地獄少女三鼎第15話感想
地獄少女三鼎#15「兎と亀」
篠原うさぎ(釘宮理恵)
マジですかあああああああ!!!???
ゼロのうさぎちゃんだったんですね!?
最初気がつきませんでしたよ、釘宮さまだったなんて!
気がついてからは、いつ釘宮ツンデレが爆発するか、気が気じゃありませんでした。
「ちょっとDJができるからって調子にのるなこのバカ犬~~~!!」
「うるさいうるさいうるさーーーい!!」
…そんなお話ならHappyだったんですけどねえ。むしろ。('A`|||)
名前こそうさぎですが、皆からは『亀なコ』とバカにされている。
自販機で飲み物を買うのもストロー取り出すのもピザをカットするのも、のろくてうざいという理由から、何一つさせてもらえない。(どうでもいいけど、自販機の行列があり得ない長さですよ♪)
調理師学校への進学希望をひそかに抱いているのに、両親にもちゃんと聞いてもらえません。
一方、お兄ちゃんの美知人は、対照的に何でもできる利発な子。
在学時代は人気者、今はDJとして雑誌にも載るほどの、輝ける自慢のお兄ちゃんです。
しかし、お兄ちゃんはとろい妹が気に入らないらしく、冷たく当たる。
悲しい思いをするうさぎちゃん。(´Д⊂)
そんな彼女にも、遠藤くんという彼氏ができました。
口の悪いクラスメート(あやめ、こずえ、つばき)からは、あの暗いヤツなんて陰口叩かれています。いや遠藤くんって人間失敗が愛読書だしww。
それでも、いちばん大事なのは波長が合うことです。
「いいなあ、篠原さん。一緒にいると、気持ちがのんびりする」
そう言ってくれる遠藤くんが、大好きでした。
あれ?美知人お兄ちゃんが、二人を嫉妬の眼でみつめていますよ?
まさか二籠「あにいもうと」のパターンか!?
さすがに妹萌えじゃありませんでした。
でも、策を弄して、遠藤くんを遠ざけてしまいます。
実は藁人形を隠し持っていたうさぎちゃん、遠藤くんと自分の仲を引き裂いたのはお兄ちゃんの仕業と知り、ついに糸を引こうとします。
ところが!
何とお兄ちゃんも藁人形を持っていた!しかも、ターゲットはうさぎちゃん!
努力もしないで両親の愛というか心配を一身に受けていたうさぎちゃんが、小さい頃から羨ましくてしょうがなかったと言うのです。
兄妹で妬み合うことの不毛さにようやく気づき、人形を川に捨てて和解する二人。
めでたしめでたし、のはずだった。はずだったのに…。
流された!!Σ(||`□´|||;;)
しかも、地獄コントは、カメ兄VS地獄ガンマンです。
輪入道がまるでユル・ブリンナーですよ。カメ兄が飛ぶとこなんてガメラだし。
この違和感がたまらないんですよね。これこそ地獄クオリティ。
結末、めっちゃ微妙でした。
兄妹が和解したので、万が一流すとしても、1期「零れたカケラ達」みたいに同情流し&後追い心中パターンかと思ったら。
「わたしにだって、できる。わたしにだって…。えへへ、えへへへ……」Σ(゚Д゚;
精神崩壊?
でも、どうして…。
(それにしても、釘宮ロリ笑いがこんな形で使われるとは思いませんでした)
「大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる♪」
そこまでお兄ちゃんの事を思っていた彼女だったのに。
「おまえにだって出来ることがあるって」
思いやりで言ったはずの、あの言葉が引き金なのか?
うさぎちゃんの心の闇は、そこまで深かったということなんでしょうか…。
もしかすると、1期と違い、3期の問題点は流される方にあるんじゃなくて流す方にあるのかも。
そのための不条理演出なのかも。
そんな気がしてきました…。
篠原美知人(疋田高志)なんで釘宮夫の日野ちゃまを持ってこなかったか(笑)
次回「誘惑の罠」
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