#23「日暮れ坂」
水原文男(阪口大助)お坊ちゃまくん
松田友秀(間島淳司)元球児のいじめっ子
松田涼美(あおきさやか)牛娘!?
阪口大助サンでしたか。
いや~彰@WHITE ALBUMというかウッソ・エヴィン@Vガンダムということで。
被害者声がよく似合ってます♪さすがです。
優等生だが気の弱いお坊ちゃまくんの水原文男は、松田友秀ら三人組のいじめに遭っています。
特に、リーダー格の友秀は、憎しみを隠そうとしません。
「俺たちから逃げられると思うなよ。卒業しようが他の町に行こうが関係ねえ。俺はお前を逃がさねえ。絶対に、逃がさねえからな!」
どうしてボクなんだよ!?ベッドで泣く文男は、早くも地獄通信にアクセス。
夕暮れの里で、あいちゃんとご対面です。
さっそく糸を解こうとしますが、人を呪わば穴二つ、あなたの魂も地獄に落ちると宣言されて、必死で抗弁してますよ?
「なんでボクまで地獄に落ちなきゃいけないんだよ。悪いのはあいつじゃないか。ボクは何もしてないのに。人を呪わば穴二つ?意味わかんないよ。どうしてボクばっかりこんな目にあうんだ!」
静かに諭すお嬢。
「本当に、あなたは誰も傷つけていないの?」
ゆずきにも、似たことを言ってましたね…。
貧しい平屋に帰った友秀。ちょこちょこ起きてきたのは、牛娘?
友秀の幼い妹、涼美ちゃんのコスプレでした♪
母親や兄のために、サンドイッチを拵えてあげる健気な妹と、優しい兄との会話。ここは、なごむところです。
父親がいなくて、母親が働いている。だから、家事一切を自分がやると言う涼美。
大好きな兄に、高校で野球をがんばってほしいというのです。
友秀は、かつて野球の強い学校を目指していた。それが徳栄学園。文男が、楽々と推薦で受かった学校です。
妹の心遣いが充分分った上で、俺は働く方が性に合ってんだよと強がる友秀。兄妹の情愛が伝わってくるやり取りですね。
「兄ちゃん、父さんどんな人だった?優しい人だった?」
「あ、ああ」
「どうして、涼美たちをおいて、どこかへ行っちゃったんだろうね」
何かを隠そうとする友秀。それは胸の…。
父親を流したのか…。('A`|||)
受験が終って、ゆずきたちが集まったファミレスで。
三藁たちがバイトしてます。学校の先生やりながら、いろいろ大変ですね。つか、ゆずき以外にはホントに気づかれないんですね。
骨女が、不思議がってます。
「お嬢が、新しい地獄少女を育てると思う?」
きくり乱入。
「負けないからな!あいの次はきくりなんだからな!」
いや地獄少女ライバル宣言なんかされても。(ノ∀`)
友秀は、文男から取り上げたカメラを返しに来ました。もともと中学球児の彼、悪い子じゃないのです。
文男は、お祝いの食事に出かけるところでした。
何を食べたいの?と母親。
「わかんない。ママ決めてよ」
(こいつは…)t)`Д°)・;'
父親に、高校で何をしたいのか聞かれると。
「別に、高校なんて大学のつなぎだし」
立ち聞きしていた友秀の表情が怒りに歪みました。
再び、友秀ら三人組に囲まれた文男。
「これ、あげるから…」
高価な腕時計を差し出し、許しを乞います。その卑屈な態度は、友秀をさらに激昂させて。
鉄パイプを拾って、殴りかかりましたよ!?
「なぜ、なぜボクをいじめるのさ」
「自分の胸に聞いてみな!」
「わかんない、わかんないよ!何か悪いことした?」
「うるせえ!!」
文男の手に藁人形が握られた!
「なぜいじめるの?ボクが憎いの?ボクもキミが憎い!」
「そうか。お前もか。お前もそうか」
にやりと笑う友秀。こいつも、自分と同じだ。父親を流した自分と。
「面白れえ。いいぜ、やれよ。地獄へ流せよ。それで気がすむんだったら、いくらでも流されてやるぜ。さあ、流せよ。流せ!」
怯えた文男は、ためらいます。
「そんな度胸もねえくせに!」
鉄パイプ片手に迫る友秀。
「だが、覚えとけ。俺を流したって、てめえの人生は何も変わりゃしねえんだ。幸せになんてなれねえのさ。絶対にな!!」
襲いかかった瞬間、糸が解かれて友秀消滅。
へたり込む文男。その胸には刻印が。逃げ出す仲間たち。
コント抜きの地獄流しです。友秀が、妹に詫びています。
「ごめんな、涼美…」
教室では、パニックが始まりかけています。友秀の仲間たちが叫んでいるのです。
行方不明の友秀は地獄に流された!おまえも、おまえも、地獄へ流すつもりなんだろう?
ラブリーヒルズ再び?でも話数が足りないか。
街には、地獄流しの依頼者たちが溢れています。北山明、湯川猛、諸星綺羅、愛犬を連れたみおい、コックリさんの稲生楓…。
ゆずきの前に、あいが現れました。
「まだ、逃げるつもり?」
「普通に生きたいの!地獄少女になんか、絶対ならないんだから!」
お嬢の冷徹な一言。
「でも、あなたは私を憎んでいる。あなたは、私を地獄へ流したいんでしょ?」
愕然と立ちすくむゆずき。
市営住宅まで駆け戻る。すれ違ったおばさんのリアクションがとても微妙。
「ん?あの子…」
ゆずきの部屋は、いつの間にか荒廃していました。まるで、何年も何年も経っているかのように。
ゆずきがあいを流すという選択肢が出てきました!
お嬢を消滅させ、その存在を乗り越えるのが、地獄少女継承に不可欠な儀式ということなのか?
そのために、あいは実体を得たのでしょうか?
次回「蜉蝣」
#24は「ゆずき」、#25最終話は「魂の軌跡」が予定されているようですね。
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