« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月31日 (金)

屍鬼第22話(最終話)感想

#22「蔡蒐話」

夜半に視聴していて、しだいに慄えが兆してくるのを止められませんでした。
何かとんでもないものと向き合っている、と直観したときの、あの心のふるえです。

閉鎖的な村で、凄絶な屍鬼狩りに淫する村人たち。
審判の日の神の浄火の如く、刻々と迫りくる山火事。
最後の破局に向かって、次々と死んでいく登場人物たち。
そして、屍鬼になってもなお神の恩寵にすがろうとする沙子に、やさしく諭すように呟く室井のことば。
神は語らない」。
この台詞で、慄えは最高潮に達しました。

北欧の神秘主義映画の名匠イングマル・ベルイマンが大好きです。
ことに偏愛しているのが「神の三部作」と呼ばれる
鏡の中にある如く冬の光』『沈黙』。
なかんずく、神の沈黙を真向から描破した『沈黙』は、私の内なるベスト作品の一つです。
三部作の通奏低音である「神は語らない」が、『屍鬼』と呼応して、心の琴線を震わせたのかもしれません。

ざくろに続いて、最終話のみ感想です。
録画はしていたものの、通して視聴していないため、大局から屍鬼を語るだけの情報を持たないことを、まず告白しておきます。

心を揺さぶったのは、必死に逃げようとする沙子の姿であり、恵の惨酷な死であり、夏野と辰巳の相討ちだったことは間違いありません。
しかし、いくら沙子が哀れだといっても、恵が悲惨だったといっても、感傷で語るわけにはいきません。
屍鬼はやはり異類であり、人を脅かす存在であることに変わりはないのだから。
だから、どちらが正であり邪であるのか?どちらが生き残るべきだったのか?などの判断は避けたいと思います。

「こんな村なんか、なければよかったんだ!」
最期まで村を呪いながら、ほとんど私刑同然の酷さで殺されていった恵。
放映開始の当時は、恵ウザイ!とか思ってましたし、彼女がやってきた行為は褒められたものではありません。
でも。
腕を潰され、顔を潰され、なお死に切れず蠢く彼女に、杭が打ち込まれる。
彼女の死に様は、残酷美をたたえつつ、一種荘厳な感銘を与えてくれました。

そして、地獄穴の底で、辰巳との決着をつけるために、ダイナマイト爆死を選んだ夏野。
問題の解決ではなく、血闘のカタルシスでもなく、矛盾を抱え込んだままの「無理心中」の趣がありました。
不条理さえも感じさせる死には、ゴダール監督『気狂いピエロ』の、主人公が唐突にダイナマイト自殺するラストシーンが重なり合いました。
そう、かつて感銘を受けた映像作品との二重写しが、心に触れたのかもしれませんね。それだけ構えの大きな作品でした。

「屍鬼」「人狼」という異類をテーマにして、存在の不条理性にまで迫ったアニメ作品『屍鬼』は、小野不由美さんの原作の力と相俟って、ずしりと重みの籠った力作だったと思います。

2010年の終わりと、来るべき2011年がすぐそこに。
年の終わりに、こういう最終回に出会えた幸運を言祝ぎたいと思います。

| | コメント (3) | トラックバック (14)

海月姫第11話(最終話)感想

#11「ジェリーフィッシュ・オブ・ドリームス」

女の子ってなんでできている?
おさとうとスパイスとすてきなものみんな
そんなもので できてるよ

あれよあれよという間に進んでいくお話を、(゚д゚)ポカーンと眺めているうちに。
マザーグースの一節が、ゆくりなくも思い浮かびました。
すてきなものみんな」が、ぎゅっと詰め込まれたような、忙しい最終話でしたね。
女の子の夢は、やっぱり華やかなファッションショーなのかな?
正確には、女装家の蔵之介の夢、だけどww
ニューヨーク五番街にパリのサン=トノレ街。さらには、銀座に凱旋の直営店。
慎ましやかに母の思い出を追う月海に比べて、野望に燃える蔵之介が、妙に生々しかったです。やはり男の子なのか。

良くも悪くも「大団円」としか言いようがない結末でした。
工事シートは、解体屋のおっちゃんのカン違い。この程度の肩透かしは、想定内だったのですが。
ハナガサクラゲドレスが、ファッション誌「PiPi」のコンテストで、全部門で優勝。
アイドルモデルのサラさんにも気に入られて、ニューブランド「ジェリーフィッシュ」を、急遽立ち上げました。
二人は、いろんな意味で運命共同体に!
ビンタ一発で、翔子さんがオトメモードに覚醒?3年ぶりの片思い?花びら占い?
修も、何だか思し召しがありそうな雰囲気が濃厚です。愛の逃避行のはずが、愛の道行きになるのか?
いずれにしても、翔子さんは飲みすぎ注意ですね。

ヨンさま都合により、千絵子母の資金が不要となったため、天水館の売却は白紙に。
なんというデウス・エクス・マキナ(どんでん返し)!
結果的には、クラゲドレスプロジェクトが、蔵之介と月海の努力が無効化されてしまったのですが。
でもまあ、二人が運命共同体になれたんだし、これはこれで良かったんだ、と思っておこうww

月海の、修に対するキモチはどうなったの?
修の、翔子に対するキモチは?
想像はできるけど、描き切れていない感があり、もどかしさが残ります。
わざと曖昧にして効果を上げるってところでもないし…。
これまでは、メルヘンとリアルの使い分けに巧みさが感じられたのですが、最終話で九仞の功を一簣に虧いたか?
でも、後味は決して悪くありません。「海月姫」という作品世界自体には、ブレがないからです。
これも、人徳ならぬ「作徳」か。

脚本の方の趣味なのか、シネマネタも健在。
ビルマの竪琴』の「水島!帰ってこいよ!」の小ネタにちょっと吹いたww
タイトルの元ネタは「フィールド・オブ・ドリームス」。
ジェリーフィッシュ」ってイスラエル映画もありましたね。

2期を期待させるような引きでしたが、ノイタミナだからどうかなあ。
ともあれ、佳作でした。スタッフの皆さん、お疲れさま!

追記。
もう12月31日なんですね。
ほんわかした「海月姫」の次に、凄まじい「屍鬼」最終話を見て、東京MXで「ブラック・ラグーン」の最凶メイド編とゲリラ編を一気に視聴。
何だかすごい夜でしたww

| | コメント (0) | トラックバック (19)

2010年12月29日 (水)

おとめ妖怪ざくろ第13話(最終話)感想

#13「おわり、燦燦と」

年末番組編成の余波により、12話で終了するアニメが多い中で、『ざくろ』は13話までしっかり放映。
あとは、大晦日の31日払暁までねばる『海月姫』を残すのみ。
2010年10月期アニメの総括の意味も込めて、『ざくろ』について、ちょっとだけ書いてみます。

物語自体については、まずまず文句のつけようもありません。
伝統的な「母恋もの」と、「人と半妖との恋」にテーマをしぼったのも、着眼としては悪くないし、やむを得ない選択だったと思います。
さまざまな制約に掣肘される商業アニメにおいて、何を選択し、何を振り捨てるかは、制作スタッフが最も心を砕くところであり、腕の見せ所でもあります。
あえて振り捨てた部分について云々しても始まらないし、結果を見れば、感銘と余韻を残せたのだから、まずは成功だったと言えるのではないでしょうか。

母である突羽根には、ユングの太母神(グレートマザー)の面影を感じました。
また、沢鷹が、骨と化した母の真実の姿に驚愕する場面は、マザコン作品の典型であるヒッチコック映画『サイコ』を思わせる鮮やかさでした。
ざくろが亡き母を超克するきっかけが母自身の言葉だったのも、説得力ある巧みな演出だったと思います。
母恋ものというのは、名作『山椒大夫』をはじめとする日本文学や、能や謡曲といった古典芸能でも、根強い人気を誇っています。父恋ものは影がうすいですww
日本人の集合深層心理自体に、ユングが説いたような「神話的背景」があるのかもしれません。
いずれにしても、日本の芸術において、母恋ものが特権的な地位を占めているのは間違いのないところ。
時代設定に伝統の味わいを感じさせる『ざくろ』に、母恋というテーマが採用されたのは、まさに必然と言えるでしょう。

さて、ここからが、実は本題です。
『ざくろ』は、始まったときから良作の予感がしていましたし、終わってみれば、実際に良作でした。
J.C.STAFFは、相変わらずいい仕事をするなあ。率直な感想です。
なのに、感想記事には至らなかった!優先されたのはイカ娘で、ざくろは見捨てられた!何故だ!!
「お坊ちゃんだからさ」(シャア)
まあそうなんだけどねこの私がwww
平日は夜まで仕事が押すので、手が回らなかったというのが、いちおうの建前です。
しかし、本音をいってしまえば。
やはり、少女マンガの香り漂う画風よりも、いわゆる「アニメ絵」の作品を、無意識にも優先させた、というのが本当のところです。
ざくろの場合、少女マンガ独特のクセをかなり修正しているし、薄蛍や鬼灯・雪洞も愛らしいとは思うのですが、結局は他作品の後塵を拝するような扱いをしてしまいました。
ところが、そんな『ざくろ』において、強い「フェティッシュ」を感じた瞬間があったのです。
それは、エピローグの「みんなでお茶を」の場面でした。
チビキャラたちが、いっせいに登場!
思わず身を乗り出しかけた自分がいた!
単純に「これはカワイイ!好きだ!」という、電流のような感覚が、身裡を奔ったのです。
何という愛らしさだろう。そして、何という安堵感…。
不思議にほっとする感覚を味わいつつ、あらためて悟りました。
自分は、つくづく「アニメ絵」が好きなんだなあ…。

アニメにおける少女マンガ絵とは?について考察しようかと思っていたところ、こちらの記事の「少女マンガと聞いて避ける理由」部分が、簡明にして要を得た解説をされていたので、考察に代えて引用させていただきます。
「こいさんの放送中アニメの感想」
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2010/12/-13.html

最後に、ツッコミの本能が疼いた、最終回のツッコミ所にも触れておきます。

母が護持(妖力封じ)のために授けてくれたペンダントを引きちぎった瞬間、月までが柘榴色に!
天体にまで妖力を及ぼすとは、どこの加藤保憲@帝都物語ですかww

いきなりの妖人省解散!
年の瀬を控えて、このリストラは痛い。半妖派遣村が必要かもww
もともと、沢鷹=花館中尉がざくろを狙うために設立したので、トップの消失により「仕分け」されたものかと。
「かあさまがそんな事を望んでいるか、よく考えるのね」なんて、冷たく突き放すべきではなかったのかも知れません。だって、よく考えたら自分のボス(社長)なんだし。
組織維持のためには、社員は何を為すべきかという教訓なんですね?分りますwww

佳作だったので、ひそかに2期も期待したいところです。
スタッフの皆さん、お疲れさま!

| | コメント (0) | トラックバック (21)

2010年12月26日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第13話感想

#13「恋する紅い剣」

喪失と再生」を、アニメならではの表現を駆使して描き切った、あざやかな心理劇でした!
ベニオとページェントを二重写しで描いた手法には、象徴劇の味わいもあります。

シナダ・ベニオ寮長の内面をきっちり掘り下げておいて、巧みに「サイバディの再生」劇に繋げ、タウバーンとの再対決という山場に向けて物語をドライヴさせていく。
エピソードの配置にムダがなく、間然するところのない「美しい」構成でしたね。
しかし、再生してすぐにタウバーンと対決させ、敗北させるとは…。
ハンパなく無慈悲な構成という点でも出色ww
なのに後味が良いのは、敗れたベニオさんが、案外さばさばしているからですね。もっと粘着質なキャラかと曲解していたので、何だか寮長のこと好きになってきた。
何と言っても、ぽってりした唇がえろいしね。タクトとの絡みのチューチュー♪とか。
いずれにしても(笑)スタドラ諸編の中でも、脚本としては屈指の仕上がりだったと思います。

ベニオさんの「リビドー」の力で、サイバディ「ページェント」は再生したわけですが。
スタドラでいう「リビドー」は、提唱者であるフロイト博士のそれ(性衝動・性的欲望)とは微妙に異なるようです。
むしろ、ニーチェの説く「ルサンチマン」に近い感情なのかも知れません。シルシへの執着とか、スガタに代表される強いものへの憧憬とか。
「本然的なエネルギー」に近い点では、ユング学説に近似かな。

ベニオは、ジョージらとともにシルシの一族だったが、一族はいつかシルシを失ってしまった。
一方で、スガタはシルシの一族。島の選民です。
「シルシ」や「サイバディ」や「王の力」を、さまざまに深読みすることは可能ですが、いましばらく保留します。
手がかりは、後半クールから一気に開陳されそうな予感がするので。
お楽しみはこれからだ!

