ダンスインザヴァンパイアバンド第5話感想
#5「シャドウ オブ ヴァンパイア」
数学は天才的なミナですが、お料理は経験がなく、人間のような味覚もないため自爆。
壮絶タマゴ割りとか、ボロボロの玉子焼きと肉じゃがをそっと差し出す場面は、微笑ましかった。
ミナと溝口総理との駆け引きも面白かったし、すぐ解散総選挙に持っていこうとする総理の無責任さも、日本の現状そのまんまで、思わず苦笑。
このように、各エピソードはいいのですが、物語の求心力というか接着の仕方がいまいち、という印象が残りました。
生徒会長を拉致したのはヴァンパイアたちの仕業。副会長がボスのようです。
同じ連中がアキラを襲ったのですが、アキラが抵抗できないうちに、助っ人の美刃に蹴散らされる。
アクションが不完全燃焼のまま中断。
そのまま、制服がびしょ濡れの由紀との超あやしいシーンになりかけて、また中断。
んー…。
何だか、もどかしい…。
ダークな映像に、とつぜん化物語っぽいカットが挿入されると、妙に違和感があったり。
まあ、慣れの問題かもしれませんけど。
期待の作品なだけに、必要以上に辛口になっているのかもしれません。
首相の孫を誘拐、というテロ手段に訴えたミナ。信じていいんだよな?と不安げに呟くアキラ。
同じ人外でありながら、立場や思想は対極に位置している二人の悲恋の行く末は?
ロミオとジュリエットめいた悲劇の予感も立ち込めてきました。
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