ノワールな土曜日@コーヒー片手作者♪
テレビを前に、ふーむとかうーむとか唸りっぱなしのミレイユ。
霧香が傍に寄ると、ミレイユは、珍しくアニメを熱心に見ていた。
タイトルは、「鋼の錬金術師」。フランス語版再放送である。
「へー錬金術師でも国家公務員になれるのかー。んなら、国家暗殺者ってのがあってもいいわよね。うん、身分保障もよさそうだし、年金の率も悪くなさそうだし。どう思う?霧香」
霧香、黙って懐中時計を取り出し、みつめる。ガクゼンとするミレイユ。
「そ、それはっっっ??まさか……」
霧香、黙ってうなずく。
「霧香、あんた、国家暗殺者だったの?い、いつの間にそんな――」
「ソルダと、アルテナの強い推薦があったから……」
「コネね、コネなのね?!あ、あたしの師匠が一匹狼のフェデー叔父さんだったから?ちくしょー、ソルダにだって、あたしの腕を買ってくれてる人(オジサンだけど)はいるのよ。そうだ、今からでも就活(就職活動)に行こう!行くわよ、霧香!」
(つづく……のか?)
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