道場破りで、タクトに太刀筋を見せてしまったのが、ベニオ剣士の敗因だそうです。
「その太刀筋はいちど見せた。二度目はない」
何処の剣豪小説ですかwwスガタの台詞がめっちゃ渋いです。
でも、敗れたベニオは、何だか清清しい表情をしています。この辺りの、スポーツ物っぽいノリも、スッキリした後味を醸成するのに効果があったのかもしれません。

タクトにキスしたベニオさんが、「第一フェーズが効かない?」って驚いていました。
いちどスタードライバーの資格を失ったからでしょうか。
それとも、銀河美少年は、容易く操作されないような「何かを持っている」のか?ってどこぞのハンカチ王子みたいだけどwww

次回「アインゴットの眼」

| | コメント (0) | トラックバック (32)

2010年12月25日 (土)

バクマン。第13話感想

#13「速報と本ちゃん」

なるほど、アンケートって、速報があったんだ!
確かに、作家さんによっては、結果をすぐにでも次回に反映させたいって考えるでしょうからね。
一方で「1位以外は聞きたくない」という作家さんもいるとか。
ある意味スゴイです。トップ常連の作家さんなんでしょう。

サイコーは、アンケート本ちゃん3位という結果を聞いて、即座に「王道でいきたい!」って切り替えます。
1位の新妻エイジが過半数の500票以上を獲得しているので、あくまでも1位を狙うなら、戦略としてこれしかない。
でも、18歳までにアニメ化って目標があるにしても、作風を変化させようとか、性急さが感じられます。
マンガに限らず、商業ベースの創作って、自分の個性と受け手との距離を正確に見極める力がなければ成立しません。
大事なのは物差し」って、作家の村上春樹も繰り返し述べています。
個性って、簡単には変えられないから個性なんですよね。服部さんが心配するのも分ります。
でもまあ、サイコーとシュージンはマンガを始めたばかりで、やっと高校生になったばかりです。
個性が固まるのは、これから。無限の可塑性があるということなのでしょう。

一方で、新妻エイジは、アンケートの結果を歯牙にすらかけていません。ひたすら、次回作のキャラ造形に打ち込んでいます。
それでいいんだ、って納得する編集の雄二郎。
天才とは、ある種の歪みだ」って説もありますからね。自閉症で絵画や数学の天才とか、ときおりニュースに上ります。
ただ、エイジの場合、ペンを握って10年間、休みなく描き続けてきたって努力の部分も見逃せません。
年齢を経て、いずれ壁にぶつかったとき、この野生児がどうするのか。気になるところです。

エイジの奔放さを見ていると、やはり神童と呼ばれたモーツァルトを想起します。
書簡の中で、モーツァルトは驚くべき創作体験について無邪気に語っています。引用してみます。
「構想は、あたかも奔流のように、実にあざやかに心の中に現れます。それが何処から来るのか、私にも判りません。
美しい夢でも見ているように、すべての発見や構成が、想像のうちで行われるのです。いったん出来上がってしまうと、もう私は容易に忘れません。それこそ、神さまが私に賜った最上の才能でしょう。
だから、書く段になれば、脳の中から取り出してくるだけです。周囲で何が起ころうとも、私は構わず書けますし、書きながら、家鴨の話やら人の噂話に興ずることもできます」

ああ羨ましいww

サイコーの、亜豆ちゃんとのメールのやり取りがカワイイですね♪
初メール5000字って…。
この集中力があるからこそ、サイコーはマンガ家としての資質に恵まれているのかも知れません。
連載戦争が熾烈さを加えてきただけに、ちいさな恋のエピソードに、一掬の爽やかさを感じます。

あれが新妻エイジか
もしかして、亜城木夢叶ですかあ!?」
コレは面白くなりそうwww

次回「バトルと模写」

| | コメント (0) | トラックバック (17)

とある魔術の禁書目録Ⅱ第12話感想

#12「天文台(ベルヴェデーレ)」

オリアナ姐さんとの追跡劇は続く。

アクションをたたみかけてきたレムナント編に比べて、緩い進行ともいえる使徒十字編。
視聴者に、追跡の面白さを存分に味わってもらおうという意図が感じられます。
この間隙を利用して、「追跡劇の醍醐味」と「上条当麻の正義」について、ちょっと考察をしてみたいと思います。

まず「追跡劇の醍醐味」について。

このテの追跡劇を十八番とした、サスペンス映画の巨匠ヒッチコックは、「サスペンス」について独自の理論を持っていました。
映画作りにおいて肝要なのは「サプライズ」ではなく「サスペンス」。
その違いは、予め観客に情報を与えているか否か、というところにあります。
ヒッチコック自身が用いた例を挙げれば、こうです。
①二人の男が座って話していると、突如としてテーブルの下の爆弾が爆発する。これが「サプライズ」。
②テーブルの下に爆弾があるぞということを、予め観客だけは知らされている。これなら、何気ない男たちの会話の間にも「サスペンス」が生まれる。
(『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』より)

この文脈に沿っていえば、「情報をあらかじめ提示していない」禁書の作劇は、どちらかといえば「サプライズ」に当たるように見えます。
しかし、実際には、サスペンスは堅持されています。
これは何故でしょう?
禁書は、ミステリ的な技巧を、隠し味としてふんだんに凝らしています。これが、心理的なサスペンス効果を生んでいると考えられます。

十字架の発動条件は光?
しかし、昼の光なら、とっくに発動が行われていたはず。
ならば夜の光。星にちがいない。
星が瞬き始めた薄暮の空を見上げる土御門が、ふっと呟きます。
「だとすると、あの矛盾はどうなっちまうんだろうにゃあ?」
ここで、オルソラからの貴重な情報がもたらされ、「矛盾」は一気に氷解。

禁書では、答えを惜しげもなく明かしてしまうので、謎解きの妙味はやや弱くなってはいるものの、ミステリにおける解決の手順をきちんと踏んでいることは間違いありません。
さらに、「日没まで」というタイムリミットを設定することにより、上条や土御門の焦燥感を引き出して、サスペンスを強化することに成功しました。
(時間制限サスペンスの先蹤作品としては、ラティマー『処刑六日前』やウールリッチ『暁の死線』『幻の女』などがあります)
これだけの「仕込み」があったからこそ、瑰麗な落日をバックに浮かび上がるオリアナと上条の対決場面が、クライマックスとして、フォトジェニックともいえる映像効果を挙げたのです。

次に「上条当麻の正義」について。

オリアナは、上条の主張を感情論だと一蹴したうえで、宣言しました。
「クローチェディピエトロは、魔術と科学の壁を取り去り、世界中の人々を幸せに導くかもしれないのよ」
『しれないのよ』がポイントです。
オリアナにも、決して確信はないのです。実行部隊である彼女は、体系的な思想を操ることに慣れていないのかもしれません。
ないからこそ、司令塔であるリドヴィアに問いかけるのです。自らの根拠を確認するために。
リドヴィアは、誤って手にかけてしまった姫神を「救いを求める罪人」と総括。
「彼女のためにも、十字架を使用し、学園都市を支配しなければならないのです」
思想犯やテロリストがしばしば行う、目的と結果とのすり替えですね。我田引水の匂いがします。

一方で、オリアナと対峙すべき上条が、根拠としている正義とは。
「みんなで造り上げた大覇星祭をぶち壊すな」
「吹寄と姫神の犠牲は許せない」
突き詰めれば、コレだけです。
天下国家を論じている(ように見える)オリアナたちテロリストの主張に比べて、何だか子どもっぽくて極私的でカルイなあ。そう感じる向きも、少なくはないはず。
仮に、上条が大覇星祭を振りかざして、おまえら従えよ的な「正義を強要」し、力を行使するなら、それって違うだろ、みたいな反撥を招きかねない。
しかし幸いなことに、彼の正義の発動は、いわばカウンター原理に基づいています。
上条の『幻想殺し(イマジンブレイカー)』は、チートきわまる力ですが、それは「打ち消す」方にだけ作用します。
「悪」に対する反作用としてのみ機能する「正義」
それこそが、上条当麻を正義のヒーローとして成立させている根拠であり、禁書設定の巧みなところではないでしょうか?

「まだこの町で何かやるって言うなら、その幻想を、カケラも残さずぶち壊してやる!!」
上条のそげぶが、ついに炸裂!
次回は、完結編かな?

次回「使徒十字(クローチェディピエトロ)」

| | コメント (0) | トラックバック (35)

2010年12月24日 (金)

神のみぞ知るセカイ第12話(最終話)感想

#12「神以上、人間未満」

桂馬がネ申以上なのは、よく分ったのですが。
人間未満、という方は、しっくり来なかったです。

駆け魂狩りというイベントをとおして、少女たちの救済を描きつつ、神から人間へと揺れ動く桂馬自身の心象風景が掘り下げられるのかと期待したのですが。
それが、「人間未満」という意味かと思っていたのですが。
ギャルゲーの多面攻略を繰り返し、ゲーム世界に没入していった末に、二次元美少女たちに囲まれて、あちらの世界に旅立っていきました。
旅人帰らずww

予告編で、セカンドシーズンが告げられました。ここまでハッキリと予告するのは珍しいかも。
1期最終回というより、2期への序章と受け取った方がいいのかもしれません。
明らかに、最終回とは思えないフラグメントな構成でしたし。
スタッフが気を抜いたとは思いたくないけど…。

ゲーム機についての薀蓄は、力が入ってましたね。
プリンセスダービーは、根強い人気の『プリンセスメーカー』と『ダービースタリオン』の合体技?
ゲームセンターあらし』や『あしたのジョー』へのオマージュが点綴されて。
「みじめだわ。悲惨だわ。青春と呼ぶには、あまりにも暗すぎるわ!」
橋の上での紀ちゃん演技吹いたww
せっかくエルシィに紀ちゃんさせたからには、ぜひ桂馬にも、ジョーの名台詞を呟いてほしかったかも。
「そして、あとにはまっ白な灰だけが残る。燃えかすなんか残りやしない。まっ白な灰だけだ」
じっさい、萌えつきていたけどさ。

EDの、下野さんの蛮声は、ありゃどういう意味があるんでしょうね?何かの罰ゲームとしか言いようがありません。
視聴者にとってもwww
若干のモヤモヤ感を残しつつ、人生という名のゲームは続く
(ノ∀`)

| | コメント (0) | トラックバック (24)

それでも町は廻っている第12話(最終話)感想

#12「それ町」

さいごまで、不思議空間に誘う演出を堅持した、遊び心に充ちた作品でした。
下町にはワンダーが充ちているんですねって私の住んでいるところも立派な下町なんだがww

月間ミステリ画報」。
ミステリ雑誌で「画報」って…。
しかも、表紙は芥川龍之介って…。
まあ確かに、芥川作品には、ミステリ風味の『開化の殺人』とかあるけどね。
ゼリー島殺人事件』wwどこの新本格派ですかwww
脚本さんのミステリ趣味が横溢ですね。マニアとしては、嬉しい限りです。
紺先輩の首切り殺人は、被害者を擬装するための大胆トリック。
何とも非現実的で形而上的なところが、チェスタトン『秘密の庭』やクイーン『エジプト十字架の謎』を彷彿させます。
「卓球部に入ってくれなかったから」って犯行動機もヒドイ。クリスティーの、トンデモ動機で有名な幾つかの作品を思い出しました。
いかん、ついついミステリを語ってしまった。マニアの悪いクセです。

トリは、歩鳥ちゃん頓死編。
バベルの塔?の階段を昇っていくと、そこは天国へのエントランス。
エジプトとか、ちゃんとゲートが区分されているんですね。
天国のシステムがおもしろかった!
いかにも市役所の官吏っぽいおっちゃんが、戸籍の受付みたいな感じで入国審査。不条理小説の始祖、カフカ『審判』を想起させます。
案内人のおじさんが、いい味出してました。さりげなく人生を語っているところとか。
天国プリクラで心霊写真など撮って、天国ライフを満喫する歩鳥ですが。
天国望遠鏡で、嘆き悲しむ下界のみんなを目の当たりにし、思わず涙します。
愛されてたんだ…。
嵐山父のお賽銭3400円には吹いたww
まあ、人間の体の物理的なお値段もそんなもの(脂肪とか炭素とか元素換算で)なので、相場かと。
チョイ役の看護婦さんが、雪野五月さんだとは…。嬉しい不意打ちです。
霊界から帰ってきた歩鳥は、霊力によりレイガンを使えるようになったのです。なわけないかww
紺先輩が見せた写真には、謎の手が。
手オチ」ということで、それ町らしい締めくくりでした。

随所にシャフト演出を鏤めつつ、いつものトンがった感が、上手く中和されていました。
歩鳥やたっつんを初めとした、画面狭しと躍動する登場人物たちが、魅力的だったから。
素朴な味のある原作を、巧みに生かしたという印象です。
全12話、愉しく視聴できました!
お疲れさまでシャフト!

| | コメント (0) | トラックバック (21)

海月姫第10話感想

#10「愛とぬるま湯の日々」

ハナガサクラゲのスカート制作が、佳境に入ってきました。
蔵之介は、洋裁の心得もないのに、暴走パワーで牽引しまくりです。
こういう人を、カリスマって言うのかも。
月海は、白い生地に横たわった蔵之介の美しいハダカに、ときめきを隠せません。 
『クラゲを思い出します』って、やっぱりクラゲかYO
(ノ∀`)

私は男性で、衣装趣味からは乖離した人間です。
だから、『海月姫』のファッショナブルな面には、およそ無縁なのですが。
昨夜、松山バレエの『くるみ割り人形』を、奥さんと一緒に観てきました。
最前列だったので、足捌きのタップ音や息づかいまでもが、リアルに伝わってきました。
当然、踊り手の表情や、衣装のディテールも、くっきりと見えて。
バレエの衣装って、すごいんですね
チュチュもそうだけど、ロシアや中国やアラビアの民族衣装が、本当に綺麗でした。溜息が出そうでした。
クラシックバレエの世界って、ある意味メルヘンの極北なのですが、美の空間を成立させるための演出には、衣装の艶麗が不可欠なことを得心。
女性の衣装趣味が、ちょっとだけ理解できました。
カーテンフォールの後は新宿に出て、久しぶりに美味しいトルコ料理と、薫り高い蒸留酒「ラク」を堪能しました。これは余談。

千絵子さんの和裁技術も卓越してるけど、月海の「クラゲモード」が、超絶的でハンパありません。
クラゲ入ったときの月海は、何でもできちゃうんですね。
蔵之介と月海が組めば、それこそ月へも昇れるのかもしれません。

それにしても、どうしちゃったんだろう、修ちゃんは?
携帯かけまくるとか、深夜のマンションに駆けつけちゃうとか、行動がとーとつです。
本当に、翔子さんのスパイダーネットに絡め取られたのか?それとも?
ついさっき、月海と海沿いに家を借りてつつましく暮らそうって、ラブ注入!(笑)な桃色妄想を全開させたばかりなのに。
♪もしも~ わたしが~♪
小坂明子wwそう来たかwww
修ちゃんと翔子さんが、「わたしの横にはあなた。あなたがいてほしい」って感じで結ばれるフラグもアリなのかもしれません。

中華街を満喫し、朝帰りのまややとばんばさんが目撃したのは、陥落した天水館?
イイところで「続く」です。
次回は最終回。錯綜する要素を、どう纏めてくるのかな?

