N・H・Kにようこそ!第8話感想
N・H・Kにようこそ!#8「中華街にようこそ!」
モテでいい思いをしているのは平賀才人だけではありません。佐藤くんもです。
深い洞察力と包容力を持った静枝お母さん。
そのうえ、間に合わせの恋人のはずだった岬ちゃんが、積極的に急接近。
ヘルプな恋人が男の汚い部屋を一緒に片づけるなんてあり得ません。ふつうのちゃんとした恋人だって、ここまではやれませんよ。
岬ちゃん、尽くしすぎです。
思い出したのが、おたく友人の引越しを手伝ったときのこと。
『恋人』の娘さんも手伝いに来ていたのです。まだティーンのお嬢さんです。どう見ても、ヤツに騙されたとしか思えない稚さです。それはともかく。
おおかたの予想通り、荷物というかガラクタは天文学的な量でした。引越しは、困難を極めました。
足の踏み場もない部屋からピストン輸送で運び出し続けたのですが、朝から始めて夕方になっても、一向に減る気配がありません。私を含め、手伝いに来た友人たちが、イライラのあまり殺気立ってきました。
そんな修羅場のさなかです。
ふと気がつくと、娘さんが、しょーもないフィギュアだのアニメグッズだの雑誌だのを、黙々と整理しているんですよ。
何が悲しくて、うら若い彼女が、野郎が集めたどうでもグッズの整理なんかしなければならないのか。
不憫さのあまり、涙がこぼれそうになりました。彼女に幸あれ。(笑)
佐藤くんのお母さん、静枝さんがいよいよ登場。
回想シーンは、リアルでした。こういうデキたお母さんの元では、子供は立派に成長するかスポイルされるかどっちかです。
佐藤くんは、スポイルされたクチですね。(笑)
彼のあがきは自業自得なのですが、それでも、理解のあるお母さんのお蔭で、結局何とかなってしまいます。
この物語の教訓は、周囲の人に理解さえあれば、引きこもりでも幸せになれる、ということでしょうか。ずいぶん都合のいい話ですな。
そして岬ちゃん。
「お母さんの言うとおりにしてみようか」
「そうすれば、いい方に転がるはずだよ」
「ここでは、これがふつうなんだよ」
どっちが誘導したのか、デートスポットの真っ只中へ。
雰囲気に流されてか、唇を近づける。
山崎のお邪魔コールで、事なきを得ました。よかったね岬ちゃん、一生を棒に振らないで。
(´∀`*)
ところで。
静枝さんの中の人は荘真由美さん。
『めぞん一刻』の郁子ちゃんじゃないですか。(ハロの中の人というウワサも…)
すっかりお母さんの役が似合うようになりました。ムリもありません、あれからずいぶん時間が経っていますから。
こんなタイミングで、時の流れを感じるんですよね…。
「これだから昔の人は」と笑ったそこの貴方。
いつか、同じ感慨に耽るときが来ますよ。
貴方が、10年後もその後もアニメを見続けていれば、の話ですけどね。私みたいに。
ε- (´ー`*)
次回「夏の日にようこそ!」
ギャルゲーでは定番の花火大会ですね。ヒロインの好感度大幅アップが望めるイベントです。
作画も復活の予感。
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