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2006年7月 5日 (水)

涼宮ハルヒの憂鬱第14話(最終話)感想

涼宮ハルヒの憂鬱#14「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅵ」

ついに最終話!
壮大なハルヒサーガが、ここに感動の完結を迎えました。

この世界に失望したネ申ハルヒ、ついにキョンと二人きりの閉鎖空間を創造してしまいました。
世界消滅の時が、すぐそこまで迫っています。
SOS団に強制加入させられ、暴帝ハルヒのセクハラにも耐えて監視者の役割をまっとうした有希やみくる。
ハルヒをひたすら退屈させまいと頑張った古泉の必死の努力は、ついに水泡に帰してしまうのでしょうか。
全てはハルヒの意思ひとつにかかっています。
ああっ女神さま!てゆーかハルヒさま!
(´∀`*)
前回の予想のうち、『世界消滅の危機』が当たっていましたね。

…でも、よく考えると、SOS団の活動でそこそこ満足していたハルヒを閉鎖空間創造にまで至らせたのは、有希やみくるの存在だったのでは?
彼女たちが、自らの役割を超えてキョンに過度な興味を抱き、キョンがそれに反応した結果、ツンデレハルヒの膨大な嫉妬エナジーを極大にまで増幅してしまった。
要するに、正妻ハルヒの怒りをかってしまったということです。
ハルヒが最後に望んだのが、キョンと自分だけの世界だったという事実が、この憶測を裏書きしております。
つまり、3つめの予測(有希とみくるとの3Pにハルヒの怒りが)も、ある意味正解だった?(笑)

古泉の超能力をもってしても、かろうじて残像のみが侵入できるほど強力な閉鎖空間においては、創造主ハルヒすらも、見えない障壁に遮られて脱出不可能。
まあ、自ら望んで創り出したATフィールドなので、当然といえば当然なのですが。
元の世界に帰りたい、というキョン発言にいたく不興げなのも、無意識の願望の現われなのです。
複数の神人が暴れ始めました。エントロピーの増大、すなわち世界の消滅。
この世界を救う手段は、もはやないのか?

ハルヒの憂鬱を昇華する唯一の方法。それは!
キョンがハルヒを心から満足させてやること。
すなわち二人の性交キスだったのです!
めくるめく光の中、世界の存亡をかけた決死のキス。
そして……。

世界は救われました。
日常が戻ってきたのです。
いつもの教室で、いつものキョンとツンデレハルヒ。
何も変わっていないように見えますが。
よく見ると、ハルヒはポニーテールです。これも、キョンが望んだからこその、ハルヒの気持ちの表れ。
世界を変革するのは、微妙な乙女心の揺らぎだったのです。それが、涼宮ハルヒシリーズ全編の結論。

数々の祭を生み、トリは平野綾さんのHey!Hey!Hey!出演。
今期最大の盛り上がりを見せた涼宮ハルヒも、ついに終了です。
本当にお疲れさまでした♪


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