今回、タイトルの元ネタは『愛と喝采の日々』。
これもバレエのお話でしたね。

| | コメント (0) | トラックバック (13)

アマガミSS第25話(最終話)感想

#25「上崎裡沙編 シンジツ」

「もう一つ僕の妹の美也がメインのお話がありまして…」
美也編キター!!
ああ、このときを待ってたんだよ、にいに。
とうとう、美也とにいにの深ーいカンケイを、みんなに教えてあげられるときが来たんだね?
美也、嬉しくて涙が出てきちゃったよ。
「メインといっても妹ですからまさか恋愛の対象なんてありえないと思うけど…」
にいにったら、この期に及んで、隠す必要なんかないんだよ?
その「まさか」が大事なの。サプライズはアニメの命なんだから!
美也のことは心配しないで。みんなに反対されたって構わない。美也は、この愛だけを信じて生きるんだ!
「このご時勢いろいろあるし、一体どんな物語になるんだろう?」
このご時勢って、例のアレ?こないだムリヤリ成立したっていう、アレなんだね?
ダメだよ!条例が怖くてギャルアニメが制作できるわけないよ!
ちょっと待ってて!これから都庁行って、知事を説得してくる!
にいにと美也のスゴい写真見せちゃうよ?
既成事実って、強いよね。ガンコな知事も、これならイチコロさ!
それでも言うこと聞いてくれなかったら、そんな都知事なんて、美也がリコールしちゃうんだから!
みんな、署名よろしくね?にしし。

…あ、上崎裡沙ちゃんのこと忘れてたww

キレイにまとめたなあ。率直な印象です。
ヒロイン各個撃破、白紙状態からのリスタートという構成を採用したため、統一感はイマイチだったアマガミ。
それを、上崎裡沙という隠れヒロインを使って巧みにリンクさせ、円環構造を閉じてみせた手際はお見事。
まさに、掉尾をかざるのにふさわしい、佳いエピソードでした。

小学校からずっと純一を追っかけていて、巨乳趣味も知ってて、でも大好きという裡沙ちゃん。
相思相愛になれたのに、逢うときはいつもこっそり。創設祭にも一緒できない。
恋人同士を掣肘する禁忌や秘密」は、メルヘンや昔話でしばしば使われる古典的な設定。それだけに、魅力的です。
それにしても、偽の恋人写真を使って、並み居るアマガミヒロインたちを排除するとは…。
ヒロインたちの反応がそれぞれで、楽しめました。ドテッと転んだ七咲や、写真をほかした絢辻さんがおもしろかったかな。
けっこうな策士の裡沙ちゃんですが、とっても可愛らしく見えるのは、演出の勝利でしょう。
「純一を守りたい!」ってキモチを前面に押し出したのが、成功の一因だったと思います。
キライな牛乳を飲んでくれたから、ってきっかけはカルイのですが、人が人を好きになるって、案外単純なことなのかもしれません。
みんなに謝って「罪」を清算し、晴れて純一とイカ焼きを食べる裡沙ちゃんの恥しそうな表情に惚れた!
裡沙ちゃん役の門脇舞以さんって、田中恵子役?
ああ、棚町さんの親友のあのコか。地味子役の門脇さんでしたが、裡沙編での起用で、一気に耀いた感じです。

蒔原さんってコが、純一のトラウマの人だったんですね。
遊びでデートして、みんなで笑ってやろうなんて、黒すぎます。見かけはフツウの子に見えるんですが…。
裡沙ちゃんのカン違いの可能性もありますね。嫉妬ゆえに、蒔原さんを悪女だと思い込もうとした妄想である可能性も。
だとすれば、妨害して純一に心の傷を負わせた裡沙ちゃんこそが、本当の悪女?
でも、事の真偽は問わないようにしましょう。すべては愛のなせる業。
恋愛そのものが「大いなる幻想」なのだから。

2クール、キモチよく視聴できました。
放映前は、純一の変態紳士っぷりが喧伝されていたけれど、終わってみれば納得の範疇でした。不快感とは無縁という意味で。
三島由紀夫が、谷崎潤一郎の初期作品の変態性(被虐趣味とか、女性の足フェチとか)にふれて、こう評しています。
「谷崎文学には変質があった。だがそれは、女性読者を喜ばせる体の、美しい変質だった」

アマガミの変態も、視聴者を喜ばせる体のキレイな変態だったと思います。

スタッフの皆さん、お疲れさま!
あとは美也編に期待!

| | コメント (0) | トラックバック (30)

2010年12月22日 (水)

そらのおとしものフォルテ第12話(最終話)感想

#12「空に羽飛く彼女達(フォルテ)」

しまった、トモ子だったか
Σ('∀`;)
まさか、最終話でトモ子ver.が起動するとは思いませんでしたよ。

そらおとフォルテも、ついに大団円。
ある意味凄愴だったカオス編を経て、どんな最終話を見せてくれるのかと、心待ちにしていたら。
こんな最終話でした!

プールの水と一体化して、スク水女子をいじりまくり…だと?
うぉーたー!」って、三重苦のヘレン・ケラーの生涯を描いたかの名作『奇跡の人』の決め台詞じゃないですか。
サリバン先生ごめんなさいですよまったくww
イイ女は水に流せ!」
何この人生訓www
こんな迷言を残して、じっちゃんに、客船「好色号」で旅立たれた日には、残された孫はたまったもんじゃないっすね。
便座からの奔流に鎮座した智樹の「どや顔」にはとことん吹いたww
げすいがしょりされるまで
懐かしの社会科見学キター!!
いいから智樹処理場つくれよ!って叫んだら、じっさいそうなってるしwww
コレを、最高に気合の入った作画でやってのけるんだもんなあ…。
さすがそらおと、そこにシビれる(イカ略

こんなフクザツな感想を抱いたのは、自分だけなのか?
参考のために他ブログさまを廻ってみたのですが、やはりというか何というか、微妙なトーンが漂っていました。
1期から引き続いたそらおとの完結を言祝いでいるのは、皆さん共通なのだけれど。
見え隠れする、生暖かい視線が感じられるのです。
『ちぇっ、しょうがねえなあ、そらおとだもんな』
『智樹だもんね、仕方ないね』
何この脱力感ww
そして、行間から溢れるような、この愛情は…。
みんなが、そらおとを愛してる!
逆説的に、視聴者のアイを実感した瞬間でした。
アイって、なあに?」
アイって、こういうことさ!」
(ノ∀`)

会長主催による花嫁選びは、やはり、劇場版への橋渡しなのでしょう。
智樹にモテ期到来って、劇場版予告にありましたもんね。流れとしては自然かも。
ニンフ、アストレア、そはら。
でもやはり、イカロスが本命なのかな?って思わせておいて。
「おにいちゃーん!」って、空からの幼カオスの乱入で、全ては打ちこわしになりました。
おにいちゃん属性まで来たか…。
「俺のカオスがこんなに可愛いわけがない」ですね?わかりますww

劇場版では新たなエンジェロイドも登場するみたいだし、桜井家はもう、カオスを超越して涅槃に至ってる感じです。エントロピー飽和状態というか。
そろそろシナプスマスターとの決着も見たいのだけど、この予告を見る限り、先送りなんでしょうか?
3期も、あったりするのかなあ。いやすっごく嬉しいんですけどね。

ひとまずの、総括を。
『そらのおとしもの』は、おバカなノリとパワーとで、何処まで作品を成立させられるか?って、困難な命題に挑戦して、結果を出した稀有な作品だと思うのです。
そうした「アニメをめぐる冒険」を支えるのは、確かな作画や演出、そして音楽。そらおとには、それがありました。
2期のフォルテにおいて、若干の緩んだ部分があったとしても、それは「困難の対価」なのだと、私は好意的に解釈しています。
劇場版で、シナプス編の解決を含めて、すべてが昇華できるなら何より望ましいのですが。
どうやら、それはムリかな。かな?
(ノ∀`)

ともあれ、フォルテという作品は、ここに完結しました。
スタッフの皆さん、お疲れさま!そして、ありがとう!
劇場版で、NICE MEET YOU!ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (18)

2010年12月21日 (火)

侵略!イカ娘第12話(最終話)感想

#12「戦わなイカ?」ほか

終わった…。なにもかも。
(ノд‐。)

まだ、実感が湧きません。
イカ娘の消失」が、心にストンと落ちてこないのです。
きっと、気持ちがどこかで拒否しているのでしょう。
けれど、来週の月曜深夜になって、いつものようにワクワクしながらテレビをつけて。
そして気づくのです。
もう、イカ娘はいないんだな…。
深い喪失感を抱えたわれわれは、イカちゃんを愛する同志を求め、三々五々、海の家れもんに集います。
そして、イカ娘の後番組を眺めながら、しみじみ呟くのでしょう。
ここも、すっかりふつうのアニメ枠になっちまったねえ
(ノ∀`)

Bパート「ピンチじゃなイカ?」からCパート「もっとピンチじゃなイカ?」への流れはすばらしかった!
ことに、ミニイカちゃんのあのBGMが流れたときは、落涙しそうになりました。
「飼わなイカ?」のサイレント演出再び?思わず、身を乗り出してしまいましたよ。
チャップリンの、サイレント時代の掉尾をかざる名作中の名作『街の灯』のように。
老いて、視力も失った栄子の前に現れた、懐かしい人。
その人が差し出した「手」にふれた盲目の栄子が、驚きに眼を瞠ります。それは、あたたかい触手でした。
「…あなただったの?」
はにかんだ笑顔を見せたのは、イカ娘だったのです。

はい、妄想おしまいww

寂しいなあ。
しかし、イカちゃんが去っても、パンドラの箱の底には、何かが残りました。
あなたは独りぼっちじゃない。それを知っておいて
失意のイカ娘にフレンドリーに接していた、紅くて円い帽子に紅いワンピの少女。
彼女の正体は?海の眷属?イカ娘の仲間?
テロップに流れたのは。
【少女(田辺梢)】
」なべ「」ずえ。
なるほどww
梢ちゃんの登場で、われわれには希望が残ったのです!2期という希望が!

さて、語るべきことは語りつくしました。
あとは、作品に贈るエールがあるばかりです。
「くそお、一足遅かったか。イカ娘め、まんまと盗みおって」
「いいえ、あの方は何も盗らなかったわ。私たちのために戦ってくださったんです」
「いや、ヤツはとんでもないものを盗んでいきました!あなたたちの心です!」

(´∀`*)
なんというベタなギャグwww
でも、あったかくて、奇妙で、それでいてとってもフツウなイカ娘の作品性にピッタリだと思い、あえて引用しました。

スタッフに、ありがとう。イカちゃんに、さようなら。
そして、すべてのイカちゃんファンに、おめでとう!

| | コメント (0) | トラックバック (33)

2010年12月20日 (月)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない第12話(最終話)感想

#12「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOOD END」

なるほどGOOD END

パーティ以来、桐乃の挙動が不審です。
「おはよう」って挨拶はするし、「あんたの分よ」ってご飯はよそってくれるし。
高坂さんちの桐乃ちゃん、このごろすこしヘンよ、どうしたのかな?って思いながら見ていたら。
陸上の力が認められて、アメリカ留学の誘い…。
桐乃ってば、運動神経いいってレベルじゃなくて、すごいアスリートだったんだ。知らなかったww
その後いろいろあったけど、ツンしながらも「京介といっしょ」を選択した桐乃でした。
まあ、俺妹全体の文脈に沿ったエンディングなので、違和感はありませんでしたね。
「これはこれでもらっておこう」って心境。海原雄山みたい。

放映版は、これで一区切り。
噂になっていた、分岐ルートについてですが。
分岐後は、全15話になるようです。そして、やはり配信形式ということで。
以下、俺妹フェスでの、アニプレックスのプロデューサー発言を引用。
「そもそもの発端は、1クールの放映を最終話まで見てくれた方に「いい最終回だった」と満足して欲しいという気持ちです。それでTV版としての最終話を、エロゲーにならってルート分岐という形で描くことにしました」
ほうほう。エロゲーに倣って、というのが俺妹っぽいかも。
化物語のようにお待たせしないように頑張ります」
ヤなこと思い出させてくれますねww

総括おしまい。ここからは、最終話に沿って、個別感想を書きますね。

深夜のアキバで遭遇した京介と赤城。かたや妹ゲー、かたやホモゲーと、ジャンルの違いはあれど、可愛い妹に頼まれてきたのは同じです。
「ホモが好きなんだ!」
腐な女子たちから、期せずして暖かい拍手が湧き起こります。
何で拍手されるんだ?首をかしげる京介ですが。
そりゃアナタ、衆人環視のなかで堂々とカミングアウトした二人(京介&赤城)への、祝福のエールですよ。ここに幸あれww

予定調和だった桐乃&京介ルートですが。
特筆すべきは、黒猫の「キャラ変」です。
すっかりネコミミモード。鏡の前でうっとりしてます。妹たちがドン引きです。
マスケラでゴシックで耽美系じゃなかったの?
すっかりハマってしまったようですね。何よりも、京介にもアピールできたのが、ポイント高かったのかもしれません。
「にいさん」を連発して、敢えて桐乃の不興を誘発していましたしね。
まさに「俺の黒猫がこんなに可愛いわけがない」!
もしかすると、配信版は、黒猫エンドという可能性もあるかも。

8話のアニメ化エピソード辺りで、何だかヘンな方向に迷走しかけたけど。
TRUE ENDは配信で、ということになったけど。
毀誉褒貶はあっても、失速せずに駆け抜けたのは評価に値します。
麻奈実ちゃんは良い眼鏡っ娘だったし。あやせヤンデレだったし。加奈子はメールメルメルだったし。
視聴者の「フェティッシュ」をそそる、愉しい仕掛けに溢れていました。
念のため注記すると、フェティッシュは、性的なものには限定されません。むしろ「価値観そのもの」です。
例えばマルクスは、紙幣への欲望を「フェティッシュ」って定義していますしね。
ジャック・ラカン的にいうと、「欲望としての『対象a』を充足させるためのフェティッシュ」になるかな。
アニメとフェティッシュとの親和関係については、機会があれば、別稿で書いてみたいと思います。

ともあれ、全12話、ウキウキしながら視聴させてもらいました。
スタッフの皆さん、ありがとう!そしてお疲れさま!

| | コメント (0) | トラックバック (54)

2010年12月19日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第12話感想

#12「ガラス越しのキス」

「この島のサイバディは、すべてボクが破壊する!」
主人公とは、いつも常に、単純明快な原則に拠って戦うものなのです。
上条さん然り、桜井智樹然り。イカ娘然り。
タクトの「おのれの現存を保証するための動機」は、サイバディの破壊=ワコの解放だと思われるのだけれど。
サイバディの復活は、ワタナベさんによれば、「銀河古代文明の封印」が解かれることを意味している。
巨大な力の顕現は不可避。ならば、安全管理こそが必要だと説きます。核による均衡理論を思わせます。
でもまあ、現時点では、誰の言葉が正しいのか確定できません。判断保留ですね。

人妻ワタナベさんのターンです。
市場経済を操る知力も、魅惑的な体も、何もかもを持っている彼女。
まさか、殺人パンチまで持っているとはww
ゼロ時間は、四角いリング。
タウバーンをノックアウトしたあと、「終わった」と呟くワタナベさん。
ここで「終わった…何もかも」と言ってくれれば、力石徹の再現でした。
来年2月には、山下智久主演で、実写版『あしたのジョー』が帰ってきますしね。景気づけにやっちゃってもよかったかもwww
「コンパイル!」でパーツ召喚して、何やら必殺技を叫んでいましたが、聴き取れませんでした。
必殺技の名を叫ぶと、敵が吹っ飛んでいく仮想現実?まさに『リングにかけろ!』状態です。

全てを持っているワタナベさんが、唯一欠落しているのは、ふつうの学園生活。
ガラス越しのキス遊びも、欠落を埋めてはくれないのですね。
って思っていたら、ついにリアルで銀河美少年の唇をうばってしまいました!
ん?美少年初めてのキスは人妻さんか?寮長もワコも、キスはまだでしたよね?

