みつどもえ第13話(最終話)感想
#13「丸井さんの家庭の日常」
シリーズ後半は、実験的な9話や、みつばひたすら受難の10話、杉崎ママまじヘンタイの11話など、変化球っぽくてしかも意欲的な構成が目立ったみつどもえですが。
この13話は、丸井三姉妹のそれぞれ、矢部っちの受難、そして最後は、遊園地チケットをめぐる、みつばの妹想いとビッグダディの気配りという心温まるエピソードで締めくくってくれました。
初期に還ったような手堅い構成の、いい最終話でした。
38℃の高熱でも、体育の授業のために学校へ行こうとするふたばですが、いつもの健康優良児は何処へやら、不気味三女さんと見紛うほど病んでます。
一方、ひとはは、発熱のせいで、おしとやかで可憐な美少女に変身。
こういうギャップネタは、ギャグマンガのお約束ですね♪
↓こんな感じ
「だいじょうぶですか?お怪我はありませんでした?」
「ど、どうしたんだよおまえ。悪いモンでも食ったのか?」
「いやですわ、私、いつもどおりじゃありませんか。ほほほ」
「……た、大変だ!ひどい熱だ!」
Σ('∀`;)
河川敷の仔猫ちゃんエピソードも、三女さんの隠れた優しさが、際立っていました。
それにしても、マタタビ粉(何で丸井家にこんなのがあるんだ?)で慣らされたふたばが、完全に人猫化?するのが、何とも知れん怖かったですね~。ある意味カワイイけど。
ダディが仔猫を拾ってきてくれてめでたしめでたし。
ところが、ふたばは、つばさキャットのままで元へ戻りませんでしたとさ。怖い怖ーいww
みつばのエピソードは、素直に泣けました。
「や、やっぱりあたしも行きたい!」って言い出せずに、独りぼっちで河沿いの土手を、孤影を曳きながらとぼとぼ歩いていく姿に、思わず落涙しそうに。
(ノд‐。)
衒いのない終わらせ方は、2期が決定しているゆえの、スタッフの余裕かもしれません。
こうなると、いやがうえにも、2期への期待が高まってしまいます。
杉崎ママにもまた活躍してほしいし、宮下や他のキャラにも、もっとスポットを当ててほしい。
カン違いネタが続いて、ちょっと単調に陥った場面もあったので、意欲的な演出実験も織り交ぜつつ、変化をつけてほしい。
注文をいえばキリがないので、これ位にしますね。
スタッフの皆さん、お疲れさま!次も楽しみにしています。
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