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2005年12月17日 (土)

地獄少女感想#10(ネタバレ)

地獄少女感想#10「トモダチ」

いやこれは……。('A`|||)
クラスメートも含めて、全員地獄流しにしてもいいかも。最低です。

主人公、渋谷みなみ。異様にちびです。編入生だけど、飛び級でもしたのだろうか。あずまんがのちよちゃんみたいですな。
赤坂詩織。帰国子女でクイーンズ・イングリッシュの使い手。すらりとした美人です。
地獄通信のきっかけは、ストーカー候補生みなみちゃんが、心変わりしたトモダチの詩織に天誅を加えようとしたこと。
みなみちゃん曰く「このままでも地獄だから」
うーん…。そういうものなんですかねえ。勝手に地獄にしてしまってるような。
みなみちゃん、仲がよかった詩織に急に相手にされなくなったため、やたら付きまとって事態を悪化させてます。
#2でストーカー刑事が登場したけど、程度の差はあるにしても本質変わらないでは。30分置きにメールを送りつけるあたり、みなみも互角以上の善戦っぷりです。単にどっちが先にキレるかだけの話みたいですな。
挙動不審を気づかれ、隠していたわら人形を詩織に見つかり、奪われてしまいます。
「そっちがその気なら…」と、詩織は神社境内の樹に人形を釘で打ちつけ、丑の刻参りで応酬。
一目連と骨女、「五寸釘じゃなくてただの釘だよ」と、近頃の若い者の礼儀知らずを嘆いております。
しかし、人を呪わば穴二つ。詩織ちゃんもクラスメートから村八分にされてしまいます。
みなみを神社下の階段に呼び出して謝る詩織。
「あたし、騙されてた――。あんただけがホントのトモダチよ。今までのあたしを赦して。またトモダチになって」と涙ながらに訴えます。
自分勝手さがプンプン臭いますが、許してあげるみなみ。
ところが、自分を裏切ったクラスメートたちを許せない詩織が、わら人形に目をつけてしまいます。
「あいつらを呪っちゃおうよ。それ、使って」
「だ、だめよ。これを使ったら、使った本人も地獄に……」
「それが何よ。あたしたち、トモダチでしょ?」
詩織の表情が豹変してます。地獄的にコワい目つきで迫ってきます。そして、もみ合ったはずみで赤い紐が――。

地獄少女の追っかけをしているスピードグラファー柴田ハジメちゃんが、時遅く駆けつけます。茫然と立ちすくんでいるみなみだけが、そこにいました。
「一緒にいた子は?」
「たぶん、地獄。でもいいの。いずれあたしも行くから」
そして、ふっと遠い目を。
「あっちでも、トモダチでいてね、詩織…」('A`|||)('A`|||)

どうして、こんな鬱展開にしたかなあ。
古い話ですが、日渡早紀「ぼくの地球を守って」で、作品のテーマである輪廻の世界を信じて現実に戻ってこられなくなった少女読者たちが問題になり、作者があえて「あれはフィクション」宣言をしたというエピソ-ドがありました。

こうなってはいけませんよという警告なのかもしれません。合掌。


siori minami kowai

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