨な映像に陶酔している自分が、確かにいました。
全編が生命賛歌に貫かれている『鋼の錬金術師』。
規模こそ小さいかもしれませんが、今回のこれゾンには、同質の志向を感じましたね。

各所を回ったところ、かなりの方が、受けたインパクトについて率直に語っていました。
同時に、あの描写にグロテスクを感じて、厭悪を抱いた方もいたようです。
私自身は、グロテスクのさなかにも、生命へのメッセージや、ある種の美を感じて、心を揺さぶられました。

揺さぶったものの正体は、何だろう?
狂気と過剰。そして、過剰が齎す、恐怖美
そんなふうに思ったのです。
「崇高なものは恐怖心を喚起する」(エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』)
恐怖と美との親和関係は、美学論の始祖であるバーク以来、繰り返し論じられています。
彼の美学は、それほどまでに後代を震撼させているのです。
バークの崇高美理論を直接引用しつつ『恐怖小説論』を書いたラブクラフトしかり。
「美には必ず奇矯(グロテスク)なところがある」と標榜し、『アッシャー家の崩壊』などの恐怖小説を通して美を追求したエドガー・ポーしかり。

あと、やっぱり京子ちゃんはいいなあ。
自らの肉体を破壊しながらユーに挑むときの、狂気に充ちた表情。
対蹠的に、生命を蕩尽しつくして、歩に追いつめられたときの、怯える頼りなげな表情。
この落差にゾクゾクしました。
「い、いや…。死にたくない…」
嗜虐心をそそられるッ!ビクンビクンしちゃうう!!
( ´▽`)σ)´Д`)
「夜の王」に支配されていただけで、京子ちゃんは悪いコじゃない!ってオチがついて、ちょっと脱力しましたが、まあ良しとしよう。
また登場してくれそうですしね、京子ちゃん。

歩の心情描写もよかった!
人間だったときは、退屈と孤独とに埋没していたが。
ゾンビになったお蔭で、日常がどれほど大切かを知った。コンビニおにぎりを、ユーと一緒にしみじみとほおばる、そんな日常の嬉しさを。
小市民的で理に落ちている分、インパクトは弱いのですが、それでも、心を搏つ(うつ)ものがありました。

次回「おい、お前、どこ中だよ?」

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2011年2月13日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第19話感想

#19「三人の日曜日」

タウバーン翔ぶ

♪恐れるな俺の心 悲しむな俺の闘志♪って感じで、ここは最高度に盛り上がるところなのですが、ここに至るまでのタメが不足だったかな。
タウバーンならそれくらいできるだろう、と視聴者に高を括らせてしまったら、効果は半減。
フリーザ編を境に戦闘インフレに陥ったDBの例もあるので、気をつけてもらえればと思います。

コウのサイバディはヴァルキリー可変タイプ。
蝶のように舞い、蜂のように刺すというカシアス・クレイばりの戦法なのですが。
タウバーンは、想定の上を行った!
「おまえが弱いんじゃない。おれが凄すぎるんだ」って本宮ひろ志の『群竜伝』みたいww

三人の日曜日として日常イベントを充実させ、戦闘抜きで押し通す選択肢もアリだったけど。
もちろん、それなりに伏線も点綴されてはいました。
タクトがプレゼントした懐中時計のポートレートが、タクトの母だったこと。
日傘をさしたその姿は、Rの署名がある絵画のモデル?
ヘッドが看病していた眠れる女性?

いつものレトリックの冴えにも、翳りが見えた印象。
罪なきものを泣かせるようなタマネギは、丸ごと鍋の処刑にする。スガタの台詞が、ちょっと浮いていたかも。
ワコの誕生日は、ケーキならぬカレー三昧。美味しいって4杯お代わりするのは微笑ましかった。

特筆すべき映像表現といえば。
コウが第一フェーズを発動し、「針の穴」をとおしてタクトたちを透視、視覚が壁を突き抜けて、そのまま人格憑依する映像には卓抜さを感じました。
そして、宮野と福山のガチなおねえ言葉の妙味にも、思わず吹いたのですが。
倒錯の可笑しさを、もっと映像で魅せてほしかったかも。
「男の子の体はおもしろい」
これを台詞で説明させてしまっては台なしです。

トランスジェンダーのふしがあるアタリ・コウ。
コウとマドカ、この二人に妖しさが足りないのも惜しい。
せっかく特異なキャラを登場させたのだから、もっと「使って」ほしいですねえ。

あ!
ニチ・ケイトの夜伽疑惑はパーフェクトスルーですか!
(; ・`ω・´)

次は、ミヤビ・レイジの過去が判明するかな?

