ファントム第3話感想
#3「実践」
初めて人を殺したツヴァイ。茫然と呟きます。
「どうして?夢のはずだろ?こんなのは…」
「言ったでしょ、長い夢になるって。これは夢の続き、あなたが死ぬか正気を失うまで決して覚めない夢…。終わらせたい?あなた次第よ。あなたの目もあなたの耳もあなたの心も捨てなさい、そしてただのツヴァイになりなさい。そうすれば何も怖くない、悲しくない、楽になれる…」
クロウディアが、ツヴァイのパスポートを見つめています。
AZUMA REIJI
ツヴァイの本名がいきなり判明しました。
もう使われることはないのでしょうけど。
いきなり銃を撃ちまくる美しい少女?
クロウディアがノワール(・∀・)だった頃の回想映像かとカン違いしたのですが、ロメオという名の少年らしいです。
感慨に耽っている背後に、リジィさりげなく登場。
「あたしがいない間、アンタがいい子にしてるように釘を刺しとこうと思ってさ」
いきなり、妖しい発言ですよ?この二人もプリキュア百合百合なのかもしれません。
インフェルノと深い関わりのあるウォレス大尉が、FBIにマークされた。
もう邪魔者でしかない彼が、ツヴァイの最初のターゲットに。
現役軍人の彼は、戦闘や殺人の経験値だけいえばツヴァイより上。
予想どおり、経験を生かしてツヴァイを攪乱しようとします。
アインの教えが脳裡をよぎります。ひとつ嘘をつくものは、三十の嘘を隠している。
ゴキブリ理論ですか?(ノ∀`)
ウォレスの頭を撃ち抜き、放心状態のツヴァイ。
「どうしてほしい?私に」
「…終わらせてくれ、全てを」
BANG!
銃声が響き渡ります。
アインの空砲でした。
「あなたはもう、あなたでなくなった。立ちなさい、ツヴァイ。試験は合格、これであなたはインフェルノの一員よ」
起き上がったツヴァイの瞳から、光が消えました。暗殺者の誕生です。
次回「暗殺」
この霧香ファントムはよく脱ぎますね。立派なモノも持ってらっしゃるし。
サイスおじさんの変態な愛撫にも、びくともしません。
前回でナルちゃんなHENTAIっぷりでおヌード頂戴だったレイモンドさんですが、今回は普通に幹部してました。
次回に期待です。
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コメント
とてもSEALs現役隊員とは思えぬウォレス大尉の三下悪役ぶりに笑いました。プロの兵士が相手を殺すときに能書きを垂れるな(笑)。
アインは原作のエロゲーでは、こういうシチュエーションのときに××しまくるんだろうなー。うらやま……いえなんでもありません(^^;)
サイスマスターをはじめ、インフェルノ幹部連中は、ソルダに比べて、物事を「趣味」でやっているような気がしてなりません(^^;) たかが暗殺者一人を実戦投入するだけのことに、わざわざ最高指導者が見に来るなよ、というかなんというか。
でもアインより霧香ちゃんのほうがかわいいと思うぞ。
>本格ミステリ
「清川」じゃなくて「清里高原殺人別荘」でした。タイトルに敬遠しないでぜひ読んでみてください。本格ファンなら(もちろんそうでなくても)だれでも驚いて胃がでんぐり返るような大技トリックが炸裂します。
続いて「葉山宝石館の惨劇」も読みましたが、こちらも緻密に作りこんだ素晴らしい作品であります。これと連作短編集「殺人者は道化師」の3冊で完全に梶ファンになってしまいましたねわたしは(笑)。
ダマされたと思ってぜひご一読を。
投稿: ポール・ブリッツ | 2009年4月19日 (日) 16時53分
ポール・ブリッツさん、ようこそ!
>ソルダに比べて、物事を「趣味」でやっているような気がしてなりません(^^;)
ヨーロッパ千年の闇と、ロス辺りで縄張り争いやってるチープな愚連隊さんとの差、ということなんでしょうね。
>アインより霧香ちゃんのほうがかわいいと思うぞ
暗殺術も格段ですよね。能力や経験、全てに霧香の勝ちです。
唯一負けてるアインのムネにさえひるまなければ…。(笑)
投稿: SIGERU | 2009年4月20日 (月) 23時44分