今回も、さまざまな疑問符があちこちに撒かれていました。

シモーヌとタカシの敗北により、株価が下落した?
株価って?おとな銀行の?それとも市場全体の?
ワタナベの夫レオンは、ODA引き上げという事態を修復するため、「ネジを巻きに」あちこち奔走しているらしい。
やはり、セカイ系なんでしょうか。サイバディの戦いは、世界経済にまで連動し、深甚な影響を及ぼしているのか?

魔女っ子ミズノ曰く、人は誰でも魔法使いだけれど、大魔王のせいで殆ど魔法が使えなくなっている。
大魔王とは、ザメク?
アインゴットさえ復元できれば、マンティコールは、すぐにでも西の巫女を解放し、封印を解く。
それが、綺羅星十字団の「旅立ちの日」になるらしいのですが。

サイバディの復元には、ドライバーの膨大なリビドーが必要。
過去、ザメクのドライバーが覚醒しなかったのは、ただ生命力だけを枯渇させられたから。
スガタだけが目覚められたのは、ザメクが既に復元されたためと考えられる。
そのスガタは、暮色立ち込める岬のテラスで、ヘッドと邂逅していた。
二人は似ている。そう呟いた石田ヘッドの真意は何か?

そしてシモーヌさんも、碧い眼が云々というタクトの口説きに、満更でもなさそう。タカシくんがいるのに…。
事ほどさように、銀河美少年の魅惑力は、圧倒的なのですね。
シナダ・ベニオ寮長さんも、心穏やかではありません。みんながタクトを狙っています。
次回は、ピンクちゃんのターンですね。

次回「恋する紅い剣」

| | コメント (0) | トラックバック (31)

2011年スタート冬期アニメ

「STAR DRIVER 輝きのタクト」(日曜)「バクマン。」(土曜)「とある魔術の禁書目録Ⅱ」(金曜)継続視聴。
1月期は、「レベルE」が当たるかハズレるか、息をひそめつつ注目です。
あとは「キミトド」や「みつどもえ」の、2期組に期待でしょうか。

●感想を書く予定。(あくまで予定です)
○視聴します
※UHF局の放映日は東京MX準拠。

みつどもえ増量中(日曜)
 1期が冴えていたので、引き続き期待。
君に届け2ND SEASON(火曜)
 1期はくるみちゃん編までフォローしました。2期は、きちっと視聴してみようかな。
Rio-RainbowGate(火曜)
 パチスロ由来というのが、「うみものがたり」っぽくて若干不安だが…ww
 火曜は集中してるので、フリージングかどっちか落とすかも。
フリージング(火曜)
 世界観が好み。
レベルE(月曜)
 冨樫…
フラクタル(木曜)
 ノイタミナ枠。構えが大きそう。監督の域に達したヤマカンに期待。
GOSICK-ゴシック-(金曜)
 原作桜庭一樹というだけでも…。「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」は大名作!
魔法少女まどか★マギカ(金曜)
 新房・虚淵玄・うめてんてーの最強タッグに期待。

夢喰いメリー
インフィニット・ストラトス
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
これはゾンビですか?
ドラゴンクライシス
放浪息子

| | コメント (0) | トラックバック (7)

2010年12月18日 (土)

バクマン。第12話感想

#12「御馳走と卒業」

「いつまで待ってくれますか?」
「待ってる…。ずっと、待ってる!」
忍ぶれど色に出にけりわが恋は、ってヤツですね。いいなあ。
これほど甘酸っぱい青春風景を眺めていると、芒洋とした想いに搏たれます。
何だったんだろう、ボクの人生って…。
(ノд‐。)

いつも思うのだけど、サイコーと亜豆の関係って、完璧にロミオとジュリエットですね。
テレビ放映の、ディカプリオ主演『ロミオ&ジュリエット』を観たばかりなので、よけいに痛感。
ロミジュリって、涙を誘う純愛物語の極北とされる名作ですが、視点を変えれば「自分たちの恋路のために周囲を巻き込む迷惑カップル」とも言えるんですよね。
アンチさんたちから、よく引き合いに出されるのが、ロミオの親友のマキューシオ。
評家によっては、深みのない青二才のロミオなんかよりも、マキューシオの方がウィットも侠気もある、遥かに上等な人間だ、って言い切る人も。
そんなイイ奴が、なんでロミオなんかのために決闘で死ななきゃならんのだ、と憤慨する方もいるようです。

…まあ、サイコーと亜豆なら、迷惑バカップルなんかにならないでしょう。

見吉の香耶ちゃんを満喫できました!
くるくる変化する表情や、ふくよかなお胸や、無欲無心の行動力や。
あの、ぽってりした唇も、私的にはポイント高いところです。
シュージンの言葉に、いちいち一喜一憂する姿がカワイイ。ホントいい奥さんになれますよ。
そういえば、卒業式のあとで、ちらっとシュージンを振り返った岩瀬さんの視線がちょっと怖かった。
完全にはじき出されたはずなのに、妙に存在感があるんですよね…。

特上焼肉と綿密な打ち合わせとタクシー。
二人が体験したのは、競争社会の、いわば光の面でした。
利益がなくなれば、手のひらを返すように冷たく突き放す。それもまた、競争社会の影の面でしょう。
経費で落ちる部分もあるけれど、編集者が自腹を切っている場合も結構あるみたいですね。
マンガ業界が、まだまだ手づくりの暖かさを残している家内制手工業と呼ばれている所以です。

次回「速報と本ちゃん」

| | コメント (2) | トラックバック (20)

海月姫第9話感想

#9「真夜中のチェリーボーイ」

「ダメなの。あれは、お嫁さんしか着ちゃダメなのよ。ママはね、いーっぱいドレス持ってるけど、ウェディングドレスだけは着たことないの」
悲しそうな表情の蔵之介ママ。そのとき、ウェディングドレスの夢は、蔵之介の子供心に深く影を宿したことでしょう。
エンディングが見えた
天水館をめぐる攻防が、どんな帰趨を迎えるかはともかく。
蔵之介と月海が、「クラゲドレスブームアップ計画」でミリオンダラーズ・ベイビーに成り上がるかどうかも、ともかく。
ウェディング・ドレスを制作し、月海に着せて、夢を叶えてあげる。それが、真のエンディング。
そしてそのとき、隣にいる殿方は、たぶん…。
原作未完の現状では、ここらが落しどころかと。
蔵之介の夢も叶えられ、この二人は、手に手をとって成仏するんですね。(違)

鯉淵父の「筆下ろしには最適の、こなれた感じの女性でした」って台詞が、しっかり政治家してました。
直後の、オトメなセーラー服には脱力しましたが。こういうヘンタイ描写なら、千葉繁さんの独壇場ですね。
ホモセクシャルは政治家や俳優に多い、という統計があるそうです。
理由は、うっかり「生さぬ子」が出来てスキャンダルにならないように、オトコ同士なら安全さ!との思惑からだとか。なるほど。

「千葉の市川あたりじゃ、筆下ろしのショーコって呼ばれてたんだから!」
市川の筆下ろし女って…。
そんな二つ名ありえませんww
翔子さん、佳い味出してるなあ。最高のパフォーマンスでしたね。
ケンシロウばりの「どどどどどど……ドーテイ?」も爆笑モノ。
「教えてあげましょうか?あなた本当は、あたしみたいな女に振り回されるのが好きなのよ!」
夜のカフェテラスで、修に突きつけた真実。心理学者はだしのカッコよさでした。
何だか、好きになってきちゃいましたよ?

名画由来のサブタイ、今回の元ネタは、シュレジンジャー監督『真夜中のカウボーイ』でした。

| | コメント (0) | トラックバック (6)

とある魔術の禁書目録Ⅱ第11話感想

#11「刺突杭剣(スタブソード)」

「きみに幻想は殺せても、幻想を守る力はない!」
ステイルの、峻厳にして発條(ばね)のように力強い台詞が、ことばの鋭鋒となって、上条の忿怒に火をつけた!
無慙に引き裂かれた姫神の姿に心を残しつつ、上条はオリアナを追う!

前回、オリアナに一撃を入れた上条ですが、どうやら会心の一撃とは行かなかったようですね。追跡戦はなお続きます。
まずは、探索の司令塔である土御門をつぶしにかかるオリアナ。
この場面の、魔術と知能との激しい争闘は、心地よい緊迫感に充ちていました。
付文玉章は、劣勢だった土御門の咄嗟のフェイク。力押しだけに頼らない、工夫のある戦闘演出には、いつもワクワクさせられます。

ファミレスでの、美鈴ママと美琴とのお胸をめぐる冒険(笑)や、上条パパとママとの痴話喧嘩。
パレードを楽しみにする小萌先生と姫神。
和やかな日常描写から、急転直下、血の惨劇が起こってしまいました。
ヒロインたちの犠牲により主人公を奮起させる作劇は、定番とはいえ、いつだって心を熱くさせるものがあります。

ネセサリウスの暗合解読担当のシェリー・クロムウェル、そしてオルソラと、徐々に登場人物を増やしながら、物語は佳境に向かって邁進。
プロフェッショナルたちに混じって、かれらの冷徹な論理に戸惑いながらも、為すべきことを為すために疾駆する上条。
ステイル曰く、おまえは素人だ。
しかし、玄人のロジックに捉われない素人は、事態を一気に変革するファンタジストの力をも秘めているもの。
偉大なるシロウト」の上条は、色気と自信が過剰のオリアナ姐さんに、きつーいイッパツ挿入入れることができるのか?そげぶは無敵なのか?
次回が待たれます。

作画…。('A`|||)
今期のJ.C.STAFFのお仕事は、禁書のほかは、おとめ妖怪ざくろと、そしてバクマン。
バクマンは水準以上を保ってますからね。ソッチにいろいろ吸い取られたのかなあ…。
いや、それは言わない約束ということでww
ここは耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、捲土重来を待つことにしましょう。

次回「天文台(ベルヴェデーレ)」

| | コメント (0) | トラックバック (48)

それでも町は廻っている第11話感想

#11「紺先輩号泣の夏」

ビンボウくん』。
まさか、アニメで4コマ連載までやるとは。本当に融通無碍、変幻自在な構成ですね。

嵐山歩さんの朝は、ジョセフィーヌの散歩から始まります。
誰?って思ったら、歩鳥パパなんですね。
ホントに影が薄い…。嵐山家序列では、犬より下位にランキングされた模様。家長の尊厳もなにも、あったものじゃありません。
モノローグと現実との落差が笑えます。

歩鳥と紺先輩のじゃれ合いに吹いたww
遭遇するなり、いきなり丁々発止とばかり斬り結びます。
あほとり
ふたばか

…歩鳥と同じレベルですよ紺先輩。
同じくらい低レベルというべきか。
(ノд‐。)

相変わらず、生徒に恵まれない森秋先生。
ミステリ仕立てで歩鳥の興味を惹こうとしたまではよかったのですが、数学で迷宮入りって…。

Cパート、おっぱい美少女こと、たっつんの登場です。
歩鳥の非番を狙って、真田くんに申込みしようと虎視眈々。
胸のタニマ強調で、ムダにお色気を振り撒いているのが、何だか痛々しい。
「ねえ、真田くん。も、もしよかったらだけど。う、海に……
海にイカって泳いでるよね?」
Σ('∀`;)
そうですね、イカ娘も泳いでいると思います。
たっつん玉砕の巻でした。

現在、土曜日の深夜2時半。
お?アカデミーナイトで、それ町の聖地巡礼やってますよ?
小見川千明ちゃんの案内で、下丸子商店街を探訪です。
八百菊に魚清。それ町に対する店主の反応がビミョーだww
「それ町二期!それ町二期!」
千明ちゃんが、神社で二期祈願してる!
そして、シーサイドのモデル、喫茶店アルプス!
割とふつうかなwww
それ町最終回をアナウンスしながら、千明ちゃん、ちょっと涙ぐんでる?
カワイイなあ。

次回(最終回)「それ町」

| | コメント (0) | トラックバック (18)

2010年12月17日 (金)

アマガミSS第24話感想

#24「絢辻詞編 最終章 ヤクソク」

契約からヤクソクへ。

10年後、創設祭のツリーの下で睦まじく語らうのは、ステキ旦那さまの純一と、ステキ奥さまの詞さん。
そして、絢辻さんの生まれ変わりと見紛うばかりの、ステキ幼女な娘さんでした。
ママずるーいとか言って、純一パパにキスするのが萌えるッ!(´∀`*)
綺羅星の如きアマガミヒロインたちにあって、添い遂げたのは、森島ラブリー先輩と絢辻さんだけだったのです。
掉初(森島編)と掉尾(絢辻編)とを巧みに照応させた、綺麗な構成でしたね。

結局、「あの子はもういない」は、絢辻さんの演技力の賜物だったんですね?多重人格とか、病理的な意味ではなくて。
それも、純一の諫言がきっかけで、完璧に人格を切り替えたようです。愛の力は偉大というべきか。
うーん、ちょっと肩透かしだったか。ヤンデレた絢辻さんを、もっと見たかった。

イブの夜の心の傷を抱えた純一は、創設祭の打ち上げをそっと抜け出します。
夜の底に見出したのは、ライター片手の、放火魔の梅原?
って思ったら、小学生のときのラブレターを燃やしていたんですね。人騒がせな。

クリスマス・イブに、純一に待ちぼうけをくわせて振ったのは、果たして誰だったのか?
アマガミ最大の謎も、迷宮入りで終わるのでしょうか。
この物語は、いわば純一のトラウマを梃子にして成立していましたからね。宙ぶらりんというのは、どうも落ち着きません。
宙ぶらりんといえば。
黒い手帳のヒミツとは?
絢辻さんとおねえさんとの軋轢って?
絢辻さんは何故サンタに幻滅したのか?
思わせぶりに描写されながら、明かされないままでした。
変態紳士っぷりも、梨穂子編からこっち、すっかり影を潜めたし。このまま終わってしまうのは、何だか寂しいです。
わが偏愛の美也ちゃんも、絢辻編では活躍の場がありませんでした。
前回は「まんま肉まん食べすぎた」の通行人。
今回は、創設祭の劇で、因幡の白バニーの紗江ちゃんを襲う、サメさん役。
もっと見たかったなあ、サメさんコスプレ。('A`|||)