次回「描かれたあの日の虹」

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魔法少女まどか★マギカおまけSS「もしママ」

【もしまどかのママがキュゥべえだったら】

「あたし、どうしたらいいの?」
「たとえ、キレイじゃない方法だとしても、解決したいかい?」
「うん」
「なら、魔法少女になればいいさ」
「え?」
「正しすぎるその子の分まで、誰かが魔法少女になってあげればいい」
魔法少女になる?」
「どうしようもない程どんづまりになったら、思い切り魔法少女になっちゃうのもテなんだよ」
「それが、その子のためになるって、分ってもらえるかな?」
「その子のこと諦めるか、魔法少女になるか、どっちがマシだい?あんたはいい子に育った。いつでも正しくあろうとしてがんばってる。子どもとしちゃ、もう合格だ。だからさ、大人になる前に、魔法少女もちゃんと勉強しときな」
「勉強、なの?」
「若いうちは、ケガの直りも早い。今のうちに、上手な魔法少女を覚えといたら、後々役に立つよ?」
「あたしも早く、ママと魔法少女してみたいな♪」
「さっさと魔法少女になっちゃいな!辛い分だけ、愉しいぞお、魔法少女は!」

(; ・`д・´)

【あとがき】
間違う」を「魔法少女」に置き換えるだけで、ほらこのとおりwww
実は、キュゥべえとまどかママの言ってることには、さほど懸隔がないんですよ。
漠然とした希望だけを提示するという方法論も、総論だけで具体的な指示を行わないことから生じる危険性も。
でも、何となく子どもは説得されちゃうのです。その結果は、見てのとおりです
オトナって…。

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2011年2月12日 (土)

バクマン。第19話感想

#19「2人と1人」

少年たちの友情は、ほんのちょっとした青春の蹉跌によって壊れ、でも、たったひとつのきっかけで立ち直る。
期せずして推理モノを目指していたというシンクロニシティが、サイコーとシュージンを、再び結び合わせたのですね。
まあ少年二人はどうでもいいんですが、見吉が哀しまなくてよかった。彼女の哀しむところだけは、見たくないです。

それにしても、服部さんマジキュゥべえwww
最近、世知辛いアニメ作品を見せられ続けたせいか、服部さんの漢らしいドヤ顔が、あの白い淫獣と二重写しになったのはヒミツです。
「亜城木くん、ボクと今すぐ2年契約を!」
そんな感じ。
(ノ∀`)

編集者の感覚だと、じっくり熟成させるには、2年タームという期間が必要なんですね。
でも、若い二人には、半年でももどかしい。
この辺が、大人と子どもの、時間の流れ方の違いなのかもしれません。
そうだよなあ…。
私だって、十代二十代の頃には、1ヶ月だって充実してましたもんね。
いまこのトシになると、光陰矢のごとし。まだ2011年の嚆矢だと思っていたのに、気がつけばもう2月。
青年老い易く、学成り難し。

次回「協力と条件」

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とある魔術の禁書目録Ⅱ第18話感想

#18「検体番号(シリアルナンバー)」

気がつけば、妄想記述だらけになってしまった今回。ほとんど感想になっていないので、取り扱い注意です。

「ローラはローラは足湯してみたり♪」
「ローラはローラはスケ服してみたり♪」
「これ以上、ローラからナニも奪わないでください、とローラは小さな声でせつにお願いしてみます」
「いいから脱げよゴルア!!」( ゚◇゚)σ∵。∀・゜∴・゛

何という淫靡なアークビショップ殿か(違www

妄想とかいろいろ脹らませてくれる、佳いお色気回でしたね。
しかも、アクセラレータの抱えた闇と、ラストオーダーとの柔らかな交情をも併せ描いて、過不足ない仕上がりでした。

神裂火織の「浴衣なんだからはかないんだもん!」に至っては、眼福眼福。さすがは聖人、カラダも天上的にすばらしい!
でも、聖人とかシスターたちがよってたかっても、全自動洗濯機は扱えないというこの皮肉。
手でやりましょうか?」は、もうボッキものでしたね。
「川でやりましょうか?」は…。
ベッドが空いてないのなら川でやればいいじゃないのってそれじゃ意味不明か。

アクセラレータの抱えた深い闇とは、かつて押し込められていた特力研。
そこでも、彼は制御し難い怪物だった。妹たちを傷つけ、自らも脳に損傷を負い、他人に好意を向けることに臆病になった。
でも、ラストオーダーは、ちゃんと分ってくれていました。
あの人に、心配かけたくないの。
護れなくて、両手も傷ついて。
だから、今度はあたしがあの人を護るの!
いい話だな~。

それにしても、「ミサカはミサカは」と「ミサカは…します」の大洪水は凄かった。視聴しているだけでも、何だか疲弊しました。
いくら妄想世界に棲息する私でも、ミサカ妹ハーレムだけは、御免を蒙りたいかも。
「ミサカはミサカは抱きついて甘えてみたり♪」
「ミサカは蠱惑的にキスをしてみます」
「ミサカはミサカはシャツを脱がせてみたり♪」
「ミサカはおもむろにパンツを下ろします」
「ミサカはミサカはカラダをすりよせて×××♪」
「ミサカはくちびるを寄せて●●●します」

SIGERUはSIGERUは気が狂うよwww

次回「木原数多(けんきゅうしゃ)」

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GOSICK第6話感想

#6「灰色の狼は同胞を呼びよせる」

シスター・オルソラ?どうして露店に?
って、シスター見かけたらすぐ禁書って、即断してはいけませんね。
ミルドレッドさんって、そばかすシスターさんだし。

ヴィクトリカの母、コルネリア・ギャロは、灰色狼の血統。
人を殺して、村を追放された。そのために、不幸になった。
でも、ヴィクトリカは信じない。母が、人殺しだなどと…。
冤罪を漱ぐために、三行記事にしたがって、灰色狼の村、ホロヴィッツへ。
まさかして、ホロがいる村だからホロヴィッツ?って作品が違うかww

