鋼の錬金術師第20話感想
#20「墓前の父」
アクションこそなかったけど、かなり重要な回だったと思います。
ホーエンハイム、Aパートだけの登場でしたが、異様に存在感ありましたね。
父親の威厳でしょうか、再会していきなり、エドの弱点をズバリ指摘。
「俺の家、何で焼いてしまったんだ?」
「おれたちの覚悟を示すために」
「違うな。見たくなかった、しでかしたことの痕跡を隠したかった。寝小便した子どもが、シーツを隠すのと同じだ。逃げたな?エドワード」
Σ(゚Д゚;
鋭いっすねおやっさん、さすが年の功!っつか俺の若いころにそっくりって?
ピナコと一杯やりながら、さらに重要な発言をします。
「息子たちが錬成したのは、本当にトリシャだったのか?たとえば、瞳の色、髪の色」
もし違うとすれば、エドたちは母でもないもののために体を失ったことに…。
戸の陰で、ショックを受けているエド。
去るときも、捨て台詞というか、説明なっしんぐで重要な警告を。
「じき、ひどいことがこの国で起こる。他の国へ逃げとけ。――忠告はしたぞ。残念だよ、もうおまえのメシが食えなくなるなんて」
やたらVIPな情報を垂れ流したまま、再びホーエンハイムはぶらり錬金術の旅に出てしまいました。完全にいいとこ取りです。
フーテンの寅さんみたいなお父さんですね。
(ノ∀`)
困ってしまうのは、残された人たちです。
まず、エドは、自分が錬成したものの正体を知らなくてはなりません。疑惑を解かないと、前に進めないからです。
吐きながらも墓を暴きます。壮絶です。
母さんの髪は栗色、でも出てきたのは黒髪だった!
「あれは絶望の象徴だった。だが今は、希望につながる。アルは、元に戻れる!」
エドの言ってる意味が分らず、『なして?』と思ってしまったのですが、どうやらこういう事のようです。
試みた人体錬成は失敗。等価交換の法則により、母の体と引き換えに、アルの体は永久に消え去ったと思い込んでいた。
ところが、出現していたのは母ではない、何か別のもの。すなわち、等価交換の法則は、まだ適用されていない。
アルの体は、まだ真理の向こう側にある。
だから、正確に言えば、『元に戻れる』というより『元に戻れる可能性が充分ある』ということなんですね。
母を錬成し、再び殺したと思い込んでいた罪悪感から解放されたエド。
ホーエンハイムの言葉が大きなヒントになったのです。さりげなくいい仕事してますねエルリック父ちゃん。
(ノ∀`)
あのとき、母と思い込んでいた存在に入り込んでいたのは、真理の向こうから呼び戻したと思い込んでいた母の魂ではなかった。体を離れたアルの魂だった。
ならば、真理の向こう側からアルの魂を引っ張り出したように、体も取り戻せる?
Bパート、いきなりギャグが飛んできました!
「なんじゃこりゃあ!」
アルが、あっちこっち欠けております。しかも、リン・ヤオとランファンが、平気でうまそうなメシ食ってるし。
…まあ、この程度のおちゃらけは許しましょう。
二人で運命に立ち向かっていく覚悟を決めたエルリック兄弟BANZAI!
イズミから電話が。やはり、錬成した子どもはカーティス夫妻の息子ではなかった。
「何か、つかんだんだな?」
「はい。アルの体を取り戻せる確信と、死んだ人間を甦らせることは不可能」
「そうか、何かが足りなかったのではなく、そもそも出来ないことか。…ありがとう」
イズミもほっとしています。エドの場合と同じく、人体錬成の失敗によって大事な人を殺したのではなかったからです。
「救われた気がする。あたしはあの子を、二度殺してはいなかった」
よかったですう♪
エドもイズミも、積年の苦悩から救われたんですね!
…それにしてもホーエンハイムさんよ。知ってたんだったら、さっさと教えろって####
ヴァン・ホーエンハイム(石塚運昇)
トリシャ・エルリック(鷹森淑乃)
次回「愚者の前進」
戦いの火蓋は、自ら切って落とせ!
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