ささめきこと第9話感想
#9「ひまわりの君」
百合女(ゆりじょ)、蒼井あずさの栄光と苦悩がひしひし伝わってきました。
そんな大げさなもんじゃないか。(ノ∀`)
同人誌に妥協しない彼女。反発した友人たちが去っていき、夏休みはいつも独りぼっち。
でも、純香を織野先生ファンの同行の士と誤解して、この夏はテンション上がりまくりです。
凡百のやからは自堕落な夏を過ごすがよい、このあたしは――
自堕落な百合三昧ということでww
結局、思い込みの激しいあずさの咲走り(笑)に、優しい純香たちが付き合ってあげたというお話でした。
純香が本気じゃなかったと知って、部屋で号泣する姿に、私も思わずほろりとはしたのですが。
でも、あずさの独りよがりには変わりないんですよね…。
ここでも『はみだしっ子』の名台詞を思い出してしまいました。
学園の女先生が、どんなに一所懸命やっても生徒たちの心を救えない自分に絶望して叫ぶ言葉です。
「子どもってキライよ!傷つくことだけ一人前で!」
オリジナル創作小説を書き上げたあずさは、崇拝する織野先生の後を追って、作家への道を歩き始めました。のかな?
良家のお嬢さまと酒店の娘との熱い恋wwまんまですがなwww
軽井沢が舞台みたいですが、内容は…まあ大体想像つきますね。
二次小説と創作との大きな違いは、読んでもらえるかどうかです。
二次なら、オリジナル作品のファンが取り合えず眼を向けてくれます。でも、創作の場合、一見さんのお客を惹きつけるだけのアピール力をイチから構築しなければなりません。
大変ですが、やりがいもある。文章力を自負している者なら、一度はやってみたいチャレンジだと思います。
ただのコピー誌から、オトナの階段昇っちゃうぞ?って、いよいよ印刷誌デビューですか?初版は50ページ100部から?
(;´Д`)
純香と、同人誌作ったり一晩語り合ったりフェスに出たり、海やら山やらダンスやら。あずさの、果てしない暴走です。
妄想は、純香の専売特許じゃなかったんですね。
その純香の、風間のぴっちぴち水着妄想が激エロでした。肌にぴったり吸いつく感じがそそります。
ちょっと余談です。
あずさちゃんは、酒店あおいの一人娘。
薄暗い店内で、店番をしています。一升瓶がずらりと並んでいますね。日本酒の品揃え豊富な本格酒店とお見受けしました。
何でこんなに暗いの?お客さんが入りにくいでしょ?と思ったそこのアナタ。
この薄暗さが、日本酒の保存にイイんですよ。醸造酒は、直射日光に弱いのです。
こういう店が良心的なんだ、って美味しんぼの山岡さんも言ってました。
注目する部分がズレてますな我ながらww
ヒドイことしたって思うなら、取り返せばいい。
いつもはアレな蓮賀女史ですが、2コ上の18歳だけあって、判断は的確です。
あずさ復活!8月7日のゆりフェスに向けて、思いっきり盛り上がっております。性地聖地有明が、百合色に染まるのか?
「8月7日!?」
純香が慌てています。合宿とかぶったみたいですね。
純香と風間の微妙な関係が、いよいよ佳境に入ってきました。
あずさちゃん家に集合した女子部メンバーズ。その輪の中に何故か入らず、風間は寂しそうに去っていきます。
いつも自分の傍にいてくれた純香が、他の女の子と仲良くしている。
ただの喪失感?それとも、ライバルあずさの出現で、心の底のひそかな感情がざわめき始めたのでしょうか?
次回「ハプニング・イン・サマー」
合宿と水着。恒例のテコ入れ回ということで。
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