今期終了アニメ(6月終了作品)の評価
らじお掲示板やTBや相互でお世話になっている『ゲームやアニメについてぼそぼそ語る人』の管理人、ピッコロさん企画による『今期終了アニメの評価をしてみないか?9』に参加します♪
「鋼の錬金術師」評価
●ストーリー :5
●キャラクター性:5
●画 :5
●演出 :5
●音楽 :5
●総合的な評価 :5
そうです、特別功労賞です。
1期からずっと視聴しているので、評価についていろいろあったのは、もちろん知っています。
ただ、3月期の評価企画で「銀魂」が高得点を叩き出したときから、この次はハガレンに!と心の中で決めていました。
原作の荒川先生の力だろ?と言われれば、返答に窮するのも事実。
でも、それでも、アニメ界の一つの金字塔として、満点を差し上げたいと思います。
本当の意味での、人間賛歌として。
物語の醍醐味を、とことん味わわせてくれた、稀にみる名作として。
ありがとう、鋼の錬金術師。ありがとう、荒川先生…。
★総合点 :30
「化物語」評価
●ストーリー :4
●キャラクター性:5
●画 :5
●演出 :5
●音楽 :5
●総合的な評価 :5
西尾維新と、シャフト(新房)という才能の、幸福な出会い。
実験的作品としても、これだけ成功したものは、ここ最近なかったのでは。
キャラ、作画、音楽、文句なし。総合力でいえば、通年でもベスト作品でしょう。
★総合点 :29
「Angel Beats!」評価
●ストーリー :4
●キャラクター性:5
●画 :5
●演出 :4
●音楽 :5
●総合的な評価 :5
ゲームの分岐に近い物語の紡ぎ方を、アニメ作品として容認できるかどうかが、評価の分水嶺でしょうね。
心の描き方とか、結尾への持って行き方に、分裂や破綻があることは間違いありません。
逆にいえば、作劇としてこれだけ迷走しながら、他の「何か」の要素が七難隠すことにより、結構見られる作品に仕上がっているのが不思議なほどです。
天使ちゃんの魅力?人生賛歌というテーマ性?脚本の狙いであるサプライズ?
特定しづらく、批評しづらいのが、ABの、ひいてはアニメという媒体の特異性なのかもしれません。
話題性が高かったことは事実です。信者もアンチも、百家争鳴よろしく、夢中で語っていたのが印象に残っています。
いろいろ考察もさせてもらいました。感想記事を楽しんで書けたことに感謝。
★総合点 :28
「デュラララ!!」評価
●ストーリー :3
●キャラクター性:5
●画 :5
●演出 :4
●音楽 :4
●総合的な評価 :5
池袋という街を主人公とした群像劇、ということで、人物に着目して視聴しました。
臨也や静雄、セルティという個性を創造したことが、この作品の手柄だと思います。
そしてもちろん、「おっぱいメガネ」の勇名を恣にした、われらが杏里たん最高♪
臨也が仕掛けた「騒擾」が、ヴァルキュリア覚醒に至るほどの巨大なうねりにならなかったのが、唯一、残念です。
★総合点 :26
「WORKING!!」評価
●ストーリー :4
●キャラクター性:5
●画 :4
●演出 :5
●音楽 :4
●総合的な評価 :5
カワイイものフェチ、暴力女、共依存、黒い情報屋etc.
一歩間違えば拒否反応さえ起こりかねない特異なキャラを、巧みな演出や作画で支え切りました。
その手腕を評価します。安定度では他の追随を許さない佳作です。
★総合点 :26
「閃光のナイトレイド」評価
●ストーリー :3
●キャラクター性:4
●画 :3
●演出 :3
●音楽 :5
●総合的な評価 :4
困難な時代設定に挑んだ意欲を評価したいと思います。
歴史と個人、という大テーマを、何とかして表現しようという苦闘っぷりは伝わってきました。
高千穂を、もっと巨大な人格として描いてほしかった。
そうすれば、物語に、もっと説得力や重厚さが加わったでしょう。
★総合点 :22
「B型H系」評価
●ストーリー :3
●キャラクター性:4
●画 :4
●演出 :3
●音楽 :3
●総合的な評価 :3
もっと、はっちゃけるかと思っていたのですが、作画も含めて、意外に端正な(古風ともいう)作品でした。
愛すべき佳品。
★総合点 :20
■ベストキャラクター賞 園原杏里(デュラララ!!)
■ベストOP賞 My Soul.Your Beats!(Angel Beats!)
■ベストED賞 君の知らない物語(化物語)
■ベスト声優賞・男性 神谷浩史(折原臨也、アララギさん、相馬くん、音無)
■ベスト声優賞・女性 花澤香菜(杏里、天使ちゃん、宮野まゆ)
まあでも、ベストキャラ賞は、天使ちゃんのものでしょうね。
ベストED賞にBrave Songも入れたかったのですが、鉄板の「化物語」がいるので、OPに回ってもらいました。
ナイトレイドED「未来へ…」も、捨てがたい佳曲です。
ベスト声優賞は、今期は即決でした。いつもは、結構悩むんですが。
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コメント
こんにちは、ピッコロでございます、大変お世話になっております。
お忙しい中、当ブログの企画に参加して頂き本当に感謝しております。集計に加えさせていただきました。
なお、今回の企画の中間集計結果の発表については、7月30日(金)夜11時から放送ののネットラジオで行う予定でございます、よろしければ聞いてくださいませ。
それでは、どうか今後ともよろしくお願いいたします。
ps ハガレンは本当に漫画史に名を残す名作ですよね。これのアニメ化の最終回をリアルタイムで見られたことは実はとても贅沢なことなのかもしれません
投稿: ピッコロ | 2010年7月30日 (金) 07時44分
ピッコロさん、どうもです!
ラジオの掲示板でいろいろ書いたので、すっかりお返事すませた気になっていました。スミマセン。
評価企画ラジオも掲示板も、すっごく盛り上がりましたね!
今期、確かに話題性のある大作が欲しいところです。掲示板の殷賑のためにもww
大作ではないけれど、「学園黙示録」辺りが話題性あるかな?
投稿: SIGERU | 2010年8月 4日 (水) 21時04分