CANAAN第9話感想
#9「過去花」
ユンユンの光と影。
シルクロード饅頭を売り歩くおもしろい彼女は、仮の姿でした。
最後の死に場所を求めて、故郷の村に帰ってきたのです。
蛇から逃げ出した以上、薬を手に入れる手段はない。
しかも、薬はそれぞれの症状に応じたオンリーワン。代替は効かないというのです。
ユンユンって、キャラが立っていて好きだなあ。とまっちゃん(戸松遥さん)の他人のふり演技もかなり笑えたし。
サンタナは、バージニア州ラングレー(CIA)の人でした。
蛇は、ウーアウイルスに関して、CIAと組んでいた。
なるほど、アルファルドと副大統領が親密なのも納得です。恐らく、副大統領はそっち系の出身。
ユンユンやハッコーの村は、壮大な実験場だった。
CIAは、人為的にウーアウイルスを散布し、抗ウイルス剤の効果をテスト。
結果、何らかの能力を得たものがボナー、ボナーにすらなれなかった者が日陰の花、アンブルーム。
時系列的に、蛇による渋谷のウイルステロが先でしょうね。
その際、カナンという共感覚の使い手が誕生した。
(もしかして)大沢マリアも、抗ウイルス剤を投与されたときに、何らかの能力を得たのかも知れません。
明確な成果がなければ、CIAや蛇は、わざわざ中近東の村を使った実験に踏み込むことはなかったでしょうから。
そして、夏目のNGOは、真実を暴くという名目の下に蛇やCIAを恐喝しようとしている非合法な存在。
いろいろ判明した事実もあったのですが、またまた謎も増えました。
アルファルドが、カナンを『絶望』と呼んだこと。
アルファルドの色が、うすい茶色、シャムと同じ色と、カナンが呟いたこと。
シャムは、カナンにとって光だった。その彼とアルファルドが同じ色をしている?
カナンは二人は要らない、とも。やはり、カナンとは、何かのステータスを表すシンボルらしい。
カナンは、共感覚を取り戻したようです。ラストステージに向けて、最高の盛り上がりですね。
最後の舞台はファクトリー。
リャン・チーは、カナンを殺そうとして、かえってアルファルド姉さまのアタックを受けてしまいました。
「お待ちしてます姉さまああ!愛の花咲く我らが庭、フラワーガーデンでえええ!!!」
愛の花咲くって…。青い花っすか?
(ノ∀`)
理恵さんの絶叫演技が相変わらず冴えてます♪舞-乙HiME以来だなあ、この共感覚は。
カミングスが、身を挺して愛するリャンを守ろうとしたのは男前でした。その後がマヌケでしたけどww
アルファルドは、彼らが身を以って示した『だってだって愛なんだろ?』に興味を持ったようです。
共感覚を一時的に失ったことで人間らしい弱さを見せたカナン。
アルファルド一人が、相変わらず超越者です。底が知れないという意味で。
大沢マリアもそうなんだよね…。最後の謎という気がしてならないのですが。
次回「想執」
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