次回、上崎裡沙編を以って、最終回です。
ああ、美也に逢えるのはDVDだけか…。

次回「上崎裡沙編 シンジツ」

| | コメント (0) | トラックバック (27)

2010年12月16日 (木)

神のみぞ知るセカイ第11話感想

#11「おしまいの日」

『だめなの?話さなきゃ、分ってもらえないの?』
「ちがったか…。もらって、いいかな?」
さりげないやり取りに、「汐宮栞という物語」の要諦が隠されていた、そんな気がします。

『リアルなんてクソゲーだ。
僕には信じる世界(二次元)があるから、リアルに価値なんて認めない』
そう極言して憚らない桂馬は、リアルより本の世界を信じている、ように見えた栞に、いっとき同志愛めいた感情を抱いたのかもしれません。
しかし、『文学少女の心の声』は、栞の頑なな外面とはうらはらに、絶えず叫んでいたのです。
「みんなに分ってほしい!みんなと話したい!」と。

だからこその、「ちがったか」だったのかも。
落とし神である桂馬は、栞の内なる声にしっかり耳を傾け、真のエンディングに向けて、アプローチを変えました。
いったんは拒否したペットのお茶に手を伸ばし、コミュニケートし、そしてそれは「勇気をあげる」ためのキスへと繋がっていき…。
僕は僕のセカイを信じ続けるけれど、キミは人の世界に還りたまえ
桂馬は、そう呟きながら、ためらう栞の背中をそっと押してあげたのです。
栞の、たった一人の戦争は、終焉しました。
人の花に充ちた世界へ、ささやかだけど大きな一歩を踏み出した栞。
キスによる浄化に、やや強引さはあったものの、栞の物語はともかくも終わりを告げたのです。
結尾で、いっしんに小説を書き綴っています。
ペットのお茶に口をつけて、失われた時がかすかに甦ります。でもそれは、いっとき立ち昇る記憶の香りに過ぎません。
「ちょっと恥しい場面もあります」
ほんのりと頬を赧らめる栞ちゃんがカワイイww

文学少女は、しょせん擬態だったのか?
巷間では、そんな疑問も提起されているようです。
「本の声に耳を傾けてください」
真摯な台詞はあったものの、花瓶や音楽室のエピソードは、彼女の現実逃避の部分を際立たせてしまいました。
事によると、脚本の、あるいは演出の、瑕瑾だったのかもしれない。
とはいえ、本への愛情が偽りだったとか、単なる代償作用に過ぎなかったとは思いません。
栞は、心の声に遵って、自らの道を選びました。
彼女の中では、本の世界と人の世界が、ようやく統合されたのです。言祝ぐ(ことほぐ)べきことです。
さらに言えば、桂馬自身にも『駆け魂落とし』イベントを通じて、変化の兆しが見えてきたのでは?
ゲーム世界の神としてこのまま君臨し続けるのか、それとも…。
次回「神以上、人間未満」には、なにやら深みある示唆が感じられます。

さいごに、特筆しておきたいこと。
映像と音による演出がすばらしかった!
瀑布のように落下する書物たちの神秘的なCG。荘厳なBGMが、森閑とした図書館に響きわたり、映像に花を添えていました。
「本に埋もれて」って桂馬の台詞がありましたね。
書物で圧死する愛書家を描いた名作が、中島敦『文字禍』。
ある意味、ビブリオマニアにとっては至福に充ちた死。本好きを自称する人間なら、いちどは夢想する死に様なのですが。
リアルでも、大量の本で圧死した例はいくつもあり、一歩まちがえば笑いの対象。美化しづらい状況ではありますww

次回(最終回)「神以上、人間未満」

| | コメント (0) | トラックバック (42)

2010年12月15日 (水)

そらのおとしものフォルテ第11話感想

#11「幻想哀歌(ムサベツ)の果て」

「マスターがいないなら、オレがなってやる!」
「…マスターになるとか、そういう大事なこと、どさくさ紛れに言わないでよね!どれだけ聞きたかったか!」
ですよね
Σ(゚Д゚;
ニンフとアストレアゲットだぜ

第二世代カオスの戦闘力は未知数。イカロスたち第一世代が力を合わせて、ようやく打ち拉ぐことができました。
そんなカオスを馴致した智樹@イケメンモードの力は計り知れません。
思い起こせば、智樹とカオスの邂逅って、ほんのちょっとだけなんですよね。
「おにいちゃん」つっても、おにいちゃんらしいこと、殆どしてないし。
なのに、カオスをして「なにこれ、胸が痛い。痛いのに、なぜか暖かい…。どうして?」とまで言わしめるなんて。

戦闘場面も、まさに瑰麗ともいうべき仕上がりでした!
ニンフがハッキングフィールドを展開し、イカロスとアストレアのアタッカーチームを能力上げしつつ、アポロンとイージスで攻撃。
とどめは、アストレアの牙突?が炸裂!カオスを地べたに叩きつけた!
「愛して!殺して!愛して!殺して!」
アイを求めて叫び続けるカオスを、優しく撫でてやる智樹。
「ちゃんと、遊んでやればよかったのかもな。ごめんな…」
カオスもゲットだぜ(ノ∀`)
そして、「遊んでやるために」カオスを家へ連れ帰ったのですww
桜井家は、それこそハーレムというかカオスですね。そはらの居場所が、本格的になくなりそう。
祝福のカンパネラのレスターをも凌ぐ全方位イケメンの智樹に、いささかの瞋恚と嫉妬を感じつつ。
傷ついたカオスを包むアイの曠大無辺さに、思わず涙です。
いや、よかった!感動した!
ニンフの新たな翼も美しかった!

「カオスに感情移入できるところまで持ってこれるなら、演出や脚本の勝利。すなおに脱帽するつもりです」
ん?
何でえ、手前何様のつもりだ?
脱帽するつもりです、だと?素直に、感動しましたって言えねえのかべらぼうめ!
小生意気な口をききやがるなあ、どの口だ?とっととおもてへ出ろい!

…なんだ、おれっちだったか。
そういや、7話の記事で書いたっけか。
まあ、何だな…。
ちっ、認めたくないものさね、若さゆえのあやまちってヤツはよww

次回「空に羽飛く彼女達(フォルテ)」

| | コメント (0) | トラックバック (21)

2010年12月14日 (火)

侵略!イカ娘第11話感想

#11「人形じゃなイカ?」ほか

どこかの人形ホラーを思わせる怖い仕上がりになっていました。
しかし、ジョニー&デップ人形が愛らしいデザインだったら、すごくロマンティックなお話になっていたでしょうね。「人形の恋」って感じで。
必ず向き合ってしまうセンサー機能ゆえに、幼い栄子の嫉妬心から引き離された人形同士が、そのセンサー機能で再びめぐり合う。純愛物語の極北です。
なのに、あえて不気味デザインを選択したのは、スタッフの抑制感覚が働いたせいかも?
イカ娘といえば「カワイイ!」。「カワイイ!」といえばイカ娘。
誰も彼もが「イカちゃん、愛してるう!」って大騒ぎ。もはや、一億総早苗ちゃん状態です。
みんな、はしゃぎ過ぎじゃなイカ?ここらで現実に還った方がいいでゲソ!
ということで、心優しいスタッフたちが、親心から冷水を浴びせてくれたのかもしれないのです。それは考え過ぎかww

「今度は本気よ!」って見得を切るシンディー。
これまでは本気じゃなかったのか?ってツッコミ入れたくなったのはヒミツです。
確かに、千鶴さんの戦闘力はスーパーサイヤ人レベルなので、宇宙人と思われても仕方ありません。
糸目キャラが豁然と眼を見開くとき、何かが起こるのは定番ですし。
特に、千鶴さんの場合、邪気眼とか遥かに超えています。
あれは、ひと睨みで人を殺すというバジリスクの眼ですねww

登山編で、お弁当の最中、画面にいきなり登場した、むっちり太腿。
なんと、イカちゃんを山頂まで追っかけてきた早苗ちゃんでした!
いいなあ、早苗ちゃん…。
すっかり見直しましたよ。ふとももをですがwww

次回は、もう最終回なんですね。
予告で、じっと触手をみつめるイカ娘ちゃんが印象的でした。

働けど働けど、わが暮らし楽にならざり。
じっと触手を見る。

つ石川啄木ww

次回(最終回)「戦わなイカ?」ほか

| | コメント (0) | トラックバック (36)

2010年12月13日 (月)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない第11話感想

#11「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」

く、黒猫のマンガの続きが読みたい!

これがお兄ちゃんのパンツか。くんかくんか」ww
マジえろいんですけど!Σ('∀`;)
匂いフェチとは、いきなり上級者な妹ですね。いいなあ。

上級者といえば。
「妹のパソコンでエロサイトなんて、ちょーありえないし!」
お若こうございますな高坂ママww
これなら、謹厳な高坂パパもメロメロさっ。

Aパートは、麻奈実ちゃん祭でした。
専門店はだしのカツ丼といい、卓越した整理整頓能力といい、完璧世話女房さんです。
これほどのポテンシャルを保持しているのに、一向にフラグが立ちそうもないのが実に不思議。
睦まじい二人を目の当たりにして、拗ねまくる桐乃も大人げない(中学生だけど)のですが。
いくら幼なじみとはいえ、親の不在をいいことに、家事やってもらおうって呼びつける京介もどうかと思うよ。
京介が眼鏡っ娘好きって設定、既出でしたっけ?
エロ写真集にも動じないどころか、「眼鏡のコばっかり…」って冷静沈着な分析を。
「これからは、お兄ちゃんって呼んだ方がいい?(てへ♪)
マジカワイイんですけど!
こんな麻奈実ちゃんに、フラグとかアレとか勃たないなんて、京介もつくづく不能者野暮天ですねえ。

Bパートは、カラオケボックスで、超作者のきりりん氏記念パーティ。
実は、京介を励ます会&桐乃の謝罪会でした。
謝罪って、麻奈実ちゃんの前で罠にハメたアレのこと?殊更、謝るほどのことじゃない気もするけど…。
まあ、これまでの「相談」すべてに桐乃が感謝するっていうことで、纏めというか折りたたみに入ったんでしょうね。
妹ゲーをプレゼントしておいて、「これをあたしだと思って…」に吹いたww
あたしだと思って、どうしろとww

メイドコスでも、ネコミミとシッポの黒猫が、ぶっちぎりの可愛らしさでした。
遠慮しないで、兄さん
黒猫の迫り方があやしすぎるww
こんな蠱惑的な妹もいいかも。

次回予告に、「GOOD END」という表記が。
噂どおり、放映版と配信版とで、分岐するみたいですね。
何かの配慮?単に、BADと両方やってみたいだけ?

次回「俺の妹の相談がこれで終わるわけがない GOOD END」

| | コメント (0) | トラックバック (37)

2010年12月12日 (日)

STAR DRIVER 輝きのタクト第11話感想

#11「サイバディの私的活用術」

先日の「スタドラ夜会」も視聴したのですが、有益な情報はありませんでしたね。
アプリ「ボ」ワゼ、が正しいことが確認できた程度かな。
それも、スタドラ本編の締め台詞が「叫べ、アプリボワゼ!」に変わったので、情報としてもイミがなくなったしww
自称スタドラファンの芸人たちが、てんでに結末予想。
スガタがラスボスはまだしも、全てはサカナちゃんの夢だった、って夢オチに至っては論外。
「的中したら視聴者の興味を削ぐから」って、それこそ杞憂ですよ!
(; ・`ω・´)

キミは美しい少年だな。キミが美しい少年で、よかった
ヘッドが変態でよかったww
島で夕陽がいちばん美しい場所で、ナニやってんでしょうねヘッドは。
美少年が通りがかるのを、網でも張って待ち構えているんでしょうか。それだと「やらないか?」のあの人みたいになっちゃうwww
それにしても、「美しい少年でよかった」の真意は那辺に?
ブサイクだと、美形揃いの綺羅星十字団に入団する資格がないから?
それとも、ブサイクな王だと萎えるとか、審美眼が邪魔をして忠誠心が発揮できないとか?
恐らく、「銀河美少年に充分対抗できるから」というのが正解に近いと思われます。

小間使いのシモーヌは、本名パメラ。
カナコさんの夫、レオン・ワタナベ氏の愛人の娘だったんですね。
カナコさんには、財テクの才能があったんだ。さすがはおとな銀行頭取。
サイバディの私的活用術って、シモーヌをアプリボワゼで治療したことだったのか。
人妻高校生さんは、義妹のシモーヌをひそかに気遣っていたのかな?
でも、「何だかロマンティックじゃないの♪」と偽悪的に告白したように、「危険な関係」を娯しんでいるようでもあり、まだ正体が読めません。
そこが、人妻頭取さんの妖しい魅力なんですけどね。

今回の最も大きな動きは、スガタがついに王の力を行使したこと。
その効果で、タクトのスターソードが怒髪天を衝き、巨大ソード化した!
「王の力」とは、文字どおり、力そのもののようです。
反動による睡りに落ちることもなかったのは、スガタが王として選ばれた存在だからかもしれません。

四人目の巫女は?
封印は解かれるのか?
サカナちゃんに代わる愛玩物(スガタ)を見出したヘッドは、どうする?どうなる?
(ノ∀`)

次回「ガラス越しのキス」

| | コメント (0) | トラックバック (30)

2010年12月11日 (土)

バクマン。第11話感想

#11「チョコとNEXT!」

NEXT掲載決定!
「高校受かったのと全然ちがうなあ!」
高校受験もなめられたものですねww
まあ確かに、商業誌掲載の方が、確率的にも遥かに難関なのは間違いないところ。
手放しで歓喜する二人の姿で締め括るのかと思ったら。
新妻エイジは巻頭カラー50ページ
同年代の引き立て役

シュージンと見吉の初デートとか、バレンタインチョコとか、甘ーいエピソードも入れて、初掲載まで決まって。
お話としてカルくなりそうなところを、結尾でぎゅっと引き締めました。
前回辺りから、編集部事情にグッと踏み込んでいますね。
中学生作家の当て馬とか、結構あざとい手法です。
でも、「雑誌を売る」ことが至上命題のこの世界では、是非もないことなのでしょう。
コミックビジネスという特異なフィールドとはいえ、社会の縮図がしっかりと描かれています。