名探偵が、自身に関わる事件に挑むのって、すごくワクワクします。
どれほど酸鼻な殺人事件だろうと、名探偵はいつも怜悧。推理の切れ味を試みるための客体として、事件を解決していくのですが。
家族や親族が関わる事件だと、いつもの余裕がかなぐり捨てられ、緊張感というサスペンスが生まれます。
そのせいか、シリーズ物の名探偵は、いちどは「自分自身の事件」に直面しますね。
クリスティのポワロの場合、それ自体がトリックになっていました。
エラリイ・クイーンの悲劇シリーズ、掉尾を飾る『レーン最後の事件』などは、「そのトリック」の極北ともいうべき記念碑的名作です。

アブリル、ほんのチョイ役だけでしたね。もっと一弥と絡むかと思っていたのですが。
後から転校してきて、もうすっかりクラスに溶け込んでいます。寂しさを隠せない一弥。
ボクにはやっぱりヴィクトリカしかいない…。心に決めた一弥なのでした。

デコピンをめぐる諍いが、微笑ましすぎて吹いたwww
まあ要するに痴話ゲンカだし。

閉ざされた村、謎めいた夏至祭の儀式、敵意に充ちた村人たち。
これも、「孤島もの」の変形ですね。
ホロヴィッツ編に期待します!

次回「夏至祭に神託はくだされる」

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魔法少女まどか★マギカ第6話感想

#6「こんなの絶対おかしいよ」

「ほむらちゃん…」
彼女が何かを企んでいるのは確かだ。気をつけて!」
おまえが言うなwwwww

魔法少女の実体は、ソウルジェムだった!
魂がソウルジェムに移植され、肉体はただの抜け殻!
「どういうことなんだよおい?こいつ…死んでるじゃねえか!」
100メートル圏内からジェムが離れると、コントロールを失って、死ぬ。
「それじゃ、ゾンビじゃねえか!」
「心臓が破れても、ありったけの血を抜かれても、ソウルジェムが砕かれない限り、キミたちは無敵だよ。よほど有利じゃないか」
嫌に決まってるじゃないかwww
ありったけの血を抜かれる魔法少女たち…。想像するだけで、ワクワク慄然とします。

ほむほむがイレギュラーという理由が、さらに明確になってきました。
ベテランの杏子でさえも、知らなかった衝撃の事実。
しかし、ほむほむだけは、まどかがソウルジェムを投棄してしまった重大さに気づいて、すぐに追走しました。
魔法少女の本体が「魂そのもの」だとすれば、器にこだわる必要はないのかもしれません。
つまり、新たな体を乗り換えて、永遠に転生していくことも可能かと。
彼女は、火の鳥のように、生まれては消える魔法少女たちの泡沫のような生をみつめ続けてきたのかも…。

まどかの、魔法少女としての大いなる才能…。
血のなせるわざだとすれば、「ママも魔法少女」なのかもしれないし。
まどか自身が、かつて、何処かで魔法少女だった、という可能性も捨て切れません。

キュゥべえとは何か?
黝くなったグリーフシードを食べていましたね。
「これも、ボクの役目だからね」って澄ましていたけれど。
正直に、常食してるし大好物だ、って言っちゃいなよYOU!
食物連鎖の実相も、見えてきました。
「どうして人間は、魂の在処にこだわるんだい?」
であれば、キュゥべえの小動物の姿も仮象で、本体は別にある、ということだってあり得ます。

ほむほむは、「ワルプルギスの夜」が来るのを待っている。
それを斃せたら、この町を去ってもいいと。
魔女の饗宴。日本でいえば百鬼夜行。ゲーテの詩劇『ファウスト』やムソルグスキーの標題音楽でも知られています。
ここでは、個体としての魔女を指しているようですね。しかも、かなり強力な魔女。

詢子ママとの深夜の対話が、示唆に富んでいました。
「間違えればいいのさ」
「その子のことを諦めるか、誤解されるか、どっちがマシだい?」
「大人は辛いから、酒飲んでもいいってことになってるんだよ」
そうなんだよ!男はつらいよ!女もか。
少女のビルドゥングスロマン(成長物語)としての側面も見えてきました。奥が深いぞマギカ。

上條くんは、さやかに黙って退院。
これで、自宅も引き払ってどこかに引っ越していたら、最悪なのですが。
訪れた旧家らしい門構えの中から、嫋々とヴァイオリンの音色が流れてくる。
それを確かめて、そっと立ち去ろうとするさやか。
不幸フラグが…。
('A`|||)

今回のキュゥべえのように、超越的な知を誇るものを、賢者とか知者とか隠者とか謂うのですが。
その透徹しすぎた「知」に不穏感さえ漂うキュゥべえは、やっぱり淫者かなwww

次回「本当の気持ちと向き合えますか?」

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2011年2月11日 (金)

お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!第5話感想

#5「ミスターX 兄襲!」

近藤繭佳ちゃんは、黒パンストでBL命の委員長。
負のオーラ放出しまくりのミスターXのときも、面白かったけれど。
デレ始めてからの委員長が、なかなか美味しそうです。やはり、黒パンストがポイント高いっす。

妹の奈緒のため!とか自分に言い訳しつつ、どんどん近藤さんとの深みにハマっていく修輔。
美味しいお弁当で餌付けされたり、BL本パシリを強要されたり、微妙なペットの地位を確保です。

近藤さんの中の人、荒浪和沙さんは、キュートな声優さん。まだキャリアスタートしたばかりの22歳です。
日本酒なら一升いける?頼もしい娘さんですなww
サシで飲み明かしたいなあ。潰せれば幸いだし、潰されてもそれはそれでイイことありそうなwww

