とある科学の超電磁砲第11話感想
#11「木山せんせい」
いや~燃えましたね。
レベルアッパー編、序破急の構成でいえば破に当たる今回、すばらしいスキルを見せてくれました。
Aパートは、無双のマルチスキル木山せんせい大暴れ。
Bパートは、附属小学部金○先生って感じの、教師と生徒の心の交流に感動。
ハードとソフトのバランスが良かったと思います。
木山とアンチスキルとの交戦。
1万人の脳を統率する女史が、能力を使うことは予想できましたが、まさかここまでとは…。
まさに技のデパート、能力のユニクロ状態です。何言ってるのか分りませんねww
黒子の驚きも、もっともです。
「今の木山は、実現不可能と言われたまぼろしの存在――」
スーパーサイヤ人だったのか!
Σ('∀`;)
美琴も、レベル5の実力を発揮し、いろいろ応用技を繰り出して頑張っていました。
でも、無敵状態の木山は、グラビトンやらテレポートやら、手がつけられません。
もはや上条でも呼んでこないとムリかと思ったら、頭脳戦で相手の隙をつき、ゼロ距離からの電撃でフィニッシュ!
こういう緩急を心得たバトルが見たかった。昂揚します。言っちゃ悪いけど、黒神辺りとは雲泥です。
Bパートの演出が、またいいんですよ。やんちゃで可愛い生徒たちとの交流と、木山の心情の変化が、くっきりと描かれていました。
「子どもは嫌いだ」
「騒がしいし」
「失礼だし」
「悪戯するし」
「論理的じゃないし」
木山のモノローグとともに、子どもたちとの交流映像が、リフレインされます。
ほぼ同一の映像を繰り返しつつ、要所に、絆理ちゃんとのエピソードを挿入することで、別の意味を持たせていく。映画でいうと、モンタージュ手法ですね。移り変わっていく木山の気持ちを、巧みに演出していました。
「子どもは…」
最後に呟いたときの木山の心は、温かいもので満たされていたはず。
だからこそ、直後の悲劇が、より強く心に迫ってくるんですね。
表向きは、AIM拡散力場の制御実験。しかし。
「実際は、暴走能力の法則解析のための誘爆実験だ」
チャイルド・エラーの子どもたちを利用した人体実験だったのです。
進歩の美名の下に犯される組織的犯罪と、それをあばこうとする個人。
王道のシチュエーションですね。平凡な演出だったら、またか感を視聴者に抱かせたはず。
ところが、演出がうまいと、ここまで引き立つのです。他のアニメも、ぜひ見本にしてほしいですね。
特にキディ○ーランドとかwww
木原教授がヤな味をうまく出してました。
科学の進歩に事故はつきものだ、って、あの邪悪な表情がイケてますww
研究所の正式名称は、先進教育局小児用能力教材開発所。
このもっともらしさがたまらなくイヤ。('A`|||)
ガンスリンガーガールたちが所属していたのが福祉公社ってのと同じです。官僚組織の偽善を感じます。
能力の過使用によりバーストした木山から、胎児発生?
2001年宇宙の旅のスター・チャイルドならぬAIMチャイルド誕生?
木原教授(高岡瓶々)
枝先絆理(佐藤聡美)律ちゃん再びwww
次回「AIMバースト」
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