思い出したのは、『トキワ荘物語』というNHKのドキュメンタリー。
「マンガ界の現状」として、その年の手塚賞と赤塚賞の受賞風景が放映された事があります。
手塚賞準入選は、あの荒木比呂彦さん。赤塚賞は、宇土まんぶという人でした。
荒木さんのその後の活躍は言うまでもないのですが、問題は、赤塚賞の宇土まんぶさん。
受賞しても、インスタントラーメンに割り入れ卵という、貧相な食生活は変わらず。
番組の狙いなのでしょうが、世の中厳しいんだよ?って批判的なカメラ視線が感じられました。
さらに、追い討ちをかけたのは、どっかの酒場で酔っ払っている、赤塚不二夫その人のインタビュー発言。
「え?宇土まんぶ?宇土まんぶって?…ああ、彼か。大したことないね!」

そういうことなんですよね。この世界は厳しい。

次回「御馳走と卒業」

| | コメント (0) | トラックバック (16)

アマガミSS第23話感想

#23「絢辻詞編 第二章 プライド」

「もしかして、あの子のことを言ってるのかな?」
絢辻さんのこの台詞を、どう解釈すればよいのか?多重人格?
でも、多重人格者(解離性同一性障害)は、他の人格が発現したときの記憶が欠落しているそうです。
だとすれば、少なくとも「あの子」の記憶だけは残っている絢辻さんは、解離性同一性障害ではなさそう。
いずれにしても、彼女が自我を統合しきれず、アイデンティティ・クライシスを迎えているのは、間違いなさそうです。
「だいじょうぶ、私はまだがんばれる…」
夜の教室で呟き続ける彼女。
絢辻さん編は、純一による「心のレスキュー」の物語になるんでしょうか?
落とし神の桂馬なら、きちんとエンディングを見据えて、精密な攻略チャートを設計するのですが。
変態紳士さんの場合、そこまで計画性があるとも思えません。
思いつきのショック療法とかに頼りそうでコワイ。
絢辻さんの、やんごとない部分をぺろぺろしちゃうとかww

級友を言葉責めにする黒辻さんとか、涙がキレイな白辻さんとか。
ダイヤモンドのように多彩に煌めく彼女の魅力が、余すところなく描破されていました。
特に、キスではなぢを出してしまう絢辻さんが、うぶで愛しかったww
それにつけても、メルルヲタのやり過ぎで出血する桐乃とはえらい違いだ…。
(; ・`д・´)

結局、黒い手帳の正体は何だったのか?
「私をあげるから、私のものになって!」
契約により、純一を繋ぎ止めた絢辻さん。もう必要なくなったと、手帳を燃やしてしまいました。
デスノートかと思っていたけれど、ちょっと違うのかも。
まさかのオ○ニーネタ満載?いや私じゃあるまいしww

次回「ヤクソク」

| | コメント (0) | トラックバック (20)

とある魔術の禁書目録Ⅱ第10話感想

#10「速記原典(ショートハンド)」

クローチェ・ディ・ピエトロ。ペテロの十字架。

スタブソードのオリジナルは実在しない。オリアナのそれは、ペテロの十字架だった。
十字架を突き立てた空間は、ローマ正教に支配される。学園都市も、例外ではない。
不当な要求をされ、不条理な扱いを受けたとしても、誰もが平和しか「感じられない」世界ができあがる。
それは、学園都市の崩壊にとどまらず、科学と魔術とで平衡が保たれている世界秩序そのものの危機を意味する。

オリアナの言う「取引」の実相が、雪崩れるような勢いで明らかになりました。
幸福のために、と嘯く彼女。
あらゆる犠牲をも厭わないとするオリアナは、平和という名の教条主義に思想拘束されたテロリストなのでしょう。
根拠が明確になり、スッキリしました。
敵の立ち位置が明らかになれば、上条の正義感も空転せず、戦闘もどんどん白熱してきます。
欲を言えば、もうちょっと伏線とかタメがほしかったかな。
ミステリでも、「…と思われていたが、実は…だった!」というどんでん返しに効果を付与するには、ある程度の手順が必要。
スタブソード(聖人殺し)が、実はペテロの十字架だった!と種明かしされても、サプライズが今ひとつ伝わってきにくいのです。
まあ、アニメ側の尺の問題なのかもしれませんけれど。

さあ、見せ場です!オリアナ=トムソンのショートハンドVS上条の幻想殺し。
ショートハンドとは、単語帳に乱数めいた魔術を書き込み、顕現させるもののようです。
土御門を襲ったのは、炎のシンボルを水で打ち消した魔術。
上条の足下に張りめぐらせたのは、「ブレードクレーター」と呼ばれるもののようです。
しかし、危険きわまるトラップを意に介せず、突進してくる上条に、意表を衝かれたオリアナ。
このおばかさん!」
確かにww
幻想殺しは、足元には役に立たないでしょうからね。これは蛮勇としか。
咄嗟にショートハンドで防御を図るが、かいくぐって右を繰り出した。
顔面殺し(仮称)」が炸裂!
オリアナの胸ボタンが消し飛び、豊満なおっぱいが零れそう。ある意味、巨乳殺しの発動でしたねww
股間はローライズ状態で、今にもアソコが見えそう
全てを自主規制してくれる「白き光(笑)」を安易に恃むことなく、限界まで見せようという心意気が嬉しいですねえ。

美琴デレも健在です。ご両親にご挨拶しなきゃ的な慌てっぷりがカワイイです。
ファミレスでの、インデックスとの一触即発な雰囲気がたまりません。こういう恋の鞘当?も、禁書の魅力ですね。
御坂母は、とても中学生の子持ちとは思えない若さと、張りのある巨乳の持ち主。
胸に関しては自信の持てない美琴も、こんな母親がいれば、未来に希望を託せそうです

次回「刺突杭剣(スタブソード)」

| | コメント (0) | トラックバック (41)

それでも町は廻っている第10話感想

#10「穴ツッコミじいさん」

あなたの眼は、あなたの体を離れて…」
ウルトラQ
Σ('∀`;)
白と黒のヘンな宇宙人が出てきましたが、どうせならケムール人の方がよかったってそれはさすがにムリかww

ついに、オカルトというかファンタジーというかSFなお話を二つ持ってきましたね。「穴」と「ツッコミじいさん」。
SFってなあに?ねえ、教えて、お姉さま。
「セックスフィクション!」って即座に答えたそこの貴方、万死に値しますww
SFとは、サイエンス・フィクション、スペキュレイティブ・フィクション、サイエンス・ファンタジー。
呼び名はいろいろあるけれど。
でも、いちばん好きなのは「センス・オブ・ワンダー」です。今回のそれ町は、そのセンス・オブ・ワンダーが溢れていました。

ツッコミじいさんこと善治さんは、ウキばあさんの旦那さんだったんですね。
神さまにツッコミ入れて地上に落とされて以来、人間には不可視の浮遊霊になってしまった。
でも、犬猫及び歩鳥にはシンクロしてしまうのが何ともww
糟糠の妻であるウキさんとの、永遠にかみ合わないボケとツッコミが軽妙でした。
善治さんの成仏フラグって、何でしょうね?
きっと、歩鳥がボケ返してあげたその時こそが、じいさんの旅立ちのときかも。
「そいつは最高に気持ちがええのう」とかwww

次回「紺先輩号泣の夏」

| | コメント (6) | トラックバック (15)

2010年12月10日 (金)

海月姫第8話感想

#8「ミリオンダラー・ベイビーズ」

蔵之介の母の夢は、クローゼットを素敵なドレスでいっぱいにすること。
月海の母の夢は、愛する娘に海月のような素敵なドレスをつくってあげること。
そして、蔵之介と月海の夢は、そんな母の願いを実現すること。
すれ違いだらけの二人には、「懐かしい母の想い出」という共通項があったんですね。

フリマでの、クラゲ人形の大成功に気をよくした蔵之介は、月海とのプロジェクト「海月ドレス補完計画」に着手した!
億単位で稼ぐつもりらしいですよ?凄まじいまでの発想の飛躍ですが、もしかしたら…って思わせるところが、蔵之介の、ひいては『海月姫』の魅力なのかもしれません。
物語は、天水館をめぐる攻防戦と、クラゲをめぐる二人の夢の実現に向けて、大きく動き出しました。

胸が苦しくて昏倒するほど、月海のことが気になりだした蔵之介。
せっかく、「女装の麗人」という特異なキャラで物語を牽引してきたのに、結局は、王子さまとお姫さまのラブストーリーに落ち着くのかな。何だかもったいない…。
そう考えてしまうのは、私が男性ゆえなんでしょうか?
きっと、女性視聴者にとっては、まさに「コレよコレ、こうでなくっちゃ!」って喝采したくなるような、王道な展開なんでしょうね。

では、男性にとっての王道とは?
月並みですが、やはり「戦いと勝利」でしょう。
ここでいう「戦い」とは、物理的な「戦闘」だけを意味するものではありません。知的な、精神的な闘争をも包含します。
たとえば「価値観」のような抽象的理念をめぐるものであっても構わないのです。
価値ある何かを賭けて全力で戦い、勝利を獲得すること。それこそが、男性共通の浪漫という気がします。
女性にとっては、「戦い」の部分が「恋愛の駆け引き」であり、「勝利」は「恋愛の成就」なのかも。

あえて生硬な議論をしてみましたが、それとは別に、この作品の「キモチよさ」は、よく伝わってきます。
ウェッジウッドの高級食器よりも、手づくりのクラゲ人形が売れてしまう。そんなメルヘン。
あらゆる意味でセレブな蔵之介が、ほうじ茶を「いい匂い」といい、羊羹を嬉しそうにほお張る。そんなノスタルジア。
理屈抜きにほっとさせてくれる味わいが、やさしい薫香が『海月姫』には漂っています。だから好きです

| | コメント (0) | トラックバック (10)

神のみぞ知るセカイ第10話感想

#10「あたしの中の……」

ありが論(ろん)」の破壊的な可愛さで、一躍脚光を浴びた文学少女の栞ちゃん。
今回も、ほんの僅かな台詞で、視聴者の心を捉えてくれました。
「ばかあぁ」
「あほおぉ」

Σ('∀`;)
いやお見事。万感の思いを込めて、とは、まさにこの事です。花澤ヴォイスは、本当に最終兵器ですね。

栞ちゃんが、如何にして人との接触を諦め、本を溺愛するようになったか?
回想場面以外は、舞台を図書館に固定。演劇的手法を駆使して、ひたすら栞ちゃんをして語らせる回でした。

子どもの頃から、外界への反応が遅かった栞ちゃん。
無限の想いはあるのに、言葉に出来ない。だから、決して急かさない、そのままの自分を受容してくれる本の世界に逃げ込んだた。
理解し易い構図です。
ただ、本好きの一人としてはフクザツな気分。
それだけだと、本にはアジール(避難所)としての消極的機能しかないのか、って誤解されそうで、ちょっと寂しいので。
もっと能動的に、主体的に本の世界にアンガージュマンしてほしい!ってのは実存主義的小ネタですww
その辺の機微を充分に心得た上での脚本でしょうからね。

「肝臓系少女」という比喩が、妙にインパクト強すぎて吹いたww
壊れるまで働く沈黙の臓器と、寡黙でありながら内に無尽蔵の言葉を秘めた栞ちゃん。
分るけど、肝臓系とか言われると、レバ刺しとか思い出して違和感が。
桂馬たちが演じるブラックジャックとピノコに、思わず微笑。手塚先生は不滅です!
エルシィみたいに色っぽいピノコなら、ブラックジャック先生もよろめいちゃうかもね。
そういえば、「紙の砦」も、手塚先生の自伝作品の表題でしたね。

お姫さまを引っ張り出すには、「本」へのピンポイント攻撃が有効。落とし神、桂馬のオペレーションはほぼ完璧です。
でも、クレッチマー類型によると、内向型の人間は、いったん心を開くと、主人を発見した犬のようにひたすらなつきまくってくるようです。
何しろ、本の感想文で100枚書いてくる方ですからね。いったん、言葉が堰を切ったら、黄河かナイル川なみの滔々とした奔流になることは必定。
栞ちゃんの言葉の波に溺れないよう、桂馬くん、気をつけて!