よこしまな感想記事になってしまった。ぜんぜん兄好感想じゃないですねww

次回、アンドロイドは電気羊の…。

次回「兄は黒パンストの夢を見る」

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夢喰いメリー第6話感想

#6「夢邂逅」

え?かんなぎ・ゆい!?
いえいえ、光凪由衣(こうなぎ ゆい)ちゃんでしたね。
いくらプリティなおでこが似ているからって、焦るな自分www

解説者、ジョン・ドゥによると。
エルクレス(でよかったんだっけ?)という、夢魔のリーダー的な存在が、現(うつつ)にあって、夢魔たちを統合している。彼女は、ある理想のもとに動いているらしい。ジョンも、誑かされた一人だった。
エルクレスが現(うつつ)にやってくるとき、巻き込まれた夢魔がいる。
その夢魔は、器なしでも顕現できる。

そして今回、メリーは、自分でもあずかり知らない曠大な力を匿しもっていたことが判明しました。
エルクレスと巻込まれた夢魔は、事によると、一体的な存在なのかもしれません。
これらカオスの断片を再構成すると、哀しい結論しか導き出されない気がするのですが…。

ジョンは、こうも告げました。
エルクレスよりも危険な夢魔がいる。その名はミストルティン。樹怪?と呼ばれる存在らしい。
その性向は残忍。快楽殺人鬼のように、相手を嬲り殺しにする。
ミストルティンといえば、北欧神話で、光の神バルドルを刺し貫いた宿木(やどりぎ)の神槍
この世界にラグナロク(神々の黄昏)を齎す、災いの源?

秋柳が、夢路のために持ってきた、ご当地DVD『TAWARA』ですが。
その表紙で、俵を捧げ持っている人物が、槍と盾を捧げ持っているようにも錯視されるのは僻目か?

おお!次回は梃入れだ!
エルクレスちゃんやエンギの水着が見られるかと思うと股熱!(違)

次回「夢と水着と海の色」

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2011年2月10日 (木)

これはゾンビですか?第5話感想

#5「ええ、京豆腐どすえ~」

京子はゾンビですか?
ええ、ゾンビどすえ~

(ノ∀`)
はんなりと怖い京女でした、ありがとうございますww

まさかのまさか。
清楚な京子ちゃんが、連続殺人鬼だった!歩が追っていた犯人の正体が、意外なところから判明しました。
これは、知恵の泉を誇るヴィクトリカでも推理できまい。
しかも、強いんだな京子ちゃんってば。魔装少女の魔力も使えるし、あと10回は死ねるそうですよ?

不死者かつ魔装少女という設定だけなら、歩と同じなのですが。
京子ちゃんは、ゾンビとは違うようです。魂狩りをしていたようなので、ソウルイーターって感じなんでしょうか?
ともあれ、設定にこだわりすぎない方がよさそうです。
ゾンビは魂なき存在のはずなので、記憶やら何やら保持している「ゾンビ歩」の方がヘンなので。
あまり突き詰めないようにするのが吉かとwww

京子ちゃんの真の狙いは、ネクロマンサーのユーでした。
「お待ちしておりましたわ」
ネクロマンサーは、本来の起源からいえば、死霊を呼び出す降霊術士。せいぜい預言者レベルだったのです。
死体をあやつる魔術師という強力な設定は、実は後発。ゲーム由来だったりします。
さらに、これゾン世界においては、ユーはもーっとセレブな能力を付与されているふしがありますね。
魔界と冥界との関係も、気になるところです。

次回「そう、私は死を呼ぶもの」

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2011年2月 9日 (水)

君に届け2ND SEASON第5話感想

#5「すきな人」

貞子!ボクと契約を!
Σ('∀`;)

もし君に届けの三浦健人が魔法少女まどか☆マギカを読んだら」って感じww
『もしドラ』ならぬ、『もしマギ』な急展開でしたね。

「風早、好きなコいるよ」
「風早だって、役目終わってすっきり」
「なんなら、オレにする?オレ、いいよ、貞子ちゃんなら…」
何という悪魔のささやきwww
爽子の心の隙間に付け込む三浦健人はマジキュゥべえです!
今期は、悪魔の誘惑アニメが花盛り。振り込め詐欺が後を絶たず、未だに被害額が100億円近くという荒廃した世相を反映してなのかもしれません。

悪気はない、かもしれない健人の「舌禍」によって、風早という支えを失った彼女。
予定調和的に、銀河美少年ミウラ・ケントに喰われてしまうのか?
だーがしかーし!
あわやというところで、ほむほむ風早が颯爽登場!キケンな契約を止めた!
決め台詞「それには及ばない」が炸裂か?
ドキドキな引きです。一触即発なこの三人、どうする?どうなる?

次回「好意と迷惑」

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2011年2月 8日 (火)

レベルE第5話感想

#5「Here Come Color Ranger!!」

ゴン、ゴンじゃないか!
どうしたんだよ、こんなトコで何やってんだよ?ゴンさんはもうやめたのかよ?
はやく、王を倒してキメラアント編を終わらせてくれよ!

