鋼の錬金術師第49話感想
#49「親子の情」
「マスタング大佐以外は、逝って撃ってよし」
大総統夫人さえも切り捨てるのか。人間軽視の、おとうさまのご意向が、はっきり出てますね。
ショタプライドくん、すっかり人相が悪くなりました。
エンヴィーやグラトニーがいなくなったので、ヒール(悪役)を一手に引き受けてる感じです。
プライドの強さがハンパない。グリードをして『化物』と言わせるほどの、圧倒的な攻撃力です。
プライドは、とても倒せない。
アルの策により、ホーエンハイムが土の牢獄を錬成。約束の日が過ぎるまで、二人っきりで幽閉されることに。
文字どおりカヤの外になったエド兄の、実に無念そうな表情がよかったです。
「そろそろまぜろよ!」って感じで。咲の池田かww
あんまり人間をバカにするから、というアルに、プライドが、珍しくしみじみと語っていました。
車に轢かれそうになった自分を、夫人が身を挺して庇ってくれたこと。その行為に対して、不思議な気持ちになったこと。
自分には父親はいるが、母親はいないこと。
あれ(ブラッドレイ夫人)との生活も悪くなかった…。
傲慢のプライドが、ふっと心の中を吐露したこれらの台詞は、見逃せません。
というのも、ハガレンにおいては、ホムンクルスたちと人間たちとが、対極の存在として描かれているからです。
強大な意志と力の象徴が、ホムンクルスだとすれば。
一人一人は弱い存在、それが人間。でも、心を一つにして団結し、力を結集するなら…。
それこそが、ハガレンの根本テーマの一つだと考えています。
これに関して、大好きだったある台詞を想起しました。
『赤ずきんチャチャ』だったと思います。
圧倒的な力を誇る大魔王に、ヒロインのチャチャが叫ぶ場面。
「あなたは、可哀そうなひとだ!どんなに力を集めても、あなたは永遠に孤独だ!」
権力者は、権力を握った瞬間に、世界でいちばん孤独な存在になるのかもしれない…。
プライドが、人間側に加担する姿は、とても想像できません。
しかし、人間界で生活しているうちに、人ならぬホムンクルスにも、人間を理解しようとする衝動が芽生えるのではないか。
もともと人間だったラース(ブラッドレイ)はもちろん、プライドも、夫人に対してある感情を抱き始めているのではないか。
人間をただ蔑視するだけのおとうさまとの違いが、何かを生み出すような気がするのです。
そんな、ひとすじの光のようなものを、最後に見てみたい、と思っています。
次回「セントラル動乱」
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投稿: elgin 時計 ロレックス | 2022年8月31日 (水) 09時54分