涼宮ハルヒの憂鬱第19話感想(続)
#19「エンドレスエイト(完結乙!)」
エンドレスエイトが終った。
世界がいろいろ変わったかもしれない。でも、変わらないものもある。
あると信じたい。
エンドレスエイトは8回。死屍累々。厳しい戦いだった。
脱落した同志も多かったろう。志半ばで挫折した戦士たちもいただろう。
そんな無名戦士たちの屍の上に、この「おめでとう」はあった。
ここに集う我々は、生き残った戦士。
達成感すらない、この泥沼なヴェトナムやアフガン。
キョンの課題オチかよ?という余りにも予定調和な結末にすら耐えて、生を取り留めた。
このエンドレスエイトな戦いに勝利者がいるとすれば?
それは視聴者だ。
それしかない。
それしかないじゃないか。
そうだ。
いくら角川や京アニがニヤニヤしようが、変わらないものがある。認められないものがある。
我々は、角川&京アニの舞台の上でエンドレスに踊らされたかもしれない。
そうだ、故忌野清志郎が「踊らされるなよ!」と叫んだように。
今思い出す。島本和彦「炎の転校生」の最終回を。
理屈は要らない。角川も京アニも関係ない。
俺たちは勝つ。俺たちは勝つんだ。
「そして 滝沢は 勝った!!」
Yes! We Can!
「そして 視聴者は 勝った!!」
(ノ∀`)
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