DARKER THAN BLACK第7話感想
#7「風花に人形は唄う…」
今さらですが、完成度の高いアニメを見ると、何だか昂揚してきますね。
作画も切れがよく、人物とアクションの扱い方はもっと切れがいい。
冷え冷えとした北海道の空気の中で繰り広げられる、追う者と追われる者との緊迫した活劇。
ヘイたちに、ほんのひととき関わった便利屋の女(中の人なばちゃん)と、契約者イリヤ(ゆうじ)。
本当に、あっという間に退場ですね。さすがはDTB、人物の処理がハンパなく非情です。いい意味で。
レプニーンにすら厭われている『有能な』契約者イリヤが、スオウたちを追ってきました。
契約者になる前は愉しみながら女を殺していた、と平然と語っています。サイコキラーだったのでしょうか。確かに変質者っぽい。
その片鱗が残っているのが、彼の対価です。
きゃ~外人~♪となついてくる道産子ギャルたちに、手足や首に×印を描き殴った猟奇的デッサンを見せつけていました。
快楽的な殺意を覚えた女のデッサンをするのが、対価なのでしょう。
便利屋を能力で殺害した後、デッサンしていたのはスオウの惨殺死体だったのでしょうね。
こういうキャラ見ると、HUNTER×HUNTERのボマーとか思い出します。冨樫って、ああいう変質者描くの上手いんですよね…。(遠い目)
ジュライと、その観測霊が活躍した回でした。ショタのドールは需要が多いのだそうです。
(ノ∀`)
ドールゆえに感情を喪失しているかに見えるジュライと、何とかして心を通わせようとするスオウ。
契約者である彼女は、徐々に合理的思考に囚われ始めています。
便利屋の女に、執拗にガラスの破片を突き立てたのも、その現れです。
丹頂鶴にさえ、射撃をためらっていたスオウだったのに…。
人間から契約者に変化していく彼女の唯一の拠り所が、心なのでしょう。
そして、契約者でありながら心を失わなかったヘイに惹かれるのも、自然なことなのかも。
心のかけらは残っているんだ、ドールにも契約者にも。
その台詞のバックで、無表情に窓外を眺めるターニャが映し出されたのは暗示的でした。
ターニャは、最後までスオウたちに関わってくる気がします。
パブリチェンコ博士(記憶を移植されたドール?)と、シオンは生きていました。
水族館での会話から、ハンティングの待ち伏せに向かう模様。獲物はスオウたちか?
思ったのですが、ヘイはもうインのお手つきということでスオウには我慢してもらって、スオウ×ジュライってのはどうでしょうか?
結構フラグ立ちしてるし、悪くないと思うのですが。
あ、でもシオンが黙っていないだろうな。きっとシスコンだしww
ネエサンハボクノモノダとか言って、ジュライを殺しちゃいそうで怖い…。
イリヤ・ソコロフ(うえだゆうじ)
便利屋(生天目仁美)
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