(ノ∀`)
そう叫んだのは私だけではあるまいwww

端正な感じの、ヒューマンモードな立花先生もよかったけれど。
正体をあらわした緑色なホンモノも、もろアメコミスペオペ美女って感じでなかなか♪
あの剣呑な爪というか鉤で、子どもたちが引き裂かれる暗黒結末かと思ったら。
ちゃんと先生してくれる、聖職の宇宙人さんでした。さすが、先生が夢だったって言うだけのことはあります。
赤ん坊でも殺すが、報酬が高すぎて誰も払えない
かっこいいとはこういうことさ!こんな台詞、ゴルゴ13でもなかなか吐けないよ?
「苦労は、人を強くするのだ」って嘯く説得力ゼロの王子より、ずっといなせです。

人さらいから始まる、珍しい特撮戦隊モノ。
王子曰く「中ボスより強い」クラフト魔人から、鍵を奪取するために、にわかレンジャーたちは、一路、山形へ。
山形って、心霊スポットならぬエイリアンスポットだったんですねwww
次回予告を見る限り、かなりカオスな異空間になりそうな予感。
子どもたちは、クラフトを斃して、日常に復帰することができるのか?
さあ、レンジャーブルーが、真の力を発揮するときだ!
こっちだ。ついてこい
さいしょはグー
('A`|||)

次回「Dancing in the trap!!」

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2011年2月 7日 (月)

みつどもえ増量中!第5話感想

#5「沈黙の教室」

6年3組は、沈黙の教室。
女子は全員黙っていた方がいい、って意味だったんですね。

変な子はいねが~?
ナマハゲ状態の杉崎ママが、授業参観という名のトレジャーハンターにやって来ました。
変な子の予習をしましょう、ってヘンな目的で教室に這い込んだ時点から既にヘンだったのですが。
どうしたことか、みんなにはママの姿が眼に映らない…。
ステルスが、何の脈絡もなく当然のように描かれているので、超現実主義の映画でも見ているような不思議な感じが瀰漫しております。
この辺の強引なロジックが、みつどもえの味なのかもしれません。

松岡さんも佐藤隊も、ふつうにマジメなので、ママは失望です。
しかし、みつば女王の偶然の人間椅子が!うっとりエクスタシー状態なママに萌えたッ!!
好きだなあ、豊満ボディの変態美人さんって。
人間椅子の次は、やっぱり肉便●wwwいや何でもありませんwwwww

ママが大活躍なら、娘のみくちゃんもイイ味出してましたね。
マユゲ吉岡たちにおみそにされたとカン違いして、不用意にオカルト松岡さんに接近したため、死人扱いに。
「キライならキライって言えばいいじゃない!」
大泣きして、仲直りして、でもクッキーを取り返そうと松岡さんに熱いキスを迫って、またまた誤解されて。
みくちゃんもみつばも、本質はイイ子なんですよね…。

次回は、マリー・アントワネットの名台詞のもじりですね?
しかしヒドイなこのサブタイ。雪の上でって…。
いかん、何だか昂奮してきたッ!!(´∀`*)

次回「トイレがあいてないなら雪の上にすればいいじゃない」

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2011年2月 6日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第18話感想

#18「ケイトの朝と夜」

ケイトの朝は、爽やかに始まります。伸びやかな声で、秋色のアリアを詠唱。
しかし、夜は、「愛するスガタの夜伽」という濡れ場に臨んでいたのですねww
ヘッドが言っていた、ひがにしの巫女に頼んでいる事とは、コレだったのか…。

眠れるスガタ王子の前で、さらりと脱いだケイトさんの潔さに惚れた!
箸休めの回かと思っていたのですが、この幕引きには駭かされましたね。
巫女であるケイトの使命はヒーリング?リビドーの補充?
いずれにしても、彼女は、文字どおり「身を捧げている」のでしょう。
婚約者のワコが「陽」なら、ケイトには「陰」のイメージが付きまといます。日陰の花…。

夏の終わりのバーベキューパーティ。
タウバーンでは無敵のタクトですが、ゲームでは連戦連敗です。シスターズが来なければ、あわや全裸に剥かれるところでした。
はやく脱げよ!と迫るベニオの邪悪な表情に吹いたww

いちばん愉快だったのは、何といっても、委員長のノリノリな一人カラオケでしたね。
しかも、歌っているのは、嬉し恥ずかしアイドルソング。
かんなぎの『カラオケ戦士マイク貴子』を思い出しましたよ。眼鏡っ子のケイトさん、一部キャラかぶってるし。
「この歌、歌っていいのって、10代限定なんじゃ…」
あたしは10代よ!###」

そんな感じwww

マドカの第一フェーズはミロアール。
擬似的に閉鎖空間をつくりだす、幻術のようなフィールドです。
同士討ちを目論んだのですが、スガタが王の力を行使した!
タクトのこんがり焼が一丁あがり。マドカさんも、程よくミディアム状態に。
自分が識別できれば充分だ」って、そういう意味だったのか…。
流石は王の柱の使い手です。容赦ないです。

おとな銀行のワタナベさんが、タクトを色仕掛けで略取しに乗り出しました。
「火遊びなら、あたくしと――」
タカシの補充も必要ですしね。タクトくんも、オイルエステなら任せとけって感じでしょうか?
冗談はともかく、ヘッド率いるバニシングエージへの牽制なのは明白。
綺羅星十字団の内部抗争も、佳境に入ってきたようです。

次回「三人の日曜日」

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2011年2月 5日 (土)

