ソ・ラ・ノ・ヲ・ト第10話感想
#10「旅立チ・初雪ノ頃」
愛した若さまと息子とを、50年待ち続けるジャコットさん。
前半の主役は彼女でした。
正直、Aパートはノレませんでした。
動きが少ないし、台詞回しにはキレがなく、作画さえもちょっち微妙、ということで。
そらのおとしものとか、はしゃぎまくるアニメには採点が甘くなるくせに、今回のソラヲトみたく、静謐な描写と台詞回しで情感を高めていくタイプのお話には、結構辛口になってしまう自分。
たぶん、映画好きなせいなんでしょうね。こういう手法のものなら、いわゆる名作映画には、いくらでも成功例があるので。
ずっと感じてたんだけど、ソラヲトには、過去の名作映画の手法が、随所に引用されていますね。
だから、つい比べてみたくなるのかも。
雪の降り積む夜、50年待ち続けたジャコットさんを訪れた、恋人(もしくは息子)の幻影。
酒場のマダムだったころの、若くて美しい姿で、飛び出していくジャコットさん。そして熱い抱擁。
翌朝、雪原には、愛する者をどこまでも追っていった、彼女の足跡だけが点々と消え残って…。
この瞬間、私のなかで、魂が震えました!
ぎゅっと凝縮された演出一つで、それまでの緩さが、一気に逆転するという快感に酔いしれたのです。
これだから、やめられないんだよねソラヲト…。
物語自体も、大きく動きました!
ちらちらと見え隠れしていた、リオとイリア皇女との深い絆が、ようやく明確になったのです。
リオは、行き止まりの街から、行き止まりの人生から、旅立つ決心をしました。
砦を発って戦場へ赴くリオ先輩と、先輩を慕うカナタ。
古き良きころの西部劇を見ているような錯覚にとらわれました。
リオが向かったのは、恐らく、ローマ軍が迫ってきているという東の国境。硝煙のにおいに充ちた最前線です。
休戦協定が不調ないま、彼女にできることは、なすべきことは…。
イリアとリオの生きざまが、しっかりと重なった瞬間です。
ソラヲトは、どういう結末を迎えるのでしょうか。
走れメロスじゃないけど、ハラハラさせておいて、最後の最後でリオ先輩の帰還とか?
お願いだから、アメリカ映画『西部戦線異常なし』みたいなウツなEDだけはカンベンです。
リオを先頭にして、戦死したカナタたちの幻影が行進していくなんて場面だけは見たくないww
次回「来訪者・燃ユル雪原」
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クレハはトランペットが上手になりましたね。
リオとクレハは互いにトランペットを吹くきっかけになった人物がイリア皇女だと知ることになるが、イリアの腹違いの妹であるリオは国の為に部隊を離れる事に。別れる前に二人で演奏した「アメージング・グレース」は二人の不思議な縁に存分にマッチしていて、それプラス今回の物語に登場していた頑固なお婆さんの人生とも重なって、刹那感を出していて、改めて良い曲だなーっと感じました。... [続きを読む]
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季節はもうすぐ冬----------------。燃やしたいものがあると、たき火をするリオ。手紙を焼くついでに、焼き芋を作ったようです(^^)今日もタケミカヅチを修理するノエル。かなり形が見えてきたようで「しあわせ♪」って(^^)一方、カナタはどうにも「イリヤ皇女殿下...... [続きを読む]
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今回のサブタイでリオが小隊を去ることになるのは読めてたけど、
「去る決意」をして終わるんだと思ってたので、ほんとにいなくなっちゃうとは予想外。
冬の時期の話は結構シビアだったりするので最終話まではシリアスな話が続くかも。
最終話は再び春がきて…リオが隊に戻って... [続きを読む]
受信: 2010年3月10日 (水) 10時07分
» [アニメ]ソ・ラ・ノ・ヲ・ト #10 [Vanishing Point-バニシング・ポイント-]
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受信: 2010年3月10日 (水) 21時38分
» ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第十話「旅立チ・初雪ノ頃」 [ボヘミアンな京都住まい]
あっという間に第10話、話数が2桁に到達しましたね。気に入ってるアニメで終わりが近くなると、どういう結末になるかを待ちわびるとともに終わることへの淋しさも感じたりします。
さて、季節は秋も終わり冬を迎える頃かしら?カナタが赴任してきて半年。楽器もけっこう上達してきましたが、その音を遠くで聴いて
「ようやく耳栓がいらないくらいにはなったかねぇ」
と何気にキツい感想を呟く1人の老婆・・・。... [続きを読む]
受信: 2010年3月13日 (土) 12時53分
» ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 10話『旅立チ・初雪ノ頃』 [本隆侍照久の館]
焚き火。
焼き芋がおいしそうだ。 [続きを読む]
受信: 2010年3月13日 (土) 18時59分
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カナタが砦に来てから半年。
季節はもう晩秋。
焚き火と焼き芋が恋しい季節。
ここへ来てようやく敵対国が明らかになった。
敵対国は神聖ローマ。
そして、そのローマ軍に動きがあったそうです。
それはリオが判断を先延ばしにしていることと関連があるのだろうか?
ちょっと気になります。
それにローマの王様にはすでに御后様が二人いて、それでもまだ嫁が欲しいって流石にそれは…。でも、時代的にはどうなんだろう?そういうのがアリな世界なのか、それとも現代的にダメなのか?まぁ、クレハちゃんの反応をみればダメっぽいのは... [続きを読む]
受信: 2010年3月13日 (土) 21時37分
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