WHITE ALBUM第24話感想
#24「夜は何もしてくれないよ。色あせるのは太陽のせいだし」
英ちゃんが、絵画絡みの詐欺・脱税容疑。
神崎社長は、めのうの暴露スキャンダルの渦中に。
まさか、事件がデュアルで来るとは思いませんでした。一気にカタをつけようという狙いなのか。
それよりも、冬弥の方を一気にカタつけるべきだと思うのですが。
(ノ∀`)
制作部長の資金持ち逃げは狂言。でも、脱税の方は本当なんでしょうね。当局が捜査に乗り出してるし。
WAという物語の横糸、音楽界の内幕を抉る的な路線は、ほぼ終結に。
残るは縦糸、冬弥と由綺の物語です。
男と女が、数々の困難を乗り越えて結ばれるのなら分るんですよ。恋愛ものの王道ですからね。
確かに、数々の困難がありました。ただし、全ては冬弥のせいということでww
このまま、伏線何もかも放り出して最終的に由綺とめでたしだと、思いっきりモヤモヤが残りそう。
由綺が、冬弥と同じ浮気者だったら、まだよかったんですよ。
ところが、何故だか冬弥一途。かといって、スクイズの言葉さまみたいにヤンデレてもくれません。
由綺がぜんぶ我慢してしまうから、見ている我々もストレス溜るんですよね。
結果、冬弥許すまじの機運が盛り上がりっぱなし。
冬弥には、何か対価を払ってもらわないと納得できませんね。
(▼_▼メ)
由綺も、割り切って遊んでくれたらいいと思います。
フランスの作家、モーパッサンの短篇『軽はずみ』みたいに。こんなお話です。
レストランでディナー中の若い貴族夫婦。ふとした事から夫の女遊びを知った妻が、腹立ちのあまり、関係した女たちのことをあれこれ問い質します。
「そんなにたくさんの女と?何がおもしろいの?女たちの何が違うのよ?」
「何がって――。顔とか、体とか、しぐさとか、そういうものがさ」
「体も?」
「体もさ」
艶めいた話を聞いているうちに、お酒の酔いも手伝って、妻の顔は上気してきます。
ラスト、妻がうっとりと呟く一言で、あざやかな幕切れ。
「そうよ…。男だって、きっとおもしろいに違いないわ!」
これって、日本で言えば明治時代の小説ですよ?当時の人の方がよっぽど自由奔放だったことが窺えます。
由綺って、つくづく古風な女神なんですよね…。
理奈ちゃんが、青汁にむせた?Σ('∀`;)
じゃなくて、飲み物に何か混入されたらしい。
元マネジャーの警備員がガタガタ震えながら覗いていましたが、彼には動機がありません。
めのうの代りに音楽祭に出場するのを妬んだ誰かの仕業でしょうか。
まさかして、ナツコとか?
理奈が喉を痛めて再起不能とかになったら、冬弥と理奈というオチもあり得ます。
「ごめん、由綺。俺、理奈ちゃんを見捨てられない…」
('A`|||)
次回「他人が悪い。自分は悪くない。他人だけが悪い。自分だけが――」
これって冬弥の台詞ですか?めのうに責任を押しつけるつもりなのか?
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