バクマン。第18話感想

#18「嫉妬と愛」

原点に帰る…。
サイコーが、新妻エイジのアシストから得たものは、マンガへの原初的な愛でした。

マンガ少年なら、誰でもノートにラクガキしていた覚えがあるはず。
エイジは、青森の僻村の少年だったので、友だちがゲームに勤しんでいるときも、マンガを描くのが至福の時間だった。

私も、よく教科書にラクガキしてました。マンガ少年だったので。
特に、音楽とか美術とか、受験にカンケイない授業のときにって、よく考えたらイヤな奴だったなwww

福田が、ジャックのアンケートシステムへの異議申し立てを。
すぐに、雄二郎から反撃されてたけど、主張自体は正論です。掲載順とか、フェアじゃないですからね。
To LOVEるを推すところが通ですね♪矢吹先生がんばれ!
いちご100パーセントも、何もかもが、懐かしい…。

Bパートは、いきなり特撮の波が。
構成吉田王令子って…www

オトコマエな中井さんはみつどもえの草次郎パパに似てると思ったのはヒミツですww

見吉のお部屋拝見。けっこう、カワイイですねえ。と思ったのもつかのま。
シュージンに、ケータイ小説をぜんぶ書かせていたのか!
Σ(゚Д゚;
それって作者詐称ですよね?いかん、いかんなあ。
尽くすタイプの、いいコだと思ってたのに。シュージンに依存するとは…。
でも、おっぱいは捨てがたい
私もダメなオトナですwww

次回「2人と1人」

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IS <インフィニット・ストラトス>第5話感想

#5「ボーイ・ミーツ・ボーイ」

「男子同士、仲よくしようぜ!部屋も同じだしな!
「はーあ、男同士って、いいもんだな…
うむ含蓄が深いwwwww

性別シャルルキター!
恥しがり方といい、どう見ても男の娘です。しかも、声は花澤さんですよ?何というご褒美ww
一夏の愛は、異性だけに留まりません。性別を超えてフリーダムなんですね。

恒例のお弁当タイム。
イギリス代表セシリアのサンドイッチは、お約束の毒料理だったようですが。
苦労しただけあって、箒のお弁当は美味だったらしい。にんにく醤油味の唐揚げいいなあ。隠し味が大根おろしというのも、深いです。
伝説のお姫さま抱っこにに加えて、ハイあーんwww
美しきかな日本の伝統。

シャルルくんがデビューしたばかりなのに、息もつかせず、ドイツからの代表候補生、隻眼のラウラ・ボーデヴィッヒさん颯爽登場。
いきなり一夏をビンタした!
「私は認めない!貴様が、あの女(ひと)の弟であることを!」
要するに千冬さん萌えの百合さんなんですね?ごちそうさまでしたww

次回「ルームメイトはブロンド貴公子(ジェントル)」

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とある魔術の禁書目録Ⅱ第17話感想

#17「罰ゲーム」

「へっへっへっへっ…」
枕を抱きしめながら、いやらしい忍び笑いを洩らすレールガンさん。
どんな淫夢を見ているんでしょうね?黒子でなくても、気になるぅww

ミサカはミサカは愉しかったり~♪
魔術サイドでシリアスが続いていたので、こういう幕間劇があると、癒されます。
キャラがいっぱい、よりどりみどり。ラストオーダーも御坂妹たちも可愛い!
個人的には、アクセラレータと小萌ちぇんちぇいの絡みがイチ押しかな?
細胞の老化現象を抑える研究はもう完成していたのかって…。
ちぇんちぇいのロリっぷりを、科学サイドの技術力の賜物とカン違いした模様。
打ち止めも誤解の輪に加わって、小萌さんはすっかり実験動物扱いです。ありがとうございましたww

黄泉川さんは相変わらず漢らしいし、乳もでかい。
そんなアンチスキルさんの圧倒的なおっぱいを目の当たりにしても、一通さんは眉一つ動かさず、泰然自若です。
打ち止めで鍛えられてるのか。本当にガチなんですねwww

夫婦とかでもいいわけだし!」
「もしもーし、恋人より重たくなってますよ?」
レールガンさんの願望というか欲望がモロで吹いたww
あれほど待ち望んでいた罰ゲームは、ツーショット写真を撮っただけで、黒子の介入によりあっさり終了。
美琴さん痛恨?でもゲコ太グッズが手に入ればいいのか。

インデックスの出演場面は、素麺だけ。科学サイドでは無視されっぱなし。本当に不憫なヒロインです。
せめて、素麺の新しい食べ方が発見できれば…。

次回「検体番号(シリアルナンバー)」

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GOSICK第5話感想

#5「廃倉庫には謎の幽霊がいる」

『木の葉を森の中に隠す』
なるほどチェスタトン。名探偵ブラウン神父が名短篇『折れた剣』で吐いた箴言ですね?
「賢い人は、木の葉をどこへ隠す?」
「森の中へ」
「では、死体は?」
「……」
「賢い人なら、死体の山を築いて、そこに死体を隠すだろうよ」

パラドックスに満ち満ちたブラウン神父譚の中でも、特に愛誦する箇所です。

贋アブリルが出没したのは、本を図書館に隠すためだったのか。手がかりの十三階段といい、巧みな応用です。さすがは桜庭さん。
価値があるのは、本ではなく、絵葉書に貼られたブラック・ペニー。これも、エラリイ・クイーンの短篇にありました。
ミステリ好きとしては、こういう瑣末部分に一喜一憂しちゃうんですよね。これもまあ、愉しみ方の一つかと。