次回「おしまいの日」

| | コメント (0) | トラックバック (25)

2010年12月 9日 (木)

そらのおとしものフォルテ第10話感想

#10「節穴世界(ファンタジーフィールド)を覗け!」

冒頭で英四郎が指摘していた、空美町を侵蝕しつつある奇怪な予兆のうち、「いつのまにか増えている配管」は、智樹の仕業でした。
しかも、銭湯とか更衣室とかを覗くための、陋劣な仕掛けだったのです。半年以上かけたようですが、智樹は本当におバカですねww
「また桜井智樹か!」って後ろ指さされそうなところが、「また諸星あたるか!」の『うる星やつら』を想起させます。
事件が起こると、その全てが、凶星の持ち主、諸星あたるのせいにされてしまう。
そうか、問題児の智樹は、諸星あたるの末裔、正統な後継者だったんだww

智樹の阿呆な行動+ヒロインたちの心象風景+異物としてのカオス。
そらおとの物語構成とエピソード配置は要諦をよく押さえていて、心にくいばかりです。
イカロスの「こんなこともあろうかと」や、智樹に浴びせた反射衛星砲もどきという小ネタも、ヤマトへのオマージュが感じられて好感。

今回、モンタージュ理論の応用としての「繰り返し」の技法が、効果的に使用されていました。
覗き管を張りめぐらせた智樹の部屋に、アストレアが、ニンフが、そはらが次々と入り込み、それぞれの想いを智樹に伝え、心を残しながら、まったく同じ構図で次々と階段を下りていく。
アストレアは「ねえ…トランプしないの?」
ニンフは『マスターと呼ばせてくれるかもしれない。智樹なら…』
そはらは、自らの秘めた想いを後ろ手に隠しつつ、智樹の本当のキモチを探ろうとします。
アストレアやニンフには平気でエッチな事をする智樹。それなのに。
「でも、イカロスさんには、何もしないよね…」
ここに至るまでの、映像の巧みな積み重ねがあったからこそ。
「あれ?そういえば、そうだな…」と首をかしげる智樹の姿が、その隠された気持ちの正体が、視聴者により強く伝わってきたのだと思います。
単発でそはらに質問させ、だから智ちゃんはイカロスさんのことが、って説明を加えるよりも、遥かに粋で味わいの濃い演出でした。だから、そらおとって好きさ♪

レールガンの『木山せんせい』でも論じたのですが、モンタージュ理論とは、ロシア映画の父エイゼンシュテインが提唱し、プドフキンやヴェルトフらが実践してみせた映像理論。
エイゼンシュテインは、映像を記号の一種と考え、一見して無関連な映像をモンタージュのように繋ぎ合わせることで、映像に意味を与え、観客に心理的効果を付与することができる、としました。
芸術運動としてのロシアン・フォルマリズムの衰退により、理論そのものは影をひそめましたが、後代の映像演出に与えた影響は計り知れないものがあります。

今回、そらおとが見せた映像の重層化という手法も、この理論の巧みな援用だったと思います。

風速70メートルというサイクロンなみの勢力を孕みつつ、カオスが北九州に向かって、死の進撃を開始しました。
まさに、嵐の予感です。

次回「幻想哀歌(ムサベツ)の果て」

| | コメント (0) | トラックバック (18)

2010年12月 8日 (水)

侵略!イカ娘第10話感想

#10「てるてる坊主じゃなイカ?」ほか

イカ娘の触手は、ダ・ヴィンチなみの天才を秘めていたんですね。
人物の本質を、イメージで描き分ける芸術的直観力は大した物です。悪鬼にロボに水泳帽に天使にゾンビ…。

万能な触手ですが、わけても衝撃的だったのは。
「やはり、首をくくるまでやらなきゃダメでゲソ」
触手を、自分の首に捲きつけたΣ(゚Д゚;
触手自殺もできるのか!自分で自分を絞めるなんて、こんな怖ろしい死に様はないでゲソww

『本当は怖いてるてる坊主』って感じのエピソードでしたね。
イカ娘御製のてるてる坊主たちは、どれも苦悶の表情を浮かべております。
糸で首を絞めていたら、感情移入してしまったでゲソ♪」
マジ怖いでゲソ('A`|||)
イカ娘が「首をくくっているのに、笑っているのが逆に怖いでゲソ」って怯えるのは、実は理由のあることなのです。
雨をやませるために身を捧げたという、中国の晴娘(チンニャン)伝説が有力ですが、他にも生贄説とか、諸説あるようです。
童謡にも「そなたの首をチョンと切るぞ」ってありますしね。怖い怖い。
このアニメの真髄は、先入見に曇らされたわれわれ人間の常識の脆さを、イカ娘のイノセントな眼をとおして鋭く剔抉するという文明批判にあるのかもしれません。なんちゃって。

早苗ちゃんのイカちゃん断ちが、まるでアルコールか薬物依存の離脱症状そっくりで怖かった件ww
とくに、ミニイカ娘が大量に徘徊する幻覚は、臨床的にもあり得る身体症状です。
アル中の離脱のときには、小動物や、ちいさな虫が這いずり回る幻覚に襲われることがある。
依存症の恐怖を描いたビリー・ワイルダー監督の名画『失われた週末』で観たことがあります。
私もお酒が好きなので、こんな末路だけは辿りたくないな、と痛感したものですが。
可愛いミニイカ娘たちに囲まれるのなら、それもイいカも♪って思ってしまった自分は、もはやイカ娘中毒かもでゲソww
毒気の抜けた早苗は、魂を失った人形のように見えました。
でも、イカ娘の激しいスラッピングによって取り戻した笑顔に、愛の本質を見た!
(ノ∀`)

スタドラに続いて、イカ娘でも野球回です。
前二つのエピソードがちょっと怖かっただけに、伸び伸びとした味の、爽やかエピソードでした。
部員の一人に、嵐山歩鳥(小見川さん)が混じっていたのはご愛嬌ということでww
触手を駆使して、逆転満塁サヨナラホームラン!…までは、よかったのですが。
全国レベルの田中選手にも追っかけられ、イカちゃん困惑のきわみ。
「嫌でゲソ!侵略させてくれでゲソ!」
侵略以外の、あらゆる才能に恵まれたイカ娘。
幸せって、何だろう…。

次回「人形じゃなイカ?」ほか

| | コメント (2) | トラックバック (22)

2010年12月 6日 (月)

俺の妹がこんなに可愛いわけがない第10話感想

#10「俺の妹がこんなにコスプレなわけがない」

「おまえは俺の彼女かよ?」
!!
京介発言は、桐乃のツボをついた!ツボをついたとか、なんてヒワイなんだ!
(ノ∀`)

あやせと加奈子回でしたね。桐乃がコスプレするんじゃなかったんだ。
公園に呼び出して、いきなり「お兄さん、ご相談があります!」
あやせちゃんにも、面伏せな恥しい趣味があったのか?って思わず身を乗り出したのはヒミツですww
桐乃と妥協しようと努力するあやせちゃんですが、相変わらずケンカ口調だし、「ブチ殺す」は健在です。
一人だけグッズが売れ残るとか、「不人気」の烙印を押されかけてるようですよ?
ソース元はこちら
あやせちゃん、気をつけて!

コスプレをとことん嫌うあやせが代理生贄に選んだのは、同じくコスプレを嫌う加奈子でした。
会場地下まで騙して連れてきて、グラビア撮影用のバンで着替えをさせ、しかも服と一緒に車を出してしまい、退路を断つという悪辣さ。
黒い、黒すぎるよあやせちゃん…。(´Д⊂)

そうか、このための田村ゆかりん配置だったのか。
アイドル目指してるからって、初見でメルルソング歌えちゃうとは、ゆかりん加奈子ちゃんすごい。
メールメルメルメルメルメルメル、イエイ!♪
('A`|||)
アリーナで踊りまくっているヲタさんたちは、もうメルル信者か王国民だか分りませんww
強烈な電波系ソングですね。『神のみ』のかのんちゃんのハピハピハッピみたいに、執拗にアタマの中で反響して離れません。
だがそこが(ry

次回、いよいよメイド回のようです。

次回「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」

| | コメント (0) | トラックバック (39)

2010年12月 5日 (日)

ヨスガノソラ第8・9話感想

短くてもいいから感想書こうと思っていたヨスガですが、手を拱いているうちに、奈緒編が終わってしまいました。
ということで、8話と9話合併記事でお送りします。

#8「ナオクラキソラ」

子どものタネの飛ばしっこしたよね」
「奈緒ちゃん、まちがえて子どものタネ飲んじゃったね
(ノ∀`)
ダメだ卑猥なことしか書けない!何故なら、作品そのものが卑猥だから。

真昼間からサカってますねえ。若いってすばらしいww
とはいえ、病んでる穹ちゃんじゃなくても、眼の毒です。
兄と幼なじみとの痴態を目の当たりにして、舌打ちする穹ちゃん。桐乃みたいです。嵐の前の静けさでしょうか。
穹が、とん、と蹠(あしうら)を床に打ちつけた瞬間。
舞台がくるりと廻って、海辺De水着モードに。
奇体な演出で名高いシャフトもビックリの超演出でした。

相変わらずお盛んなダメイドのCパート。
妖怪大首の瑛が、ついに水平線の彼方に。鯨とか喰ってるし…。
あのキョトキョト動く瞳が何だかカワイイと思い始めたらもう末期かもww

#9「ハルカナオモイ」

いろいろありましたが、大団円は夏祭り。
瑛から、美味しいラムネの見分け方を教わる穹。
ラムネの壜を透かして、夜空に花火が。
そのころ、境内の暗い茂みでは、青春を謳歌する二人の姿が。
「帯は解かないで…」
眼を潤ませながら、お尻を突き出した奈緒ちゃん。そして…
-終-
Σ(゚Д゚;

奈緒ちゃん編マジで終わっちゃったよ
バス停にピンポイント落雷して火事が発生して想い出の人形が危機で奈緒が危険も顧みず飛び込んで障害物蹴り倒して人形レスキューに成功してさすがの穹ちゃんも奈緒の侠らしさを受け容れて軟化して二人の仲を公認して。
かくして、ハルと奈緒ちゃんは、誰憚ることなく、せくす三昧の日々を送ることができましたとさ。

すごいなこの解決。ご都合主義のハリウッド映画もビックリです。
まさか、奈緒ちゃんがヒーロー化して、おいしい所をぜんぶ持ってくとは思いませんでした。ハル置いてきぼりww
まあ、次回でラスボス穹ちゃんが、すべてを前言取消ししてハルを永遠に捕囚しそうな勢いなので、そのための伏線なのかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (9)

STAR DRIVER 輝きのタクト第10話感想

#10「そしてマリノの初恋」

野球回という「見せ球」で視聴者の攪乱を狙ったのか?
そう思わせるほど、あっさりした野球風景でした。
ハルヒとかABとか宇宙を駆ける少女とか、放映前にはいろいろ言われていました。
マリノがバットをホーミングモード化?したときは「ハルヒ来たか!」と思ったのですが、長門つながりじゃなくって、ミズノの第一フェーズ、呪文でした。

ミズノが教えてくれた、「だいじょうぶ」の魔法の言葉は。
「カタミワカチタヤガダンセ」。
センダガヤタチカワミタカ(千駄ヶ谷立川三鷹)
何という語呂合わせww
しかし、アナグラムに気づいたときは「そうか!」って納得したものの。
用意周到なスタッフによるミスリードかもしれません。
当て字になっていた「片身 分かちた 矢が男世」の方に、むしろ意味があるかもしれないのです。
「片身分かちた」には、半身や表裏一体、光と影といった、シニフィエ(意味)の匂いが感じられます。
だからこその、双子姉妹の登場なのかも。

「夏の風を感じる!」
そう叫んで、魔女っ子ミズノは、窓から外界へ跳躍。
指定席のバスの屋根で、巫女の歌をうたっていました。
サカナちゃんに代わる新たな歌は、喪失感に沈む石田ヘッドを、再び戦いの場に呼び戻すのか?
姉妹の母は、男を追いかけて、幼いマリノたちを置き去りのまま、島を去りました。
そんな母を恨むマリノは、ミズノの言葉(言霊)に救われた。以来、二人は不思議な絆で結ばれているようです。
スタドラ世界は、メタファーとともに、二重写しの象徴技法も多用します。
明と暗のような、この双子姉妹は、「同じものを好きになる」という以上に、物語における重要なファクターとなるのかも知れません。

さて、隠喩を多用するスタドラ世界においては、人物の片言隻語にも神経を尖らせなくてはなりません。
ことに、主人公タクトの台詞は要注意。
女の子には、全部ど真ん中だ!」
ど真ん中か!!Σ(゚Д゚;
下手なテクは用いず、前戯なしの正面突破ってやつですね?なんて荒々しいんだ!それじゃ女の子たちもメロメロさ。
…ごめん下ネタだったww

次回「サイバディの私的活用術」

| | コメント (0) | トラックバック (22)

そらのおとしものフォルテ第9話感想

#9「激闘!夢の一本釣り(ジャンボカーニバル)」

こちらでの放映が遅いこともあり、ついつい感想記事がずれ込んでしまうそらおとフォルテ。
いや、おもしろいんですよ?OP「ハートの確率」もお気に入りですし。
カオスの登場で、ようやくイカロスにもスポットが当たり、イカロスファンとしては嬉しい限りです。

会長の欲求不満から始まった一本釣り大会。夜店のおっちゃんゼロも、もちろん召喚されています。
大会に名を借りた、おっぱいポロリの酒池肉林。むかしの芸能人水泳大会を思わせます。
「大きくなって帰っておいで」
小魚はリリース、釣り人のマナーですね。ってニンフちっちゃいってかww
伝説のヌシは、幼なじみのチョップ使いさんでした。
その後の智樹の行方は、誰も知らない…。

或る夏の日、イカロスの元に届いた一通の手紙。
「イカロス、元気か? 今度帰ったら、プロポーズしようと思ってたけど、ごめんな。俺はもう帰れない…」
「でも、後悔はしていない。だって、おっぱいが大きいんだ」
「おっぱいが大きいんだ」
だからなんなんだww
相変わらず不条理すれすれの笑いが冴えてますね。

そして、カオスの復活。
予想どおり、イカロスの「動力炉が痛い」を曲解してしまいました。
「お魚さんたち、痛い?今度は、私がみんなにアイを教えてあげるんだ。うふふ、うふふ」
ああ、カオスちゃんさらに病んでるし。('A`|||)
私も胸が痛い…。
あれ?
これって、カオスちゃんに感情移入してるのか?私にも、アイが芽生えたのか

次回「節穴世界(ファンタジーフィールド)を覗け!」

| | コメント (0) | トラックバック (8)

2010年12月 4日 (土)

海月姫第7話感想

#7「金融無職列島」

金融無職列島
何やら挑発的で刺戟的なタームを並べた表題に、何かあるのかと(青木雄二のナニワ金融道的な意味で)思ったのですが。
稲荷さんたちデベロッパーによる地上げとか、蔵之介のなりふり構わない資金稼ぎとか、そのレベルでした。
やはり、海月姫は海月姫。あくまでも、少女マンガの文法は遵守するということなんですね。それでいいと思います。

蔵之介暴走。住人以上に、天水館に肩入れです。
大人世界への反抗心というよりは、お気に入りは手離したくないというインセンティブかな。
資金稼ぎのために、千絵子抄の人形に眼をつけるとか、納戸を漁るとか、フリマで荒稼ぎを狙っているようです。
そのくせ、自分の服やアクセを売るのは絶対拒否。本当にオレ様キャラですよねえ。イヤミや打算がないから救われてるけど。
月海に思わずキスしようとしたときの事後の反応も、何とも言えないものがありました。
「オレはさっき、この水木しげるのキャラ的な女に、衝動的になぜかキス的な事をしようとしていた!」
水木しげるのキャラ的って…。('A`|||)
何だかとーとつなので、話題になったゲゲゲの女房つながり?って思って検索したところ。
原作者の東村アキコさんは、35歳。なるほど、水木しげるの鬼太郎とかで育った世代ゆえのシンパシーかもしれません。

稲荷翔子さんが、縦横無碍の大活躍。見てて飽きません。
ことに、蔵之介に敵愾心をむき出しにする辺りのジタバタ感が、80年代テイストっぽくて笑えました。
中の人の北西純子さんは、声優としてはむしろ、ドラマ寄りの人みたいですね。
稲荷さんは、ハマリキャラになるかもしれません。
お抱え運転手の花森さんも、相変わらずイイ味出してます。がんばれ子安さん♪

