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2006年4月 9日 (日)

地獄少女感想#25

地獄少女感想#25「地獄少女」

昨日視聴したばかりの、最終話直前エピソード。
地獄少女誕生編ということで、村のいじめられっ子だったあいちゃんが、いかにして地獄少女にバージョンアップしたかが語られます。

貧しい山の村では、山神様に生贄を捧げる風習があった。
仙太郎とあいはいとこ同士。
不思議な力を持っているらしい彼女は、村の子供たちからもののけ扱い。
あいを憎からず思っている仙太郎は、いつも庇ってやっていた。
大雪の夜、ついにあいが生贄に選ばれてしまう。
不憫に思う両親は、いとこの仙太郎にあいの身柄を一任。
「分った。俺があいを守ってやる」
頬をそめるおかっぱあいちゃんテラモエス。
村はずれの地蔵堂にあいをかくまって時が過ぎる。
二人はお年頃。淵で水浴びをし、気持ちよさそうなあい。
仙太郎、誘いかけてなぜか止めてしまう。
次の瞬間、村人たちと仙太郎の父が。
あいと両親は無残にも撲殺されて、穴の中へ。
しかし、あいだけはまだ生きていた。
喜びもつかの間、埋めてしまえと強要され、周囲を見回す仙太郎。
餓えに苦しむ村人たち。乳が出ないために明日をも知れない命の赤ん坊。
追いつめられて、何か叫びながら最初の土を投げ入れる。
「守ってくれるって……信じてたのに」
眼から血の涙を流すあい。
「怨んでやる、おまえたちみんな怨んでやる!」
その夜、旅支度をしてそっと村を抜け出す仙太郎。
ふと顧みると、村の方角にあかりが。
村は大火事になっていた。火をつけて回っているのは、もはや地獄少女となった白装束のあいだった。
ここで幻視はおしまい。
全てを目撃したつぐみ、ぽろぽろ涙を流している。
「分らないよ…仙太郎さん」
「俺には分る」と呟くはじめちゃん。

しかししかし、でっかい疑問やら何やらがいっぱいです。以下列記。

あいちゃんのリアル両親登場。すなわち閻魔さんち?百姓にしては珍しい姓です。
お母さんの中の人は天野由梨、レイン・ミカムラとか雪村蛍子とか懐かしいっす。

あいちゃん6年間ひっきー生活。けっこう凄いかも。元祖ひきこもり。

仙太郎、どうせ逃げるつもりだったのなら、さっさとあいちゃんを連れて村を出ていればよかった?

仙太郎の笑いの意味。はじめちゃんが「俺には分る」と言った事と関連があるはず。

埋められた夜、キャリー並みに地中から甦る手が。
炎の少女あいちゃん。村に放火して回ります。
本来もののけ姫だったとしたら、最初からファイアスターター能力で逃れればよかった?

今回の内容から容易に推察できること。輪廻転生、生まれ変わり。
あい=つぐみ
仙太郎=はじめちゃん
つまり、つぐみははじめちゃんを怨む運命にあった。
地獄流しにしなければならない?
そのために、あざとい程繰り返された伏線なのか。
「あたし、地獄少女は悪くないと思う。怨みを晴らして当然だもの」

それにしても、姿を見せないおばあちゃんって?

最終話「かりぬい」。
「決めるのはあなたよ、つぐみ」


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