今回も、破壊的に可愛かったなあヴィクトリカ。
ぷくーってふくれるヴィクトリカのほっぺたをツンツンし隊!
( ´▽`)σ)´Д`)
高い塔の妖精と、傍にいてくれるただ一つの魂とのくだりが哀切で、よかったですね~。
二人に、明るい未来があるといいのだけれど。

雷おこしに続いて、手土産はかりんとう。
犬のウンコって…。
いやまあ見た目そうだけどさww

初代クイアランのマクシムが、「春来る死神」の正体だったんですね。
疑いが晴れてよかったね一弥。

贋アブリルの正体は、二代目クイアラン。なるほど、だから豊口さんのキャストを隠していたのか。
本物のアブリルちゃんは、大食漢でした。サンドイッチ美味しそう。
どうやらレギュラー入りしそうですね。お友だちになってね?って、一弥に積極的に迫ってたし。
ヴィクトリカの瞋恚が怖いです。下僕を横取りされたら、腹が立つでしょうから。
次回、「このバカ犬~~~!!!」が炸裂か?

次回「灰色の狼は同胞を呼びよせる」

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魔法少女まどか★マギカ第5話感想

#5「後悔なんて、あるわけない」

「キミにもキミの考えがあるんだろう?実際、キミが隣にいてくれるだけで、最悪の事態に備えた切札を、一つだけ用意できるからね」
「もしキミが心を決めるときがきたら、ボクの準備はいつでも整っているからね?」
「あの戦いに割り込むには、同じ魔法少女じゃなきゃダメだ。でも、キミになら、その資格がある!」

Σ(゚Д゚;

こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッ――ッ!
環境で契約者になっただと?ちがうねッ!!
こいつは生まれついての淫獣だ!

( ´▽`)σ)´Д`)

キュゥべえったら、もういろいろ狙ってるとしか思えません。
さやかとの契約場面だって、あの長い耳だかを触手のように使って。
ラブ注入♪というか、妖しいモノを注入してましたよね?
いたいけな少女にナニしてるんでしょうねホントにもうwww

今回も、随所で、静止画と「間」を駆使するシャフト演出を満喫できました。
例えば、まどかとほむらの、喫茶店での会話場面。
ほむらが、珈琲のカップの蓋を軽くひねりながら、冷厳に言います。
「だから、巴マミは、命を落とした」
キュポン
すっごく怖いんですけど…。('A`|||)
この蓋って、いかにも暗喩表現ですよね?上手いなあ。

さやかの願いは、無事に叶えられたみたいですね。すなおに言祝ぐべきところなんでしょうけれど。
上條くんが、病院の屋上で奏でる、グノーのアヴェ・マリア
天上的に美しい。美しいだけに、よけいに不安が募ります。
グノーの音楽と相俟って、不幸フラグっぽいんですけど。フランダースの犬の最終回的な意味で…。

次回「こんなの絶対おかしいよ」

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フラクタル第4話感想

#4「出発」

ごめん、簡易感想になります。
疑問符だらけの感想記事になりそうなので。

敵が、見えてこない…。

僧院は、フラクタルの護持者?
だとすれば、僧院から逃げ出した巫女フリュネの意図は?自由の信奉者?それとも?
ネッサとフリュネという「姉妹」の相克も、分りにくいです。そもそも、相克があるのかすらも分らないし。

そして、「ネッサはフリュネがキライ!」に至っては、もっと分りにくいです。
ネッサの口癖は「好きが好き」。現実肯定型なのか?体制派?
では、フリュネの「あたしは好きがキライ」とは?
シェイクスピア『マクベス』の、「綺麗は汚い、汚いは綺麗」という反語なのかなあ。でも、そこまで哲学的に深いとも思えないし。
うーん…。

物語全体が、解体された印象。一人一人は個性的かも知れないけど、人物たちがかみ合ってないのです。
だから、拡散したイマージュしか結ばない。それが残念。
構えは、悪くないのだけれど。
コレを統合する膂力が必要ですよね。がんばれヤマカンwww

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2011年2月 4日 (金)

夢喰いメリー第5話感想

#5「夢に惑って」

戦う乙女(ワルキューレ)めいたエンギ・スリーピースは、姉をメリーに殺されたという過去を背負っていた!
はぐれ夢魔たちを、あるべき世界に還していると信じていたメリーですが、真実は、夢魔を消滅させているに過ぎなかった…。

メリーは、夏のバーゲンを10回めぐってきたのだと、無邪気に語りました。
夢魔を探索し、元いた世界に還りたいという「見果てぬ夢」のために徒化した歳月が、10年…。
夢路じゃないけれど、悄然とさせられる哀しい挿話でしたね。

前回にも書いたのですが、ひとくくりに、「夢魔世界を描くための映像表現」といっても。
『まどか』(シャフト)と『メリー』(J.C.STAFF)は、対蹠的な表現技術を誇っています。
前者が、装飾的かつ眩暈的な表現により、初手から超現実的世界を具現化することに長けているとすれば。
後者は、あくまでもアニメ画にこだわりつつ、異化された映像との意想外の組み合わせにより、「解剖台の上のミシンと蝙蝠傘との偶然の出会いのように美しい」(ロートレアモン)という、かつて超現実主義者たちが標榜した美学を、自家薬籠中のものにしています。
正鵠を射ているかは、ともかくとして。
シャフトが、ホアン・ミロやイブ・タンギーだとすれば、J.C.STAFFのそれは、ルネ・マグリットやポール・デルヴォーでしょうか。
エンギとの戦闘場面では、明らかに描線を変えてきました。刷くようなタッチの差異により「異化効果」を生んでいます。こういう名人芸を賞玩できるJ.C.STAFFが好きなんです。