バンバスコープは、マカロンさえも特定する精度を誇ります。
天水館が昭和な雰囲気で、娯楽は鍋パーティなのに、新しいスイーツにも目配りが効いているところは、やっぱり少女マンガテイストなんですね。いいなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (8)

バクマン。第10話感想

#10「10と2」

サイコーとシュージンの、ジャック編集部探訪レポートでした。
エレベーターを出た途端、ルフィにナルトにブリーチ。
いやこれって…。
ヤバイでしょマジで版権的に。ジャック編集部、少年ジャ○プに訴えられますよ?ww
選考委員は、稲垣先生(アイシールド21の原作者)に尾田先生鳥山先生
ここまで忠実にやっておいて、誌名だけジャックって、どういうことなんでしょうか?いつも不思議に思います。

なるほど、10と2って、読者アンケートの事だったのか。
10人中2人が葉書出せば、人気連載ということなんですね。
年間契約料(年俸)とか、内幕なお話がバンバン紹介されていました。

「王道を避けて、邪道を行く」
編集のサジェスチョンにより、ジャック王道作品に倣びたネームは「ぜんぶ面白くない!」
(ノ∀`)
惨憺たる結果に終わりました。模倣は、シュージンの良さを殺してしまったんですね。
服部は、ウラを行くことを提案しました。半数には嫌われても、あとの半数がついてくればいい。
イケメン高校生が女子を何人喰えるか、というヤなストーリーに早速食いついております。
あるある、そういうハーレム作品って。むしろ深夜アニメの王道かwww
6歳からペンを握って描き続けていたという新妻エイジ。まさに、漫画家の純粋培養です。
そんな彼の描く作品世界は、ジャックでいうところの、王道そのもの。
子どもには受けるが、中高生には食い足りない。そこが狙い目だというのです。
どうやら、邪道作品は『この世は金と智恵』に決定した模様。

にしても。アンケート葉書片手に、眼の下にクマをつくって、っていうのが意味深です。
この描写をまともに受け取ると。
アンケート結果の不調に追いつめられた編集者が、八方破れの奇策として中学生コンビを促成栽培しようとした、とも解釈できますね。
まあ、サイコーが見込んだ服部さんが、トンデモ編集者じゃないと信じたいところです。

見吉よく育ってるよ見吉ww
私服だと、おっぱい2割増に見えますね。シュージンが、よく誘惑されないものです。
男同士の友情に女が絡むと、破滅するというのがお決まりのパターン。
ロベール・アンリコ監督『冒険者たち』など、名作は星の数ほどあります。
メルヘンな亜豆に禁欲を強いられているサイコーの方が、意外と危ないかも…。

次回「チョコとNEXT!」

| | コメント (0) | トラックバック (19)

神のみぞ知るセカイ第9話感想

#9「大きな壁の中と外」

しょち【書痴】
1 読書ばかりしていて、世の中のことにうとい人。
2 書物の収集に熱中している人。ビブリオマニア。

つまりは、「本おたく」という程の意味ですね。
ココロ図書館』みたいな可愛いコが登場したな、と思ったら。
それが、今回の駆け魂ターゲット、汐宮栞ちゃんでした。
アニメ大好き、本も大好きという皆さんにとって、至福のようなコテコテ文学少女の登場です。
まあ、ギャルゲーにおいて、「図書委員」は、本とか読書とは別に、独自のステータスを築いているみたいだけどww
各所を回りましたが、本好きの方たちの栞ちゃんへのエールが、優しい漣波のようにたゆたって、読んでいるこちらまで優しい気持ちになれました。

まさに、書痴というにふさわしい、栞ちゃんの台詞やしぐさの数々。
「検索じゃありません。だいたい覚えているのです。私、図書館(ここ)の本、全部読んでいますから」
分るなあ。「全部読んでる」って、ひそかに自慢したくなるこのキモチ。
私も、中坊の頃は突っ張ってましたねえ。いや不良とかじゃなくって、読書でですが。
寝ても読書、覚めても読書。食事の合間にも読書。
通学の往還にも、文庫本片手に読書。おかげで、道路標識とかに衝突しかけたこともww
いま思えば、栞ちゃんじゃないけど、読書するという行為自体を、生まれたての脆弱な自我を支える根拠にしようとしていたのかも。若いって不思議…。

「人とふれあうのは苦手。でもいいの、本さえあれば。ここにいれば、私は大丈夫。この城のなかで、私は生きていくんだ」
かのんは透明少女でしたが、栞は図書館という城砦に籠もる少女、典型的なラプンツェルです。
書物の王国に籠居し、図書館というサンクチュアリに安住しようとする栞ちゃん。
囚われのお姫さまである彼女を、桂馬はどうやって救出するのか?
「書を捨てよ、町に出よう」的な解決でもいいのですが、本好きの脚本の方なので、何かもっとあざやかな結末を見たいです。

本好きの人って、本への愛を語って憚らないのと同時に、奇妙な罪悪感をも抱えているのが通例です。
本は、先人たちの叡智の集積。時空を超えて、偉大な知と触れ合える、貴重な体験ツール。
でも、読書に埋没しているときに、ふと兆す悖涜感にも似たこの感情は、何だろう?
おそらく、感動をみんなで共有できる映画とも異なり、純粋に密室めいた「個人的な体験」であることにも起因するのでしょうね。読書に没頭しているときって、ある意味、コミュニケーション拒絶ですし。
ショーペンハウエル『読書について』にも、けっこう辛辣な記述があります。
本を買うのはいいことだ。ただし、ついでに本を読む時間も買えるならば、だが。多くの場合、我々は本の購入と内容の獲得とを混同している
ああ耳がイタイwww
知識を詰め込めるだけ詰め込んで、自分のアタマで思考することをしない、自称「知識人」が、何と多いことか。
知の巨人であるショーペンハウエルは、そう警鐘を鳴らしています。

読書家としても名高い作家、ヴァレリー・ラルボーが、自らの読書エッセイの表題に選んだのは、『罰せられざる悪徳・読書』。
この反語的な書名こそが、本好きが心の筐底に秘めている想いのすべてを語っているように思われます。

次回「あたしの中の……」

| | コメント (0) | トラックバック (22)

それでも町は廻っている第9話感想

#9「激突!大人買い計画」

それ町(というかシャフト演出)に特徴的なオマージュが、今回も随所に鏤められていました。
こういう瑣末を愉しむのも、オトナの視聴態度というものですね。
でも、何を以ってオトナの態度というのか。おっぱいとか叫びすぎて、よく分らなくなってる今日この頃ですww

静さんが披露していた、夫への贈り物のために美しい髪を売る妻の話は、O・ヘンリー『賢者の贈り物』。
バスケで、真田が「ゴリ!」ってパスしようとするのは『スラムダンク』。
そして、人類初の時間旅行を体験した森秋飛行士が、300年後に会見してみたら、べちこ焼はメジャーなお菓子に。
これはまさか、『世紀末オカルト学院』?
まあ、未来改変型の時間旅行ものは、枚挙にいとまがありませんからね。オカ学の専売というわけでもないか。
べちこ焼の謎を追って、静さんが迷い込んだ架空の町は、萩原朔太郎『猫町』かな?
つげ義春『ねじ式』の風景も混交していました。こういう、不思議な光に充たされた町並みって、アニメのうる星でも見かけたな。押井守演出のヤツで。

亀井堂静さんの、べちこ焼探索エピソードが、何て素敵にミステリアス(笑)でした。
賞味期限の秘密とか、市外局番を頼りに調べるとか、マニアの好き心をそそります。
こういう凝った演出をされると、食堂の何の変哲もない鰻丼さえも、何だか意味ありげに見えてきますね。
骨董屋探偵って、結構いいかも。

真田くんの「揺れる思い出」に吹いたww
日光写真に焼きつけるってのが、また妙にレトロです。青春はセピア色ってやつでしょうか。
じっさい、針原との死闘のさなかに揺れまくる、辰野さんのたわわなおっぱいは、眼を離せない牽引力がありました。
ここらへんの不思議演出って、『迷い猫オーバーラン』の温泉卓球編を思い出したり。
中学時代の通り名、「妖精と死神」というのが凄いです。必殺技「死神の鎌」って…。
ソウルイーターのマカつながり?私世代だと、ガンダムWのデスサイズとか思い出します。

次回「穴ツッコミじいさん」

| | コメント (0) | トラックバック (13)

とある魔術の禁書目録Ⅱ第9話感想

#9「追跡封じ(ルート・ディスターブ)」

ステイル、土御門、そして上条。それぞれの覚悟が示されました。
ステイルは、魔力が反転してくる迎撃術式にわが身を曝し、土御門は、流血というひそかな犠牲を払っていた。
単純っぽい上条やステイルに比べて、策士な印象の強い土御門でさえも、これだけの覚悟で臨んでいたのです。
侠気に感ずる上条さんとしては、熱くならざるを得ません。この辺り、巧みな作劇だと思います。

「上等だ、オリアナ・トムソン。てめえのふざけた幻想は、俺がこの手で跡形もなくブチ殺してやる!」
かみやんの決め台詞キター!
異能で人が傷つけられるのを許せない、ヒロイン守護が至上命題の上条に、この台詞を言わせるところまで引っ張ってきた手法はお見事。
ただ惜しいのは、肝心のオリアナさんの狙いや正体が未だ明示されていないため、隔靴掻痒の感が拭えなかったことです。
上条の公憤を発動させる起爆剤として、オリアナの非道さを際立たせるためにも、彼女の行為の背景は、きっちり描いてほしいところ。
学園都市に潜入し、取引をしようとしていたようですが、聖人殺しのスタブソードもちらっと言及されただけですしね。
次回以降の解明に期待したいと思います。

オリアナにも、上条の必殺技「オトメの顔面殺し」(笑)が炸裂するのか。気になるところですね。
あの顔面攻撃については、各所でいろいろ言われていますが。
イマジンブレイカーの幻想殺しのように、悪を打ち消し浄化する効果でもあるのかな?
個人的には、オリアナの豊満すぎるお胸めがけて「巨乳殺し」が炸裂するのをむしろ期待ww

次回「速記原典(ショートハンド)」

| | コメント (0) | トラックバック (32)

2010年12月 3日 (金)

アマガミSS第22話感想

#22「絢辻詞編 第二章 ウラガワ」

「きわどいビキニ!?」
純一が妄想発動しようとした瞬間、絢辻さんが敏感に察知して、強烈なストンピングをかました!
どうやら、絢辻さんは、純一専用の「変態スカウター」を実装しているようです。
「いいわ、あなたがどんな女の子でもモノにできるというのなら、まずはそのふざけた妄想をブチ殺す!」
まさに妄想殺しの面目躍如ww

「書き殴ったアレを見ちゃったわけだ…」
黒辻さんのデスノートかと思ったけど、「書き殴ったアレ」って?
手帳にナニを書き殴ったんでしょうね。
ふつうに考えれば、怨み晴らさでおくべきや、ってアレなんでしょうけれど。
まさか、人には言えない性妄想とか…。(´∀`*)

『もしかして、詞(つかさ)、お気に入り?今度から、もっとイジメてやるんだから!』
純一に興味を抱き始めた?何だか嬉しそうな黒辻さんです。
森島ラブリー先輩は、膝裏ぺろぺろとラーメン調教プレイで純一に靡いたようですが、黒辻委員長の場合、何が決め手だったのかな?
やっぱり、お見舞いのバナナと栄養ドリンクでしょうか。
病床の女の子にバナナ差し入れとは…。
やっぱアレですよね、病き(いたつき)の徒然を極太バナナで慰めてくださいって、密かな慫慂ということでww
イボイボゴーヤならさらに上級者

そういえば、寝巻きの衿を開いて汗をふく絢辻さん、よかったなあ…。まさに、匂い立つような美しさでした。
汗フェチもアリの人!」
「はいはいはい、アリの人でーす!」(阿呆)

次回「プライド」

| | コメント (0) | トラックバック (19)

2010年12月 1日 (水)

侵略!イカ娘第9話感想

#9「ピンポンダッシュしなイカ?」ほか

イカ娘の使命は、あくまで侵略にあるわけで。本人がそう信じ込んでるわけで。
その視点から見ると、イカ娘ちゃんも、ずいぶん人間くさくなったものでゲソww
タケルたちのピンポンダッシュへの反応が、実に健全なのに吹きました。
「そんなことしたら、家の人が迷惑なんじゃなイカ?」
侵略者とも思えない小市民モラルに苦笑ww
まあ、すぐ後で、侵略者の沽券にかけて、悪の?ピンポンダッシュを敢行してましたけどね。
子どもの悪戯としてのピンポンダッシュが深刻な社会問題になったのは、かなり以前の事なので、ピンとこない視聴者さんが多いかもしれません。

千鶴さんの恐るべき般若フェイスも満喫できたし。
早苗の「イカちゃんのウソつき!でも愛してる!」って、純情フェチ娘っぷりも堪能できました。
でも、個人的な好みからいえば、もっと暴走してほしかったかも。
イースター島まで泳ぎ着くという意趣も、映像としてはあっさり流されており、こじんまりと纏まった感があります。
カン違いや思い込みが昂じた結果、暴走してとんでもないことになる、という笑いの論理を生かした傑作が『そらのおとしもの』。
『侵略!イカ娘』は、よりマイルドな路線なのでしょうが、突き抜けてほしいのは同じです。
その意味では、早苗妄想はよかった!
触手で締めつけられたりビンタされたりイカスミ顔射ぶっかけられたり
よく考えると何てこともない映像なんですが、早苗ちゃんの妄想力により、めちゃエロくなっております。

「勝手に友だちを家に入れてごめんなさいでゲソー!煮るなり焼くなり好きにすればいいでゲソ!」
大の字になったイカ娘ちゃん、完全無防備状態です。
煮つけたイカ焼きイカ…じゅるりww
「イカ娘カワイイ!喰っちゃいたい!」と虎視眈々と狙っている我らイカちゃんフェチどもの思うツボじゃなイカ?
食欲と性欲は本質を一にするという、心理学上の説もあるほどですからね。イカ娘ちゃん気をつけて!

お下げ眼鏡っ娘の紗倉清美ちゃんがよかったでゲソ。
中の人は、菊池こころさん。女の子とか男の子とか人間以外(笑)とか、芸域の広い声優さんです。
クイーンズブレイドのハチエルも演じてましたね。好きだったな~ハチ。

次回「てるてる坊主じゃなイカ?」ほか

| | コメント (0) | トラックバック (25)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »