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2006年4月10日 (月)

舞乙HiME25話・26話感想

舞-乙HiME#25感想「蒼天の乙女」
舞-乙HiME#26感想「Dream☆Wing~夢の在処」

今シリーズは、スタッフによる遊びが目立ちました。
エルスの死はあったものの、それもアリカやニナのモチベーションを高めるための伏線という感じ。
最後まで軽い雰囲気は変わりませんでしたね。
楽屋落ちや洒落が大好きな私などはかなり楽しめましたが、良くも悪くも、前シリーズとの比較において評価が分かれるところかもしれません。

スズシロで勇ましく発進したハルカ・アーミテージ准将ですが、本人の張り切りっぷりを他所に、アインさんには「私たちの役目は陽動、准将のペースに巻き込まれないように」と陰で言われてしまいます。
人望ありませんな准将。('A`|||)
実戦では、パールのチエと互角の模様。先輩マイスターとしてはちょっと……。
まあ、ナオ同様、パールといってもチエの実力が抜きん出ていたということでしょうか。きっとそうさ。
不完全燃焼で終わりそうなところを、シズルとの背中合わせの共闘シーンが救ってくれました。
本領発揮の准将、ハンマーを振り回してスレイブをなぎ倒す。でもやっぱり、シズルの方が効率よく倒しているような気が。いやいやいや気のせい気のせい(笑)。

アリカを助けようとしてトモエにローブを砕かれたチエの危機を救ったのは、不気味な白装束に身を包んだシホ。
乙式の制約やスレイブさえも無力化するトラウマキマキ、最強です。
でもねえ。
ナオ「ローブがあっても変わらないじゃん」
シホ「お黙り、ジュリエット!」
そのとおり。シホの能力はオトメローブとも乙式とも全く無関係。
ガルデローベに入学した意味が皆無ですな。(´∀`*)

トモエ吼えまくりです。立役者です。悔しいけど、ハルカちゃんより目立ってます。
「シズルお姉様、やっぱり、嘘だったんですね」
「ひどい人…。でも、やっぱり似てますね、私たち。私もあなたを手に入れるためなら…何でも出来ますものおおお!!」
「やっぱり裏切ってらしたんですね、チエお姉さま」
「どうしてかしら、私が少しでも素敵だと思った人、みんな私を裏切るのね」
「この学園に来るまでは、ぜ~んぶ私の思い通りだったのに」
「まあてええ!!アリンコの分際で、調子ぶっこいてんじゃないわよおおお!!」
「だあれに向かって、物言ってんのよおお!!」
「覚えてろお、アリカユメミヤあああ!!」
いやもうテラワロスΣ('∀`;)
どさくさに紛れてサコミズに白布をかけられますが、飛び起きて猛抗議しようとして腰痛が起こってアイタタタです。
ローブなしでこの頑丈さは、ある意味最強オトメですな。

気になった未解決部分などを列記です。

ニナ=ヴィントの正統の王女。
アリカ=レナの娘
するとマシロは?
出自も分らないマシロが、正統であるニナを差し置いて女王継続?国民は納得しても、側近が黙っていないのでは。

アリカがあれほど引き合いに出し、頼りにしていたばっちゃの正体が不明。
もしかして、ミス・マリア同様、乙式からの解放とともに、さりげなく若返って紛れ込んでいる可能性も。
五柱の誰かが怪しい?マーヤ・ブライスとか?あれはカルデアか。

アカネちゃん、強力インパクトのネコミミローブを見にまとい、新国王カズくんのマイスターオトメ。
ラブホで行為寸前、マーヤにカズくんを掻っ攫われてしまい、やむなくオトメとして就職です。
「絶対えっちさせない」「諦めないわよ!」
まあオトメにも寿退職があるみたいなので、夢は大きく持ちましょうね。

マシロ、民衆がどうとか言いつつ、結局自分の夢であるひまわりをお城のオブジェとして採用。
それでいて「みすぼらしい」発言はいかがなものかと。
まあ、どうせスミスによってヘンな外観にされてしまい、さらに破壊されてしまったので、修復のついでと言えば通るかもしれません。

セルゲイ、記憶喪失のうえに若返って楯化してるし。
ニナは恋を取った模様。この辺の演出はしっとりしててよかった。
二人はこれから出発するんですね。

ナギ、前シリーズの黒曜の君と違って、最後まで傍観者っぽいおちゃらけた雰囲気のままでした。
オトメによる代理戦争システムの廃止と、機械文明の封印を開放するというビジョンは、まんざら間違っているとばかりもいえません。マシロだって、論破はし切れていないのです。
まあ、「そなたのお節介によるものではない!」というところで収めておきますか。

さて、いろいろ書きましたが、この1年は愉しい祭の時間でした。
スタッフの皆さん、そして舞-乙HiMEファンの皆さん、ありがとうございました!


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