不思議少女、由衣ちゃんのプリティなおでこが、大好きなかんなぎのナギさまに似ているので、つい惚れてしまったのはヒミツですwww

次回「夢邂逅」

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2011年2月 3日 (木)

これはゾンビですか?第4話感想

#4「ちょ、俺輝いてる?」

接触禁止の鍋www
ヒロインがつくる凶悪なお料理は定番だけど、おたまもお皿も鍋すらも溶けるとは…。
これを一気飲みする歩は、輝いてるゾンビですねww

蒼穹を駆ける巨大シロナガスメガロ。超現実的な情景です。
私世代だと、懐かしの『ムーの白鯨』なんて思い出してしまうのですが。

ユーが無口であることの理由が語られました。なるほど、言霊の力で、歩を不幸にしたくなかったのか…。
ケルベロスによれば、ヘルサイズ殿は、地獄でも枢軸的な存在のようですね。
そして、シロナガスの頸を切断して、メガロとのバトルは終了。
しかし、ユーに疑いを向けさせたあの病室の少女が、頸を切られて大量出血し、死亡
Σ(゚Д゚;
シリアス方向に舵を切りましたね。それ自体は、よい選択なのだけれど、そこへ持っていくための演出に、もっと丁寧さが欲しかった。
ユーの「理由」も、説明としては理解できるのですが、生硬というかタメ不足というか、切なさがいま一つ心にストンと落ちてこない隔靴掻痒感がありました。

シュールな諧謔とシリアスとの奇妙なアマルガム。ハイブリッドなおもしろい作品です。どんな結末を迎えるのか、見届けたいと思います。

次回「「ええ、京豆腐どすえ~」」

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2011年2月 2日 (水)

君に届け2ND SEASON第4話感想

#4「わかってない」

吉田「朗報!」
矢野「ゴムゴムのバズーカ!」
(ノ∀`)
みゅーんと伸びる矢野ちんの腕がステキww
好きだなあ、こういう作画の遊びって。アニメならではの醍醐味ですよね。

風早ってば四面楚歌www
「どいつもこいつも、勝手ばっか言いやがって!」
珍しくキレてますね。ニブチンな吉田に相談したのが、そもそも過ちだったのだよ。
つか、イケメン風早をいたぶりたいという、制作側のSな下心が心地よいです安西先生www

風早は悩みまくり、爽子は躊躇いまくり。周囲はやきもき。
進みませんねえ二人のカンケイは。
でも、何でも分ってる事情通のやのちんが介入して、イイ感じになってきました。物語は、こうでなくっちゃ!

私自身も、いつも怜悧でありたい、というか結論を急ぐタイプなので。
あれが困った、でもこうするとこうなっちゃうし、どーしよーどーしよー?
果てしなく不毛な愚痴やら逡巡やらを続けて倦むことを知らない輩を見ていると、イライラしてくるのです。
いまの、風早と爽子の状態が、そんな感じ。
だからといって、見放すこともできない。だって、友だちだから。
矢野ちんたちのキモチが、よく分ります。

三浦健人が爽子に絡んでいることを、くるみちゃんも知りました。
「三浦が…?」
微妙なリアクションでしたね。彼の正体を知っているのかな?
健人は、黒さ絶頂だったときのくるみに似ています。手段を選ばない策士家という意味で。
いかにもナチュラルで、相手を思いやってるように見せて。
それでいて、風早の、どの部分を刺戟すると望む結果が得られるのか、すっかり知悉しています。やらしい表現だな( ´▽`)σ)´Д`)
三浦と同等の能力を秘めているくるみちゃんには、この「出口なし」な閉塞状況を変革するコーディネーターとして、ぜひ活躍してほしい!
くるみちゃんファンとして、切望したいです。

ともあれ、物語は胎動を始めました。人物が、生き生きと動き始めました。
それでこその『キミトド』です。
面白いとは、こういうことさ!

次回「すきな人」

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2011年2月 1日 (火)

レベルE第4話感想

#4「From the DARKNESS」

やばい冨樫キター!!!
('A`|||)

体液を吸い取って、骨と皮は残さず喰っちゃう!
シリアルキラーかと思いきや、女性を喰って男性が子を成す宇宙人とは…。
生殖時、雌が雄を喰うという、カマキリの逆ですね。
ただ描くと厭悪感が先に立ちそうなテーマですが、恋愛感情を抱くまで進化したために滅亡する、って裏設定が、ちょっぴり泣かせます。

夢野医師とか、見るからに胡散臭い人物を登場させるのも、いかにも冨樫っぽいですね。
チキンにかぶりつくときの「ナンコツがうめーんだよ!ナンコツが!」ってジョジョネタも好感ww

失踪したと思われた男子生徒たちがみんな隔離されていたとか、実は王子の提案企画だったという肩透かしが、却って安堵感を誘います。
それまで醸成された緊張感の反動なんでしょうね。巧みな構成です。

視聴したらすぐ寝るつもりだったけど、これだけは書いておきたかった!
4時間後には仕事だ。お休みなさい。

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